2015年04月11日

統一地方選挙・投票率・・いまさらですが、おかしい!

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昨年4月7日・樹木に氷が付いてキラキラ天気。

今さら、言っても始まらないからなのか、それとも、そう言うものだとしているのか、なぜ、誰も変えようとしないのだろう?
統一地方選挙の時期、季節、すなわちシーズン!
おかしくないだろうか?
4年に一度とは言っても、やっぱりおかしい!

統一地方選挙って・・(ここに経過が詳しくありますが・・投票率などについては触れていないし、統一率の器具もあるけど、そもそも何のために選挙って?と思うのですが・・)

一年で、一番、人の移動が多い季節。
選挙権があっても、転入、転出の多い、一番多い時期に、どうして選挙?しかも「統一地方選挙」を持ってくるのだろう?
若い人に、町の人に選挙に関心を持ってもらう、自分たち自身がまちづくりに参加する権利をまずは、使う選挙。にもかかわらず、物理的に投票できないような(厳密には申請をして、大変手間のかかる手続きをしなくてはならい)状況を作っているこの国の制度。
おかしいなぁと、思う。

知り合いが、転勤するに当たり、投票の権利を転勤先でも行使するために手続きを行うと言う事。
もうすでに、新しい転勤先に赴いているいるけれど、愛着のある北海道に、斜里町にと言う思いで実行するために準備をしています。もう、28年ほど前に、私たちは斜里町の投票を日光市役所(今は合併で支所になっている場所)で投票をしたことがあります。
私たちは、長期の旅行で不在者投票のできる前から移動を始めたためでした。

この季節、一体どれくらいの人が移動するのでしょう?
そんなこと、その数の多さが分かっているにもかかわらず・・どうしてこんな時期に?
どうしようもない、狡い、姑息な権力を持ちたい、あるいは力をかざしたい人達が、もっともらしい理由をつけて決めたんじゃないか?と言う大方の人達の解説に、あまり間違いはないように思います。
18歳?選挙権?18歳って進学?就職。
一方で若者の選挙離れ、無関心。白々しい「投票へ行きましょう!ポスター」

全国の引っ越し屋さんが大忙しの時期、新聞にも官庁、教職員の移動などが全面使って掲載されています。
とっても、おかしな「統一地方選挙」の時期。
8年前はそんなこと、考える余裕もなかった。
4年前は??あれ?と思う前に、引っ越す人が「手続きってメンどー!」と、いいながらがんばっていた。
で、今回はけっこう「おかしくない?」と言う人が増えている。

そんなに、難しくない問題だと思うのですが・・なんとか変えていくことってできないでしょうか?

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一昨年4月7日・すごい大風が吹いて被害がたくさん!
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2015年04月08日

女性議員が増える!斜里

暖かな日が続いていたので、油断していたら、突然気温が下がりました。
三寒四温・・
それでも、陽射しは十分に強くなっています。

14名の議会定員。
2名が抜けて、元議員が出るとのこと、残り1議席は?といろいろと話が出ていましたが、なんと!女性の方が出ることになったそうです。
しかも!40代!(と、聞きましたが・・本当かな?でも、確実に私よりは若い!!)
これで、(もちろんこれから、選挙が終わらなければ分からないし、)
まだまだ、(流動的な動きはあるし・・・とは言え、)
仮ではありますが・・・

30代1名 ●
40代1名 ●
50代1名 ●
60代9名 ● ● ● ● ● ● ● ● ●
70代1名 ●
80代1名 ●
合計 14名(現在の年齢表示)

となる訳です。ちょっと控えめに視覚表現もしてみました(笑)

これまでの2期は無投票当選と言うことがなかったので、選挙になって欲しいと思います。
どうなるでしょう。
私の後援会では、みんなが選挙になって当然と思いながら動きなさいと言うことで、準備を進めています。
ポスターも出来上がってきたし、
あとは・・ハガキの印刷準備ですが、これも、みんなのプリンターで手分けして印刷予定なので、Wordでデーターを作っておくことに。
ずいぶんいろいろな方々と話をさせてもらえる機会が増えています。
斜里のみなさんは、一生懸命に考えています。この町がもっと良い町になるようにと。

そんな思いに、私も私にできることをがんばろうと言う気持ちで、やっていけたらと、思います。

いろいろな、世代、女性、立場の人達が議会にも増えて欲しいと思います。
バランスという価値観の広がりが今後も生まれることを願っています。

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まだ、早い気もするのに・プリムラの仲間

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君は綿毛でフカフカだから大丈夫か?ラムズイヤー







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2015年04月04日

非通知の電話が来た・・

「斜里町議会の質は低い! そうは思わないか?」

土曜日の午後、陽射しが眩しい家の中で電話が鳴りました。液晶画面を見ると「あ・・・」
「非通知」です。受話器を取ることをためらいます。が〜知り合いに二人、よく電話をくれる人が「非通知設定」になっているので、もしかしたら?と受話器を取りました。

そして、第一声が一行目の言葉。
その後も、議員に何故、定年制がない?多選についてどう思っている?議事録を読んでみたが、認知症の検査は受けているのか?などなど、ずいぶんな言葉が続きました。

知り合いなんかじゃなかった・・・(今度、知り合いには非通知設定はやめてね!と、言うわ)

話は議員がこの4年間、「何をやって来たのか分からないじゃないか!・・おかしくないか?」と言う。
結構長い時間、一方的な話に相づちを入れながら聞いてきたけれど・・そろそろ、私も聞きたいことが多くなってきたので質問してみる。
「町の皆さんが選んだ議員です。あなたがおっしゃることを、ご自分が応援された議員さんに聞いてみてはいかがでしょう?なぜに、私にそのようなことをおっしゃるのでしょう?」と。
すると「騙された。もっと、しっかり動くと思っていた」と。「貴女は、こうした現状をどう思っているか聞きたかった」と。

議会は議員で構成されています。でも、個々の考えやスタンスを持つ人で構成されていますから、本当に議員個人の活動はそれぞれなのです。中には党員として動いていらっしゃる方、地域の代表的に選出、推薦された方、あるいは団体組織から推薦された方など、いろいろです。
「やはり、ご自分が応援された議員へ直接お話しされた方が良いと思います。」

その後も、しばらく、様々なことを話されて、電話は終わりました。

8年前に、立候補を決めたとき、我が家の電話は「ナンバーディスプレイ」になっておらず、今、思い出しても手が冷たくなる感じの、怖い電話が数件ありました。
「斜里の人間でもないのに立候補などふざけるな」
「親戚がいなくて勝てると思うな」的な電話が多く、しばらくは電話の音にビクビクしました。
4年前はそんなことはなく、電話、ハガキ、メールでいろいろな課題や、町に対する政策などの内容が多かった記憶があります。今回も「議会レポート34号」への感想や、同封した「討議資料」に関する感想が届きます。

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今回の「非通知」の電話は、私にとってはため息の出るような電話でしたが、でも、この電話の方は、きっと町のことを一生懸命に考えているんだ、なんとかしようと思っているんだ、と言う思いが私の中には残りました。

「後援会討議資料」の中にも書かせていただきましたが、議員活動は一人ではできるものではないと思います。
一緒に、町のことを考える仲間の意見や、アドバイス、時には批判、議論があって続けられるものだと思います。

非通知の電話の方は、時々、私の議会レポートを読んだことがあるのだそうで、そこのところだけは褒めていただけました。みんな、この町がもっと今以上に良くなることを願っています。同時に、そんなにこの町の暮らしに不満があるのだろうか?とも思います。きっと、もっと良くなると良いなぁ〜と言う気持ちと、だからこの町は嫌なんだ、不満なんだと言う気持ちはイコールではないと思います。

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合う人、会う人に「選挙になるの?議会は?」と聞かれます。
選挙になってもならなくても、やることはしっかりあります。
それを、しっかり準備して選挙運動期間、がんばるしかありません。
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2014年03月06日

近況と3月議会あれこれ

何から書こうかな?と考えなくてはならないくらい・・
一月の中で様々なことがありました。

2月7日には予定していた毎年実施の「ガードレールの雪かき」を実施出来て、参加して下さったみなさんに深く感謝。後日、北海道新聞にも記事を掲載していただき感謝。
で、この2月7日に、我が家の犬、アトムが16歳と8ヶ月の生涯を閉じました。
立ち上がることが難しくなったので、外から玄関へ移動しました。きっと、長引く介護になるかもしれないと覚悟を決めて準備をしていたのですが、玄関に連れてきて4日目の朝に逝ってしまいました。寂しくて哀しいですが、年齢から考えると外で飼っていたのですから、仕方ないかなと。

それから、2月10日の特別委員会2件の会議を終えて・・急遽、11日に神戸へ飛びました。
妊娠した娘の体調が悪く、安静を宣言され、入院に。2歳5ヶ月の孫の面倒を、緊急一時保育の入所までの間、面倒を見ることに。
初めて母が入院して、初めて母のいない夜を、駆けつけたババ(こう呼ばれる私です)が受け持つのです。
かあちゃんとの約束と言い効かせの結果、小さな人は泣きもせず、予定などしていなかった7日間を過ごしました。

しかし、緊急一時保育の対応が、あまり緊急を想定した受け入れとは言い難く、しかも重なる各方面の諸事情により、結果、小さな人は単身で私と共に、あの、18日のすごい低気圧で通行止めが続いていたオホーツクのウトロに来ることになってしまったのです。
こんな、無謀なことが出来たのも、地域のみなさんの協力のおかげです。
委員会や会議が続くこの季節。小さい人を見ている時間もなく、周りの人たちに助けられています。
娘も「斜里でなかったら、ウトロでなかったらお願いできない・・」
地域での人のつながりのありがたさに感謝しています。

で、議会が始まっています。
そうそう、よそのお宅にいつ終わるのかも決まっていない議会の間、お世話になるわけにもいかず、実家の母、つまり小さい人にとっては「ひいばーちゃん」にSOSをして、白内障の手術を2月に両目を終わらせた「ひいばーちゃん」に来てもらいながら17日までの議会を乗り切ることになりました。
こんなことをお願いできるのも、健康な81歳になった母のおかげ。
4世代にわたる連携の生活中です。

しかし、おかげさまで小さな人との生活は、普段気がつかないこと、あるいは現在の子育て中の人、私たちが子育てをしていた時代とずいぶん変わっている社会のことなど様々なことを気づかせてくれるきっかけにもなっています。

3月5日に、町長の町政執行方針、教育長の教育行政執行方針が述べられました。
3月7日の一般質問通告締め切りを前に、今議会の私の一般質問の通告をしました。

ウトロに遊具を備えた児童公園設置を求めること
除雪をもっと徹底的にやって快適な生活環境を確保しては?
短期臨時職員の雇用条件改善をするべき
学校図書事業に司書の配置

の4項目です。他にも新年度予算にかかわる内容でいくつか確認したいことがあります。
私たちの日常の生活、ここで暮らすために、多くは望まなくても何が必要なのか、町長が言う幸福という価値観のとらえ方を自分なりに考えて3月議会に臨みます。
今日は吹雪模様の知床です。

昼寝から小さい人が目覚めました・・・続きはまた。

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2012年11月20日

豊漁のイカをさばいて思う

とうとう初雪がきましたね。ウトロでも11月19日の朝は真っ白になっていました。
例年よりも遅い初雪です。
10月後半から雨が多く、カラリとした秋晴れはほとんどなかった今年の秋でした。気温が高かったから、あの雨が雪だったらそれはそれで大変なことだった思いました。この雨に農家の方々は苦労されたと思います。

鮭漁は早々に網があげられました。まだ、残っているところもありますがウトロの港では先日から網を山のように積んだ船が帰港しています。
そんな中、今年は豊漁のイカをたくさんいただきました。鮭の網にイカがたくさん入ったよ〜と。
我が家でも、イカフライ、酢イカ、イカ焼き、煮物など美味しくいただきました。
で、そのイカを捌きながら・・・生ゴミのことを考えました。「生ゴミは水切りをしっかりとしてください」と、町からの広報で強く言われていますが・・こんなにたくさんのイカがみなさんのお宅で捌かれて・・出されると、けっこうな水分の生ゴミになってしまうだろう。この季節、家庭の台所事情により、あるいは海産物の種類により生ゴミの水分調整は大きく状況が変わるでしょう。
「大丈夫かな、斜里町の生ゴミ」と。

斜里町の生ゴミは水分量が予想以上に多いと、新しい屋内高速堆肥化施設で問題となり、その水分調整に苦労されていると6月議会で報告を受けました。10月に施設の視察に行ったときにはある程度、その問題は解決されたと報告を受けました。でも、この施設の設計に関わった業者はこの施設の専門家です。これまで、斜里町のゴミ質についての調査は充分に行われてきたはずなのに・・なんで?と言う思いが私にはあります。
この辺は、しっかりと検証して、今後の対応、対策がスムーズに行くように期待したいです。
「今年はイカが豊漁だったから・・水分が多くて発酵しないんだよね〜」なんて言われないように。

ちなみに、我が家ではイカゴロは少しだけ煮物に使い、他は捨てることに。新聞紙で水切りをしましたが、やはりタプタプになりました。
少し、気がかりな状態で生ゴミの日に出しました。
posted by あとむ at 11:38| Comment(6) | TrackBack(0) | ・・思うのですが・・

2011年10月10日

TPPって誰のための協定?

前回の議会レポートをアップしたお知らせのあと、コメントやメール、電話をたくさんいただきました。たくさんという曖昧な言葉ではなんですから、内訳を・・コメントは2件・メールは5件・電話が3件・ハガキが2通・FAXが2通。
どれも、議会レポートとこの9月の議会に関する感想や、内容についての確認、ご意見でした。
いつでも、お気軽にと私は訴えています。

町のことを考える上で、町の人たちの意見や考えはとても大切です。中には「桜井さんには投票しかなったけれど・・」という前置きの方もいらっしゃり、それはそれでとても貴重なご意見を伺うこともできます。私の後援会の会長はいつも言います。「問題のないことが一番の問題だ」と。私自身もそうでしたが、問題は感じていてもそれを口にしたり、調べたり、をしてはこなかったのです。どんなことでもいいから、「どうして?」という事から始まる問題的は必要です。

豊かな経験を持った方や、長い経験を積んだ方にとっては「そういうものだ」と言う答えももたれるのでしょうが、そこで納まっては何も新しいものは生まれないと思うのです。

前置きが長くなりました。

いくつかいただいた、ご意見や指摘、疑問の中で、TPPに関する問題提起がありました。
これまで、斜里町議会や町でもこのTPPに関しては、反対の態度をとってきています。おそらく、この問題が検討されてからは多くの自治体や団体から反対の声が上がっていると思いますが、11月にはこの協定に関する日本の対応を求められる場が開催されます。

TPPについて詳細な問題をここで取り上げるのは省きますが、今回、いただいたご意見からもう一度、私なりに調べてみて、この協定については大きな問題が農業に関してだけではなく、私たち日本の生活にかかわる問題が多く、さらにはその運用については大きな疑念を持たざるを得ないことが、わかりました。
私たちは、日常、目にする政治に関しての情報を新聞とテレビから入手しています。しかし、以前からもそうでしたが、その情報の発信というものに片寄った見方、あるいは操作のようなものを感じていました。しかし、多くの人たちがその情報を「真実だ」と思ってきていました。それも仕方ないのかな、と思ってもきました。

でも、このTPPの問題についても、様々な場面でこれからの日本にとって大きな変化、それもマイナスになるような変化が生じるかも知れないということを、なぜ、報道されないのだろう?と、強く思いました。
今回、たくさんの方にこのTPPの問題を伺いました。
みなさん、それぞれの立場でTPPについて語っていただきました。その中で、紹介されたホームページがあります。
このホームページは基本的にはTPPについては反対の姿勢のページですが、同時にメリットとなる解説についても探してみましたが、なかなか見つかりませんでした。まずは、みなさんもこのホームページをご覧になっていただきたいと思います。

サルでもわかるTPP

一緒に、どうすべきな、なにをなすべきか、考えてみましょう。
ちなみに、大きなニュースにはなりませんでしたが、国会議員180名ほどがTPPに反対という声をあげたと聞きました。
誰が、賛成しているのか、それはなぜなのか。

何か、私たちでできる実際の行動とは何があるのか?考えてみます。

ぜひ、読んでみてください。しつこいですが、もう一度。
posted by あとむ at 16:52| Comment(5) | TrackBack(0) | ・・思うのですが・・

2011年06月21日

反原発で考える生活

19日、ゆめホールで「ミツバチの羽音と地球の回転」が上映され、観てきました。鑑賞とは言わない、でも、とても心に響いた作品でした。作品?いや、ちがう。
作品という言い方もできない、心に語りかけた現実でした。

昼と夜の2回の上映をやってくれた実行委員会に感謝です。何でもそうですが、こうした企画を実行することの大変さ、それに参加できるありがたさをとても強く感じました。
知るだけ、観るだけ、考えるだけでなく、できることから行動して行かなくてはならないと思います。

あらためて、私たちは今こそ、自分たちの生活を考えるときだと思いました。
環境や自然エネルギー、再生可能なエネルギーばかりではなく社会の循環を構築するときだと。そのために何ができるだろうか?
自宅で、家族で、生活で、そして町では?議会では?
これから、この事について真剣に仲間と一緒に考え、動いていく時だと思っています。

できることからです。

とりあえず・・明日から3日間の予定で議会が始まります。
某大学の先生からメールをいただきました。議会人の意識がどの程度かその町の議員さんのホームページやブログを見ると良くわかりますよ。大学講師のような論客から週刊誌の三面記事見出し風まで様々。さて、斜里町はいかがかな?と。
間違えないように・・地に足つけて動きます。

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2011年04月16日

企業の公共性・役割って

今回の震災の様々な情報を、私はテレビやラジオ、新聞から得るよりもツイッターやフェイスブックから得る情報量の方がはるかに多くなりました。デマや未確認な情報の弊害が多く言われがちですが、このソーシャルネットワークをのぞいていると、故意にデマやデタラメを流そうとする人は本当に少ないし、また、自分の流した情報にミスがあった場合には、自ら訂正し、その訂正を他の人が広めてくれることも分かりました。そして、もしも意図的にデタラメ情報を流しても、多くの場合は指摘され、その情報は淘汰されます。
まるっきり、肯定はしませんが、ツールとしては役に立ちます。そして、学べます。

そんなツイッターの中に、気になる人がいます。ソフトバンクの孫正義社長です。先日は、インターネット中継での発言や姿勢が北海道新聞でも取り上げられていました。被災地での対応や取り組みの迅速性、さらには対応を見ていますと、社会的影響の大きな企業というものの有り様を考えさせられました。通信事業はもはや、必要不可欠なものです。

今回の原子力発電所の事故を起こした東京電力も、一企業としての利益事業という範疇に納まるものではないと言うことが良くわかります。北海道電力も同じですね。
電気はどんな場所にも、人が住む場所であるならば布設されます。

ソフトバンクの企業姿勢を見ていると、ソフトバンクのものを使いたいと思うのです。「単純だな〜」と言われるかも知れませんが、そう思うのです。なぜか・・それは、信頼だと思います。この、会社は裏切らないかも知れない。通信の大切さをしかりと捉えていて、使う私たちを裏切らない。そう思えてくるのです。(もしかしたらウラがあるかも知れないと言う人もいますし、そうかもしれない・・とも思いますが)でも、助かっている人もいるのです。

さて、テレビコマーシャルでは「フレッツ光」や「光でテレビ」と言う言葉で今や光の普及は当たり前・・と言われる状況。そんな状況は都会の話で、採算の取れない田舎は「そんな設備投資はできません」という方針。
地域でとっても採算の取れている地域と、田舎の地域の採算性だけを比較され事業展開されては困ると思いませんか?必要なインフラ整備は国も地方に対し手をさしのべる・・そして、企業も採算だけを主張せずに、公共的な立場での事業展開が必要になるはず。
そのバランスが、とても大切なはず。
「民間だから仕方ないさ・・」で済まない役割ってあるのではないかと・・小さな地方自治体の立場の弱さを感じた・・今日でした。

明日は町長候補の討論会と議員候補の討論会(議員は討論会ではないけど・・)が午後1時から。
私はくじで一番を引きました・・。ですから、はじめの紹介と立候補の理由を一番に話します。2分間。
それから、16命中の最後に、取り組まなければならない課題について話をします。3分間・・少しの時間ですが、聞いてくださいね。
私は、他の候補の方の話を聞けるのが楽しみです。
緊張しないように・・がんばろう。
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2011年04月12日

スルメとワインと八朔と

今日の午後7時から、立候補者の立ち会い討論会の説明会に行ってきました。17日開催の公開討論会です。

事前にいただいた、質問に対しての回答を提出しましたが・・答えるのに考えてしまう質問内容で苦労しました。でも、意図はくみ取れました。
町議会議員の役割や立場を、町長と間違える人が多いと聞きますが、まさか、斜里ではそのような人はいないと思います。
いくつかのルールが説明されました。斜里町JCは一生懸命に、斜里町の今回の公開討論会に参加する人達の事まで、細やかに検討され、運営されていると思いました。
当然、メインは町長選挙です。昨日も書きましたが、私たちの町のトップリーダーを選ぶ選挙です。そのための討論会になるはず。
議会議員は議会議員のやるべき仕事をしっかりと遂行するべきで、そこで問われるのは「方向」です。つまり、どっちを向いて仕事をするかということです。

整合性の取れない質問もありますが、あまり大きな問題では(例えば・・議員は報酬ですし、財政問題と議員報酬、さらには議員を名誉職として日当制にしては?と言う質問が出ているなど、斜里町の将来を憂いてしまいました)ありません。

今回も、このようなわずかではありますが、自分たちが町議に立候補した理由などを述べる場を町民に向けて開催してくれました青年会議所、ならびにコーディネーターの先生(リンカーンフォーラムのかた)に感謝します。
メインは町長選。当たり前です。
その辺の意識もしっかりと持ちながら、短い時間でみなさんに対して私の考えている議会議員としての「やるべきこと」をしっかりとお伝えできたら・・と、思います。みなさん聴きに来てください。
17日(日曜日)開催は13時・桜井は16名中、一番目に自己紹介、活動指針などを話させていただき(2分間)、その後、最後(かな?)に「一番に取り組まなければならないこと」についてお話をさせていただきます(3分間)。

説明会のあと、後援会長のお宅で、スルメイカとワインをいただきました。スルメイカは炙っただけですが、唐辛子マヨネーズが美味しくて、少しだけ緊張感から解き放たれた時間を楽しむことができました。
後援会長に感謝。保護者として説明会に同伴してくださった幹事長!感謝。
大好物のスルメイカは食べ過ぎないように・・きれいに皮をむいてくれた八朔の甘さに感謝して・・美味しいワインをいただきました。

さて、あと一週間で告示です。選挙戦、がんばろう!
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2010年12月14日

この国はどうなってんの?

政府は、日本政府は、小学校の35人学級実施を見送った・・らしい。「見送りか、35人学級」
何が、先進国だろう。ノーベル賞の受賞をこれだけ取り上げたり、学力の低下を嘆いたり、少子化対策とか、子どもの環境云々と言いながら、学校ではいまだに40人の教室で授業を受ける子どもたち。

この現状は、あまりにも情けない。

人件費を抑制と言うけれど、抑制すべきは教育ではないはず。

さて、現在斜里ではひしめき合う教室で勉強する子どもたちがいます。国が充てにできないならば、なんとか現場を、現状を見据えてその改善をはかるべきだと思うのです。

明日から12月定例議会が始まります。

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2010年09月05日

土木学会で思ったこと

気温は高いものの、空の色、雲、そして虫の鳴き声、風は秋の気配になってきました。
キリギリスが元気に鳴いています。

世の中は民主党の代表選の話題一色です。

9月2日に北海道大学で開催されていた土木学会全国大会の3日間のプログラムの中の特別講演・全体討論会に参加させていただきました。
全国に30000人以上の会員を持つ学会の中では建築学会と並ぶ大きな組織です。
私は全体討論会の話題提供者として、ウトロでの道路にかかわる地域活動などについて話をさせていただきました。他のパネリストの皆さんは研究者などそうそうたるメンバーでした。
それぞれの立場での活動を聞くことができ、私にとってはそれが大きな収穫でした。

今、公共事業が改めてその手法や予算などが大きく変わろうとしています。また、コンクリートから人へ・・等という言葉が出てきたりと、決してこの土木学会にとっては良い時代ではないと、厳しい時代になっていることがわかります。

学会の会長のお話もそのようなことが多かったですが、しかし、同時に土木がこれまでのインフラ整備、国土基盤整備に対しやってきた成果は充分に評価されるべきものだと言うこと。その整備の上に私たちの日常の生活が展開されていることを改めて再確認しなければなりません。

これまで、高度経済成長から続いてきた「土木という世界」は、変わってきているはずです。大きな組織に作り上げてきた人達の功績はたたえられるべきですが、たった一日ですが、その土木を作り上げてきた方たちと数時間の時間を共有しただけの私が感じたこと。それは、技術においても組織においても世代交代がまだ不十分なのではないかと言うことを感じました。

どこの組織も同じような問題を持っているのでしょうが、変えてはいけない、変わってはいけないベースがなんなのか、そして変えて行かなくてはならいものは何なのか、その仕切り仕分けがこれから始まると(もう、始まっているはずですが)良いのにと思いました。

そこで出合うことのできた、NASA ゴダード宇宙飛行センター研究員の日本人研究者の松井さんと、知床のつながりなどについて、また次回、報告させていただきます。

さて、9月議会が15日から始まります。民主党の代表選挙、斜里町の来期町長選の話題などザワザワする話題が多くなりますが、議会として私の仕事として屋楽手は鳴らないことに集中します。
準備、最終ですね。

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 クラーク会館は冷風機が入っていて涼しかったです。
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2010年08月27日

知床五湖が変わるって

知床五湖の利用方法が変わるってことで、現在も知床では様々なことを調整中です。

はじめて知床五湖を歩いたのは、30年ほど前。一湖の湖畔で写した写真があります。
もちろん、写っている私も変わったけれど、知床五湖もずいぶんと変わったと思います。斜里に越してきてから、何度も知床五湖を歩きました。
25年前には知床五湖の駐車場にテントをはって、早朝から一日かけて五湖を一周したりしていました。
その後、自然センターのボランティアガイドの活動で、7月から8月にかけて毎日のように一周したり、秋の静かな一日を歩いたり、雪の中を歩いたり。

でも、エゾシカが増えて樹皮食いがひどくなり、遊歩道沿いの植物の姿が消えていく頃から以前のようにあまり行かなくなりました。
そして、駐車場の料金もかかるようになり、ヒグマが出ているために遊歩道が閉鎖になる期間が増え、ゆっくりと気ままに歩くところではなくなった・・今は、そんな場所になってしまいました。

知床五湖を歩くための「期間」が決められます。
*ヒグマ活動期 *植生保護期 *閑散期
の3期間が設定され、
開園後の5月10日から7月31日まではヒグマ活動期には引率者が付いた場合のみの利用となり、8月1日から10月20日までは植生保護期となりレクチャーを受けた人が利用可能となります。
10月21日から閉園までは自由利用

これは環境省が知床五湖の区域を「利用調整地区」に指定するために行う規制です。

国立公園でしかも自然遺産に指定された知床の利用方法が変化していくことは、仕方のないことですし、やむを得ないことだと思います。また、そのために新しい魅力や利用者の幅を広げた取り組みになっているのも良いことです。

しかし、私には本当に大丈夫だろうか?知床五湖が良い状態でこれからも多くの人達に見てもらえる場所になるのだろうか?という疑問は残っています。

ヒグマ活動期って言うけれど、飼っているヒグマではないのでこれまでのデーターに沿った設定です。あくまでも人の動きをコントロールしようという視点に立っているわけですが、期間の設定など大丈夫だろうか?
・・と、言い出せばいろいろですが、でも、一方で管理していかなければならい立場の行政としてはかなり考えた結果だと思います。

新しい国立公園のあり方を考え始める一歩かも知れないと思います。
国立公園と、全国の公演を一括りに考えることが、もうすでに無理な状態になっているのですが。これからの動きに期待します。

 五湖20101
 知床五湖・二湖 少しさみしいというのが正直なところ
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2010年08月22日

ニュースって事実だけかな

ニュースはよく見ます。
テレビやラジオから流れる、アナウンサーの話している言葉はよく耳に入ってきます。そして、そのニュースの内容をあまり疑問も感じずに「そうなのか〜」と思ってきましたが、最近はちょっと「あれ?なんだかおかしくない?変だよ?」と思うことが良くあります。

例えば、お盆の高速道路の渋滞ですが・・「高速道路の料金の・・ために・・渋滞」と今回の渋滞は高速道路の料金1000円だから・・こうして渋滞になった」という文章です。でも、お盆の渋滞はいつも渋滞です。きっと、生鮮食品を運んでいた業者さんもこれまではお盆はいつも渋滞していたはずです。テレビ映像を見る限り、昔、東京に住んでいたときの渋滞よりは車は動いています。いつと比べての渋滞で、その原因を高速道路の料金が・・と言うのはおかしい気がします。

少し前にも話題になりましたが、「関係者の話によりますと」という「関係者」って誰でしょう。こうなると、関係者という言葉を使うとウソも通りそうなもの。

なんでも、ニュースの内容を「そーなんだ〜」なんて思ってはいけないこともあるのではないだろうか。そんな事を考えていました。
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2010年07月11日

楽しい宴と会話

今日は参議院選挙の投票日です。みなさん、投票に行きましょうね。
「行ったって、なにも変わらん」という人は大間違いをしています。動かなきゃ変わらないはず。

7月7日の七夕の夜に、ウトロでは楽しい宴が開かれました。
前日に講演していただいた當瀬先生、院長、副院長を交えてたくさんの人でいろいろな話をしました。「地域医療フォーラム」で話されたことを、もう少し時間をかけてじっくりと話す場でした。
でも、みんなが「楽しく」同じ時間を共有する場でもありました。

たまたま、ウトロの数人からの繋がりで今回、こうしてその繋がりが広がって実現したフォーラムです。まだ、寒い時からみんなで情報を共有しながら進めてきた繋がり。
おかしな思惑や、立場とか、余計なものをまとわずに作った繋がりは、なにをするにもこれからは必要なスタンスだと思うのです。
どうすることが、どうあることが必要なのか、その方向性を見極めて確認できて、それに対して皆で情報を共有すること。それが、まちづくりの原点だと思います。

「また、来ます。また来て斜里の皆さんと医療について話し合いたいですね」と言ってくださりました。

手作りで、みんなが汗を流しながら作った宴の席。疲れたけれど、気持ちよい余韻が残りました。
さて、がんばろう。

   7月7日
   ようこそ で始まった時間でした
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2010年07月05日

まちづくりと庭づくり

最近は「まちづくり」ってひらがな表記が流行ってる?

今年は気候のせいでしょうか、わが家の庭も、野山も、原生花園だって、道ばたの花たちもとてもきれいに咲いています。
皆さんのお庭もとてもきれいで、時間が許すのなら見て回りたいほど。

まちづくりって、これまでも先人が続けてきたこと。この斜里のまちの方向って大きな変革がない限り決まっているのだと思う。
庭を作ることだって同じ。和風庭園にしたり高山植物をメインにしたり、どんなイメージにしたいのかを決めれば、おのずとそのようになってくる。後は、植物が育っていく。まさか、知床で熱帯庭園をめざす人っていないと思うし。
町も、同じ。斜里町の産業、自然に沿った方向があるはず。きっとそれを固定的ではない状態であっても方向性をしっかり示せば・・進んでいくと思う。

な〜んてことを「私は自然の感じの庭が好きだから・・」と良いながらもあまりに繁茂した雑草を引っこ抜きながら、霧雨の中で考えていたことです。
今年は私の庭も、とてもきれいに花が咲いています。32種類のバラも全て元気で、咲き始めています。

さて、明日は私たちの町の地域医療を考えるきっけかとなる「地域医療フォーラム」が開催されます。
私たちの町の地域医療ってどうあるべきなのか?これはみんなが考えなければいけないことです。だれかに任せる?それで良いわけがありません。
どんな医療環境を望みますか?斜里町として、ここに住む住民として私たちの病院はどうあるべきか、それは同時に「どう生きるべき?」ということを皆で考えてみませんかということだと思うのです。

みなさん、参加して同じ情報を共有しましょう。

 2010bara

 2010バラ1
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2010年04月25日

日本のマスコミって・・

今日は沖縄・県民大会が開かれました。

でも、テレビではまったく放送されなかったので、ツイッターと沖縄のFMをネットで見ていて思ったけど・・みんな正解は分かっているんだ、と思って見ていました。
私は、このブログでは国政や国の政治についてあまり書かないようにしていますが、それにしても・・政策や政権が変わるってことを、テクマクマヤコン〜みたいに魔法の棒を一振りすると変わるなんて思っているのだろうか?

変えることって、時間がかかる。特に日本は、日本の政治はそうなのかも知れない・・と斜里町の議会を見ていても思います。慣例や怠慢な「そのまま」が、やはりお好き。

それにもまして・・理解できないのが日本のマスコミ。どこからの情報ソースか分からないものなんていとも簡単にニュースで流しているくせに。
77歳になる母も言う。「なんだか最近のニュースには起承転結がないね。前後が合わないし・・特に政治のニュースはめちゃくちゃな気がします」と言っていた。

ここ数日、こんな情報も流れていますが、日本のマスコミでどこかで読んだ記憶や放送を見た記憶がないのですが・・
ちょっと引用します。

米軍の準機関紙である「スター・アンド・ストライプス紙」が、21日付で、普天間飛行場のテニアン移設に好意的な内容の記事を掲載した。記事では、初めに「日本ではすべての場所が海兵隊普天間飛行場の移設を受け入れられないと言っているが、テニアン島では議員らが誘致のための推進運動をしている」と書かれ、北マリアナ諸島の上院議会で「沖縄の米国海兵隊航空部隊の移転先としてテニアンが最善の場所である」という決議を全会一致で可決したことを報じている。そして、テニアンの3分の2の土地がすでに米国防総省に賃貸されていることや、第二次世界大戦の時にテニアンがB29爆撃機の主要飛行場として利用されていたこと、海兵隊の司令部が置かれるグアムからわずか80マイルの距離であること、北マリアナ諸島の人々にとって海兵隊の誘致が大きな経済的利益につながることなどをあげている。・・以下省略・・

私たちって、情報操作されてるのかな?

ウトロは夕方から雪になりました。
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2010年04月04日

何も、そんなことまで・・


 今日はウトロ地域の第42回自治会総会が朝の9時から開催されました。

今年は役員改選の選挙がありますから、たくさんの人が来ていました。活動報告や予算報告が行われました。

来賓に村田町長がいらしておりました。(そういえば・・地域担当制度って終わったんだろうか?ウトロ地域の担当の人の姿はなかったな・・)その村田町長が来賓祝辞の挨拶の中で、病院問題について話をしましたが・・・

「自治会長から病院の話はしておいた方が良いよとも言われたので、お話しします。〜医師招へいにつては、今も一生懸命に探しておりますが、前町長からも情報をいただき、その情報で私は動いているというか動かされているのでありますが、その情報から現在は1名のお医者さんが来るかも知れないという、まだまだ未確定ではあり、どうなるか分からないのですが、前町長の協力と情報をいただきながら、本当に必死でがんばっています。」という話をされました。

結局、言いたいことは「皆さんから情報をいただき、がんばって医師の招へい活動はやっていますよ」と言うことで、なにも、誰それから情報をもらって動いていると、その情報先をこの場で言うことはないのではないか?と思ったのです。ウトロの総会なので気を使っていっているのだろうかとも思いましたが。前町長も一生懸命に動いていらっしゃることは分かりましたが。

そう、話すのであれば、決まってから、あるいは結果が分かってから話すものではないかしら?と。どうも、昨年末の未確定情報の発信と言い、その辺の「情報」とはなんぞや?と言う点においては、不可解なことが多いように思えます。

それは、最近のマスコミ報道に思うことも多く、新党を結成した?シルバー党?の動きを誰がどうした、彼もどうした、と言うことよりも、何をするために、どんな政治的方向性を持っているのか?と言う内容を流して欲しいと思うのです。
このニュースに限ったことではなく、なぜ?そうなのか?何のために?何を目的としてと言う、内容を伝えて欲しいと思うのですが、表面的な本当に「動き」だけを何度も何度も流すマスコミに、政治に疎い私だって、そろそろ「なんか報道ってだいじょうぶか?」と思うのであります。
新聞やニュースが伝えるものが真実かどうか?
新聞で書いていたよ、ニュースで言っていたよ・・と言うことが、「だから本当なんだ・・」なんて、最近は信じられないと思う、私です。

自治会への加入率が低くなっている昨今、地域活動、地域連携のありかたを、再確認することも必要になります。

新しい、役員さん、班長さん、よろしくお願いします。そして、これまでの役員さん、班長さん、お疲れさまでした。

 かんばん
 ちょっとステキな標識ですね。都井岬

posted by あとむ at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ・・思うのですが・・

2010年02月27日

3月議会を前に・・

議会の場で、私は何度か、町長が「あやまる」言葉を耳にしています。

最初は、行財政改革のことだったと思う。町長に就任して1年が過ぎて、どうして取り組まないのか?と質されたときに「自分の力のなさが原因、申し訳ないと思っている」と、一般質問の場で「あやまり」ました。この時は、「謝られても、やることをやってないんだから・・早く取り組んで欲しい」と思いましたが、正直驚きました。「自分の力のなさが・・」と言われたら、なんて言えばいいのだろう?町長に。

次は、新しいゴミ処理場の問題で建設予定地が決まらないとき。

そして、今回は病院問題で、議会でも、説明会でも、町長は「お詫びいたします」を何度も言っています。

あやまってすむ問題ではない・・と言いますが、そもそも「あやまる」って言葉は漢字で書くと「謝る」ですが、同じ音で「誤る」もあります。「誤りを謝る」ってこともあります。謝罪や謝ることは、自分の行動結果を認めるから謝るわけです。
でも、このあやまる行動には実は、とても奥の深い意味があるはずで、

たとえば、走っちゃいけないのに、走り回って置物の花瓶を壊した子供が居て、謝るとしたら、「ほら、ね、走るからぶつかって壊してしまったんだよ」と言うことを言われるか、あるいは自分で「走らなかったら壊れなかった」とその原因を検証するでしょう。その、検証を体験、あるいは思考して「あやまる」。そして、ここは走る場所ではないことを学ぶわけ。

「あやまる」のは実は簡単にその行為に至るものではないはずで、今回の病院の問題は、まだまだ謝る前にやることがあるはず。
たとえば、町長が公約で掲げていた「公設民営化」。この公約が原因で、医師がやめてしまうのだろうか?
私は、ちょっと違うと思っています。
コメントにも書いてくださっています「斜里を苦渋の思いで去る医師が残した山積する問題」を、もう一度丁寧に考えてみなくては、解決もできないでしょう。

病院のスタッフと一緒に取り組まなくてはならないことが、まだまだあるはずです。

もうひとかたのコメントにもあります「医師が国保病院で働きやすい環境をつくることが、生活を守ることになると思います。」とおっしゃるとおり、4月にむけての体制を整えて行かなくてはなりません。
それらの、新しい医療環境を想定された、新年度予算が組まれているのでしょうか。
病院内では、医師やスタッフを交えた、話し合いがもたれたのでしょうか。
不足していたコミュニケーションは、充分とれているのでしょうか。

3月3日から始まる議会を前に、昨年の6月からの流れをもう一度整理しています。

話は変わりますが、南米のチリで起きた地震が心配です。現地は夜中。しかもあれだけ規模の大きな地震です。災害に対しての備えをもう一度、再点検ですが・・自然災害は恐いです。

 きつねあくび
 のびして・・お〜〜また、また、あくびのキタキツネ
posted by あとむ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ・・思うのですが・・

2010年02月20日

オリンピックの

一週間ぶりくらいで積もった雪。水平線に遠のいた流氷を見ながら、雪かきをして、ヘトヘトになりました。
除雪費用の関係からか・・町の除雪車は今回は枝線には来てくれないようです。
朝は降っていた雪も、正午には陽射しが強くなり気温も上がりました。
昼食後に、そのままテレビをつけていたら・・カーリングの競技が始まりました。

バンクーバーで開催のカーリング競技には、4年前にもお馴染みの顔がありました。

スピードとかタイムに少し苦手な私も、このカーリングならば落ち着いてみることができる・・思ったのですが。
イギリスチームを相手に繰り広げられるプレーに、心臓がドキドキ。
すごいな〜と、最後のショットには涙が出てしまいました。かっこよかった!

このカーリングは常呂町が始まり、と言っても嘘ではありませんね。あの小さな町にカーリング場を作り競技者を育成していった取り組みはすごいことだったのでしょう。どんだけ大変だったのだろうか・・と想像してしまいました。
でも、町村合併や競技に対しての資金面やらで、常呂町の名前は余り出てこなくなりました。ちょっと寂しい気もします。

冬季オリンピックを見ていて思うのですが・・冬のスポーツはずいぶんとお金がかかるものが多く、なかなか選手が競技を続けていく環境というものは大変なのだろうと思います。
夕飯を食べながら、なにが一番お金をかけられずにできるだろうか?と考えましたところ・・クロスカントリーではないだろうか?と思ったのですが、どうでしょう。

さて、3月の議会日程もおおよそ決まりました。

立春を過ぎると陽射しが長くなったと実感します。
午後5時。まだ外は明るいですね。春の陽射しですが、まだまだ流氷には戻ってきてもらわなければなりません。

 キツネきつね
 あくびした!あくびしてるキタキツネ
posted by あとむ at 17:08| Comment(3) | TrackBack(0) | ・・思うのですが・・

2010年02月07日

本当のことって?

斜里町国保病院に関係することなのですが、でも、病院に限ったことではないので、このカテゴリにしてみました。

昨日、一昨日はとても寒い日でした。
斜里町では氷点下23度にもなったとのこと。ウトロは氷点下15度くらいでしょうか。意外ですが。ウトロと斜里では気温がかなり違います。
だれもが、知床半島の真ん中に位置するウトロの方が寒い!・・そう思うのですが、実は違う。これは、本葉のこと。だって、事実だからです。
このような、意外とか予想外だったことの訂正は簡単で、実際の気温を見ると、それは解決します。

しかし、「人」という「思惑や立ち位置」が介在する場合は、時には本当のことを見つけることが難しくなる場合があります。二者の間の話だけなら、まだシンプルに行く場合もありますが、さらにそのことを、片一方から聞いた場合はずいぶんとニュアンスまで、ことによると真実まで変わってくることがあります。
それを実感するのは、もう一方の方ともお話をした場合に「わかる」ことなのですが。そうなると、はたして「本当のこと」ってのは、なかなか見えてきません。

そこで、考えたのですが、最終的には自分でそれぞれの情報を確認しながら判断するしかないわけです。

もちろん日常の、個人的に自分の回りで起こることについては、私自身はとても「おおまか」(言い換えれば・・いいかげん・・)な人間なので「ま、いいや〜」と決着をつけて流れていきます。
しかし、これが町の問題だったら、そう簡単に「ま、いいや〜」なんて決着はつけられるわけがありません。

どうしてこんなことを?書いてるの?何が言いたいの?
桜井は何を言ってるんだ〜と、イライラしながら読んでくださっているかも知れません。
じつは、そんなことを実感するようなことが、最近、ありました。
「あれ?私が聞いていたことと、違う!全然違う・・」と言うことです。きっと、かしこい、物わかりの良い人は「だから、問題だって言ってるだろ?」とおっしゃるようなことだと思うのですが、私はずいぶん驚きました。
さて、そのことを私なりに整理して、整理するためにもこの場に掲載したいと思うのですが、言った、言わない、さらには受け取り方が偏りかな〜などと考えながら整理しなければならず、少し時間が必要です。

実は、わが家の環境が、3歳と6歳の女の子とその母親、そして帰省している娘、さらに絶え間なく訪れる人達・・と言う、これまでなかった状態で、「じっくり」考える時間がなかなか作れないからなのです。
でも、そんな「動き」のある中で「純粋な思惑しかない」幼い彼女たちを見ていると、いただくヒントも多く、「ふつうの原点」に戻れるのも事実です。

さ、早く整理して「私のやるべきこと」に取り組みます。

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 岩尾別に彼女たちと出かけたときに出合ったキタキツネ
posted by あとむ at 13:23| Comment(6) | TrackBack(0) | ・・思うのですが・・