2014年12月31日

2014年が終わります

2014年が終わります。
毎年ですが、私たちが生きて行く中、本当にたくさんのいろいろな事があります。
辛いこと、楽しいこと、よかったこと、いやだったこと、別れ、出会い。

まちのことは、自分で作った議会レポートを読み返してみて、つい先日の事だったように思えたり。
私個人のことは、過ぎてみるともうずいぶん時間が経ってしまったように感じる事などいろいろです。

皆さんにとってはどのような一年だったでしょうか。

来春は斜里町も選挙の年。また、町長選があるのでしょうか?
まちづくりは様々な人の、こんな町にしたいという思いで進められますが、主体は町の人たち。私たちの思いです。その、思いに沿って、あるいはその思いを受けて町づくりは進められます。
町議選も同じです。町の議員は残念ながら職業としてその役目に就く事は現実では難しく、それぞれの家業の中で議員活動は行われます。
以前も、私は議会の活動について何度か書いて来ましたが、先に書きましたまちづくりの視点で動いて行くとなかなか時間的にも現実は大変だと感じる事が多いと思います。
みなさんの思いを託し、動いて行く人を選んで行くことが大切ですね。
私は、来期も3期目の活動を続けて行きたいと思っています。当事者の私が言うのもおかしな事ですが、しっかりと思いを託す人を、一緒に動いて行く、考えて行く人を選んで行くべきです。

大晦日は釧路の実家で迎える事が、ここ10年以上続いていることです。
実家の母は父が亡くなり一人暮らしです。
家族がそろう大晦日お正月は賑やかです。

お天気がよければ、明日の朝は、釧路湿原に初日の出を迎えに行く予定です。

どうか、みなさんも穏やかで一年を振り返りながら、大晦日を過ごされますように。
そして、新しい年が、希望を持てる良い年でありますように。

一年間、お世話になりました。

ありがとうございます。
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2014年02月08日

流氷と陽射と、おもてなし

今年は雪が少ないですね。
学生時代を釧路で過ごしていた私、小学、中学時代も引っ越し先では雪の量がまちまち、そして東京で働いていた時代・・けっきょく私には冬にあるべき雪の量という感覚が、いまだにないように思えます。
そこは、夫も同じことで、東京生まれの東京育ち、でも寒いところが好きなようで、日光がお気に入り。そこから斜里町へ。きっと、馴染んだ積雪の感覚はないのだと思います。

とは言え、昨年のTwitterやフェイスブック、ブログを見る限り、今年は雪が少ないです。

昨日2月7日に、毎年実施している「ガードレールの雪かき」を実行。たくさんの人が来てくれました。
毎年参加してくれるY本おじさんも、雪が少なくて今年は助かるが、いつかつじつま合わせで大雪が来るかもしれない、あるいは夏は雨が多いかもしれないと言っていました。

2月の立春を過ぎると陽射しが元気になります。お天気のよい日は本当に気持ちの良い暖かな陽射しです。
海は流氷で埋められてきています。
こんな日、知床を訪れた人はラッキーです。大いに、知床の魅力的な冬を楽しんでもらいたいと思います。
そんな、自然が最大のおもてなしでしょう。

おもてなしと言う言葉を考えて見ましたが、名刺ではなく動詞でもなく FBに書きましたが、気持ちや心を実行して、あるいは存在させて提供するもの・・なのだと思います。もてなしで、差し出すものは心です。もてなしを受けて嬉しいのも心だと思います。
ずいぶんと、奥が深く難しい言葉だと思いました。

知床のおもてなしって、一番はやはり知床らしい自然です。

ガードレールの雪かきは、そんな気持ちが行動になって続いているものだと思います。
とかく観光とか産業という中では、成果を求められますが、その成果を得るための環境は多様であればあるほど価値が出るものでしょう。成果(経済活動)が大切なのは否定はしませんが、知床が、本来の魅力を十分に感じることが出来る基盤整備は、なにも施設やハード面ではなく、こうした地元の人たちの誇りと行動なんだろうと、スッキリきれいに除雪されたガードレールの舗道を歩きながら、あるいはドライブしながら実感した、まぶしい陽射しの流氷が光る今日でした。

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大勢の方が参加してくれました。
知床の流氷街道?のすばらしい景色をたくさんの人に楽しんでもらえそうです。

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2013年11月19日

季節の移りで見えてくる

11月になり、雪景色にもなった知床ですが、ここ数日の暖かな雨のために、雪は消えました。
とは言っても、根雪になってもおかしくない季節です。いよいよ冬の準備。(準備はもう、済んでいますね・・)
そんな中、岩尾別周辺を少しの時間、歩いてきました。
きっと、今シーズンもたくさんの人が知床のすばらしい自然に触れることを、感じることを求めて訪れてくれたと思います。

誰もいない森の中を歩きながら、知床の魅力を考えました。
なんでしょうね?知床のなにが魅力なのでしょう。

たいそうな言い方かも知れませんが、ここで暮らす私たちが、どう生きているか、どう暮らしているか?
その辺に、これからの知床を考えるきっかけがあるように思えます。

とは言え、今回、季節の変わり目で歩いて、
もっと歩きたい!あの、林の、あの森の向こう側まで行ってみたい。
きっと、もっと気軽に森の中、林の中を歩きたい人、たくさんいるのだろうと思いました。
どのままの知床を、どう捉えるかは人それぞれですからね。

課題はたくさんです。

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2013年04月01日

新年度4月1日 月曜日

イメージなのですが、
新年って家・家族・家庭が中心
新年度って、職場、社会、世間が中心

メールにもたくさんの「異動のお知らせ」「配属がかわりました」「転勤しました」の件名が並びます。

先ほど、ウトロ支所(斜里町役場の支所)の支所長交替で新旧お二人が挨拶に来てくださいました。
先月29日に、本庁で広報の折り込み手伝いに行ったときには、年度最終の金曜日と言う事もあり、スーツを着た職員の方を見かけました。庁舎内で普段、スーツを着用されるのは部長、副町長、教育長、町長、そして議員に人くらいなので「スーツが多い!!」と思いました。実際の辞令交付は4月1日付けですから、職員の中には「どうなってんのか分からない・・」と言う方もいらっしゃいました。
これから、引き継ぎ作業をしっかりやって、早く動き出せるように忙しい4月が始まります。

新年度の始まりが、なぜかエイプリル・フールというのも、なかなかで、今日は朝から楽しいウソや、まんまと騙される上手なウソがたくさん並びました。クリーニング屋さんの受付の知り合いから「ご挨拶・私このたびシドニー支店へ配属となり・・云々」や、「楽天で嘘を限定1000種類250円で販売、お急ぎダウンロードを!ウィットに富んだ使うと驚きの笑いある数々!」だったり。
ユーモアとセンスの試されるウソは、楽しいものです。

ここ最近の景気回復、市場の上向をテレビでは連日のように伝えていますが、昨年と何がどのように変わって景気が良くなったのか?どうもスッキリしません。どこか危うさを感じているのは私だけではないはずです。
資本主義経済というシステムが、とても複雑になっている中、これが真実!と言うことを見つけることすら難しい中、なにか空虚な社会のように思えてしまいます。

さて、陽射しはすっかり春。野菜と花の苗を育ててみようと思います。バーチャルではなくマネーゲームでもなく、評論家の作る社会でもない、普通の現実的な、土に種を蒔いて育てていく作業が、なんだか一番安心します。

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2013年02月18日

わかさぎ釣りと子どもたち

2月17日、この冬、何度目(?)の寒波が北海道上空に居座っている日、知床自然愛護少年団の冬の定番活動「わかさぎ釣り」が実施されました。
知床愛護少年団は年間を通じて、ウトロ小中学校の児童生徒を対象に、このステキな自然に触れて欲しい、自然の中で暮らすことの楽しさを知って欲しいと言う目的で活動を続けています。私も自分の子どもがこの少年団に参加できるようになった頃から(15年ほど前)ボランティアで指導員として参加させて貰っています。
フィールドはもちろん知床ですが、夏と冬には近隣のフィールドへ出かける取り組みも行っていて、ここ数年の冬の活動では、子どもたちに人気の「わかさぎ釣り」を行っています。

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今回も、朝8:00に集合して、途中、濤沸湖のラムサール水鳥観察センターへ寄りながら、目的地の網走湖へ出かけました。「今年は釣れないらしい」と言う情報から、期待できない気持ちでペケだったときのために焼きちくわを天ぷら材料として準備して行きました。
お天気は良かったものの、凍った湖面には北風が容赦なく、地吹雪を誘う強い風でした。が・・・・・子どもたち、風に背を向けて楽しそうに釣り糸をたれています。

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「15匹以上釣ったら唐揚げにしてあげよう!」と約束したのですが(子どもの参加数が15名なので)、なんと45匹。カレイが2匹の結果。約束通りに唐揚げにしていただきました。
わかさぎは、仮死状態衣をつけられ、油の中へ入れますが、そこで泳ぎ出します。それを見て子どもたちの反応は様々ですが、自分で釣った魚はしっかり「いただきます」を、みんな納得して「美味しい!」へつなげる場も毎年の「よかった」をもらえる指導員の宝物です。

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この活動のもう一つの私の楽しみは、移動する車の中での子どもたちとの会話です。
今回は高学年の女子でしたが、動き出して「隕石、どう思った?」の問いかけから始まった会話は、日本滅亡説や、富士山噴火、やがて災害の避難に及び、そこで彼女たちは「とにかく生きる方法を全力出し切ることだよね〜」と。
続いては、いつもの定番、恋の話。だれそれは誰が好きで、でも、ちょっと・・あるいは「告られて(こくられて)好きになったけど、違うかな〜」とか。それから家の話、兄弟の話、将来の夢、悩み、なんでもかんでも会話が弾みます。

15年、ずいぶん彼女たち、彼らの会話も、関心も、そして行動も変わって来ました。

みんなが大人になったとき、時には「生きる方法を全力で〜」の時、好きな人のことで悩んだとき、こんな少年団の活動で残った記憶や場面が、どこかで思い出されたり、記憶に残っていたら、嬉しいだろうな・・・と、思いながら「あけみさん、年の割には元気だね、まだまだ私たちに付き合ってね!」と生意気な台詞を残しながら送り届けた家の中へ手を降りながら入っていく子どもたちを見て、こちらこそ、貴重な経験をありがとう〜と、思った一日でした。

事故なく無事でよかった。

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2012年01月01日

2012年です

2012年が始まりました。
今年もどうぞ、よろしくお願いします。

一人暮らし実家の母の家で、家族揃っての年越し、そして新年を迎えています。
早朝、恒例のようになった初日の出を迎えに、釧路湿原へ出かけました。とても穏やかに晴れた空、茜色に染まった地平線から太陽が昇ってきました。
いつもは、二人と我が家の愛犬、アトムでまぶしい太陽を迎えますが、今回は娘家族と一緒でした。生後三ヶ月をすぎた孫もくわわり明るい初日でした。
広い湿原の中、澄んだ空気の中、ダイヤモンドダストが光っていました。

改めて、昨年の大震災で亡くなられた方々、行方不明の方々、被災された方々を思いました。まだまだ、続く復興。
そして、原子力発電所の事故は、なんの解決もないままに多くの問題を抱えています。そうした問題から視線をそらすことなく、私たちみんなの問題として取り組んでいかなければならないと思います。

新しい年を迎え、新たに、という思いの中にはこうした問題に引き続き取り組む、終わらせてはいけない、という思いを大きくしなければならないと思います。一人では何もできないことでも、多くのつながりで動くことは出来ます。
心を寄せて、みんなで取り組まなくてはなりません。

ぴ〜んとした空気の中、まぶしい太陽を見て、今を大切に生きることの尊さに感謝しました。

本年もよろしくお願いします。



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2010年07月30日

愛護少年団のキャンプ!

今年もまた、知床自然愛護少年団のキャンプがありました。
ザリガニつかまえて、夕飯で食べて・蛍をみつけて、マシュマロ焼いて・カヌーで遊んで・キャンプファイヤーの回りに集まって・笑って笑って・テントで寝て・朝ご飯作って・スイカ食べて・シュノーケルして・遊んで遊んで

毎年のことながら、この笑顔の彼らと過ごせる時間に感謝して

少し疲れたけど、笑顔はありがたいですね。
 
 キャンプ2010
 屈斜路湖・和琴半島のキャンプ場で
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2010年05月08日

最大瞬間風速のウトロ

昨日、ウトロでは5月7日の全国では一番の最大瞬間風速を観測しました。
朝6時頃で、最大瞬間風速28m/s これは過去10年間の観測では5月として一番の記録でした。斜里も強かったようです。

この風で、5月5日にビニールを貼ったわが家のハウスはかなりの危険状況になり、午前8時30分・・悔しいけれどビニールをはがしました。ビニールをかけたのが早すぎたとも言えますが、4月29日に大風が吹いたので、大丈夫かな・・と言うよみでした。
あ〜ぁ、がっかり。

今年は風が強いのかな。昨年は、ずっと風が吹いていたような気がします。
連休中に咲き始めたキタコブシの花はどうなったでしょう。全部の蕾が咲いたらさぞかしキレイだろうと思っていたのですが、明日にでも見に行こうと思います。
今年はまだ、見てはいないのですが、朱円の神社斜里よりにたっている樹形の美しいキタコブシは今年はどうでしょう。
明後日は出かけますから見てきます。

ウトロのこの風の強さは、ちょっと考えてしまいます。
以前も公営住宅の屋根が飛んだり、お向かいのお宅の壁がはがれて飛んできたり、木が倒れたり、仮設事務所が転がったり、被害は必ずあります。
台風と違い、2.3時間で過ぎていくようなものではなく、長い時間、ずっと吹き続けることもあり、2日間にもなったことがありました。

明日は、ウトロ地域の「ゴミゴミ大作戦」。
朝8時から各地域で一斉にゴミ拾いを行います。
お天気が悪そうですが、町がキレイになるのは嬉しいことです。と、同時になんでゴミを捨てる人がいるのか・・情けない気持ちにもなります。

さて、早起きしましょう。
そうだ、明日は母の日です。私は、二人の母にお花をおくりました。

 折れた水仙
 強風で折れてしまった水仙たち。拾って洗って・・キレイですね
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2010年05月01日

川湯温泉と峠の開通

川湯温泉は私の生まれたところ。

父と母が川湯中学校で教員をしていて、そこで出会い、結婚して私が生まれました。
両方の祖父母が川湯にいたので、3歳で川湯を離れてからも川湯は同じみの場所でした。
「賑やかな場所」というのが私の記憶です。
川湯駅に列車が着くと、阿寒バスが大勢の人を乗せて温泉街へ走っていきます。「今日も増便のバスが来ていた・・」というのが会話に中に聞かれました。
温泉街はそれは賑やかで、夜になると浴衣を着た人が大勢歩いておりました。お湯の流れる川からは硫黄の匂いが流れ、木彫り屋さんの前を通るとニスの香りや木の香りが流れていました。

いつ頃からでしょう。私も学校がお休みの時には必ず行っていた祖父母の家にも行かなくなり、だんだん足が遠のいていました。

東京からこちらに戻り、川湯へ行くと、以前の面影もない寂しい温泉街になっていました。産湯で浸かっていた温泉にも長いこと行かずにいました。

でも、最近、温泉に入りたいと思ったときには川湯温泉のお湯が懐かしくなります。大地から自噴するお湯のエネルギーは変わることなく、相変わらず「良いお湯」だと実感します。
両親がいた時代に大きな旅館を経営していた人達は、代が変わり、あるいは経営者も替わってきたはずです。きっと、さまざまな取り組みを繰り返して来たことと思います。でも、最近は自信を持ってお湯の質と湯量の豊富さを売りにして経営を続けています。それが、嬉しくてたまあに出かけてお湯に浸かってきます。

観光資源を活かす、あたりまえのようでなかなか経営をする側にとっては難しいことだと思いました。特に、経済成長期にあっては目まぐるしく変わるレジャー、観光のニーズに対応していくことは大変なことだったと思います。
よく言われる「ブーム」とは、一過性のものだと最近は思います。

川湯温泉では、名古屋からのお客さんに出合いました。名古屋から女満別へ来て川湯温泉に二泊するツアーだそうで、どこへも行かずに温泉に浸かる旅だそうです。川湯温泉は各湯宿が自分の泉源を持っています。それぞれの宿のお風呂の泉質が微妙に違いますので、いくつかの泉源を楽しむ旅だそうです。
「良い温泉ってなかなかないものよ〜」と言いながらこの旅の参加が2回目だという人の話を聞いていました。

改めて、知床の旅の魅力はなんだろう?と考えました。

今日、3日遅れで知床横断道路が開通しました。お天気予報ではもう少し暖かかったはずですが、寒い中での開通式でした。キラキラするお日様のイメージを浮かべて知床観光の賑やかさを祈りました。

今年の桜、知床はいつ咲くでしょうか。
好きな季節、5月の始まりです。

 開通1
 10時の開通を待つ車の列
 開通2
 一番先頭になった人に町長から記念品
 開通3
 知床峠をめざす車・拍手の手・転がっているのはカメラマン
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2010年04月16日

鵡川のレタス

今日は、午前中はちょっと、病院のお医者さん関連の打ち合わせというか、情報の確認みたいなことで、何名かで集まりました。
羅臼町では、常勤のお医者さんが6月までの期限で一名が赴任されました。でも、まだまだお医者さん探しは続きます。

斜里町は今日の北海道新聞のオホーツク版に4月から赴任された合地医師の記事が出ていました。「地域のために」と来てくださった先生に感謝です。内科の合地先生一人に負担をかけないようにと、外科の先生も協力体制を取るとのこと。町の病院が存続できるようにと頑張らなければなりません。

全国的に寒い4月です。わが家もまだまだ、ストーブは一日中、薪を燃やしています。関東では雪とか。今年は農作物の収穫が本当に気になります。

さて、それでも、私は毎年のように心待ちにしている野菜があります。
それが、鵡川のレタスです。毎朝、365日、ほとんど同じメニューの朝食をいただくわが家ではレタスが定番野菜です。今は、一年中、レタスを食べています。おのづと、レタスにはなかなかうるさいのですが・・
数年前からこの季節になると「むかわのレタス」が食べられます。今回も今週からこのレタスをいただける季節になりました。歯ごたえがあってでも、柔らかく、香りも良くて甘いレタスです。今から5月中旬までかな、食べられるのは。
その後は、北海道各地の産地レタスで、最後は地元のレタスをいただき・・また、宮城や福島、そして最近多いのが淡路島レタス。

今日も鵡川のレタスを食べていましたら、テレビで鵡川のレタス農家の取り組みが放送されていました。なんだか、嬉しく見てしまいました。「いや〜こんなに美味しいレタスを作ってくれて・・ありがたいゎ〜」と夕食の後片付けをしながら、思わずつぶやいたり・・安心で美味しいものを食べられるのは、本当に幸せだと・・思います。

ちなみに、レタスってタンポポの仲間だってご存じですか?ほら、茎から乳白色の液体が出るでしょう。タンポポと同じ。キク科の植物です。
以前、北海道の地域づくり人のセミナーに(北のみらい塾・五期生です)参加させていただいていたときに、むかわ町をおじゃましたことがありました。まちづくりの取り組みに河川敷のタンポポを活かしたフェスティバルの説明を伺いました。明るくて元気な人達の取り組みでしたが、レタスとタンポポで、鵡川がつながります。

みなさんもどこかで「鵡川のレタス」を見つけたら食べてみてください。この季節だけ、美味しいですよ。

4月27日に臨時議会が開催されます。22日には常任委員会(総務文教)が開催されます。また、詳しくご報告させてください。

レタスの話でした。

 きはだ
 こちらは漢方にも使われているキハダを食べるエゾシカ

黒ハート黒ハート「斜里町と姉妹町・竹富町のデイゴを救おう!」
知ってください、動いてください!
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2010年04月06日

ウトロ小中学校入学式

ウトロの学校は、小中併置校。
つまり、中学校と小学校が同じ校舎で学んでいる環境。校長先生は一人。
教頭先生が小学校、中学校に各配置。

そのウトロ小中学校で入学式が行われました。

式場(体育館)に入ってちょっと驚いたのは・・児童生徒数の少なくなったこと。
今年の小学一年生は、5名。中学生が11名。

どこの学校でも子供の減少は切実な問題ですが、ウトロも減った・・と実感しました。でも、初々しくかわいい1年生。
PTA会長(愛護少年団の団長です)の話を、真剣に見つめて聞くのは、PTA会長の娘のMちゃん。「人の話をしっかり聞こう!」と言うお父さんの話を「しっかり」聞いていました。
地域の宝物。子どもたちの未来が明るいように!

 入学式
 校歌・「オロンコ岩」を歌いながら
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2010年04月01日

新年度ですね

ブログのデザインを変えてみました。

いかがでしょうか?以前のは「シンプル」という本当にシンプルなものでしたが・・4月になったし、と。しかし、今までのレイアウトを変えることなく、と言う選択では多くのものは対象外で、結局、これかな〜と。
「パステル」だそうです。
HTMLでいじると良いのでしょうが、そこに労力をかけるのも、今は、違うと。

読みにくいようでしたら、また、元に戻そう!って感じです。

 シカシカ
 知床のシカたち・・春待ち遠しいだろうな〜


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2010年01月26日

流氷が来た!見えた!

寒くなったり、暖かくなったりの繰り返し。
それでも流氷は少しずつ南下して・・・昨日から北風が強くなった今朝、外へ出たら水平線が白い帯になっていました。
やっと来た。

午前10時にはその白い帯は太くなっていました。が、ウトロの港へ向かうと、見えず、まだ沖の方だったようです。

その後、風が強くなり流氷は夕方には岩尾別の沖へ。
ブリザードのような天気になりましたが、それでも流氷の帯を見たときは、やはり感動です。氷点下10℃のなか、風に飛ばされそうになりながら眺めてきました。

 流氷2010
 2010年・今年はじめての流氷(わが家の初日)

ちなみに、このブログを始めてからの記録は

2008年きれいだった・・・
2009年やって来るのは遅かった・・

さらにもう一つのブログまで見ると・・

2007年が・・書いていない・・(涙:)やはり記録は大切。

2006年どんなことがあったんだろう・・
2005年今から5年前

明日にはもっと近くに来るだろうか。気象庁のデーターに注目!でも、また気温が高くなるのかな?

流氷の動きが気になる1月。

そう、明日は町長との「懇談会」があります。病院のことについて・・議会としての正式な報告ではなく、懇談会というものらしいのですが、昨年12月の議会以来。医師招へいの問題がどうなっているのか?正確なというか、正式な情報はまだないわけで、「関係者からの話によりますと」的な話が飛び交っている中で、やっと、あれから1ヶ月がたって、やっと話を聞くことができます。

明日の懇談会の話は、伝えられるような情報がありましたら、また、お知らせします。
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2009年12月31日

2009年大晦日に

大晦日の夜、わが家は母が一人になった実家で過ごします。
もう何年もこのパターンです。
家族が集まって、みなで食事をして、テレビを観て。

子どもたちがそれぞれ大きくなり、夕飯の後には出かけていったりが、ここ数年。
そして、今年は娘と姪っ子(同じ歳)が大晦日には帰ってきませんでした。

もちろん、いろいろなことが、それぞれの家族の中ではありました。でも、
繰り返しこのような時間が続くことに感謝します。

今日の午前中にテレビで穂別町の病院の放送がありました。再放送でしょうか。

どうすれば、斜里をもっと良い町にできるだろうか、これまでも多くの人達がそう思いながら築いてきたこの町を、これからも続く若い人達にバトンを渡すために、できることからやはり続けなければならないと私は思います。

 雪景色

さて、明日ははやりずっと続いている初日の出を見に行きます。
釧路湿原から初日の出が見られますように。

2009年、このブログを読んでくださった方、本当にありがとうございます。
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2009年02月06日

流氷 2009

今年は、なかなかやってこないと言われていた流氷の先端が、知床半島に接岸しました。このような、流氷初日とか、接岸は公式には気象台のあるところからの発表だというので、公式には出てきませんが・・
ウトロには接岸しました。

流氷2009
プユニ岬から・・光る流氷とウトロ三角岩です。


この気象台の・・と言うところに、私は不可思議な感覚を持っています。
気象データーでは、そのような公式な定点観測は必要ですが・・こと、このような観光資源として捉えている地域にとって、発表、すなわち公表とすれば、なんだか不親切?と言う感覚を覚えるのです。

ま・・・とにかく今年もやってきました、白い流氷です。

写真は2月4日の撮影です。
まだまだ、はかなく、風に左右されますが、これからしばらくは朝起きてブラインドを上げて、海の表情を確認する日々が続きそうです。
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2009年01月11日

除雪と新年

1月10日から11日にかけて、降り続く大雪。

昨日、1月10日はウトロ自治会主催の「新年交流会」が開催されました。自治会の役員とウトロ地域の官公庁関係の方が集まっての交流会です。
私も昨年より参加させていただいています。
会費が2000円・
昨夜は27〜8名の方がいらっしゃいました。

一昨日が観光協会ウトロ部会の新年交流会。40名弱の方の参加でした。

1月にはこのほかにもたくさんの新年行事が続きます。
ちなみに、低気圧で荒れている吹雪模様の今日は成人式があります。
この大雪の中、斜里まで車で出かけます。

雪はいつ降るのか予測が立ちません。
今日も朝早くから家の外で雪かきを始めましたが、今回の雪は重く、道路に積み上げられた雪の量は大変多く、車が通れるようにはできません。
しばらく待つと、除雪車が来てくれました。
おおきな「ハイド板?」と言うのかな・が、雪をぐんぐん押してくれます。
何度も往復しながら、家の前の雪がきれいに奥の方へ押しやられます。
まったく、ありがたく除雪してくれる人に深くお辞儀をするのが精一杯です。

  除雪1

ウトロ地域の除雪費用は一シーズンでおおよそ1500万円弱。
これは、町道だけの費用です。また、この中には歩道部分の除雪費用も含まれています。このほかに、ロードヒーティングの維持管理料などを含めますと、冬の生活対策で2500万円の費用がかかることになります。
ウトロ地区の人口は約1400名・・・
一人あたりに換算しますと、17000円強の費用がかかることになります。

これを無駄と見るか?等という議論はナンセンスですが、私たちの日常生活にとって死活問題にもなりかねない除雪作業。
ありがたい・・・と心より感謝しています。

余談ですが・・もう30年以上も前に、京都の大学の友人が論文でこのようなことを書きました。
「北海道の非効率な生活と経済」で、除雪費用、暖房費用が多くかかる北海道は日本にとってお荷物!と言う内容でした。旅仲間でしたが・・私は非常に不愉快で、北海道の広い大地が今後の日本の食糧基地にあることを訴えました。
その友人には、一度もジャガイモなんて送ってやるものか!と思いました。

たしかに厄介な大雪ではありますが・・この季節、気候が日本にとっても地球にとっても必要なことなのだと・・おおきな視点で捉えることの大切さ、もっと訴えて行きたいと思いますよね。

これ以上・・ひどくならないで欲しいですね。雪。
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2009年01月05日

2009年・始まりました

2009年、今年もよろしくお願いします。

 湿原1
 釧路湿原・ハンノキ


年末から年明けまで、実家の方で過ごしました。
もう、何年も続いています。
東京で結婚し、その翌年に北海道へ来てから24年間、実家の家族と過ごしています。でも、その間に何度かは東京で過ごすこともありました。

父が亡くなるまで、亡くなってからもですが・・大晦日の行事、新年の行事があります。31日はみんな揃って「年取りの晩」。テーブルを囲んで一年間の労をねぎらいます。
翌日の元旦は、それぞれが初詣に出かけたり、寝ていたりしますが・・居間に朝陽が降り注ぎ暖かく、明るい中で、皆で揃って「お雑煮」をいただきます。子どもたちはお年玉をもらい、それぞれが一年の初めの挨拶をします。

少しまでまで、お正月はやはり特別でした。

いつからでしょう、元旦にスーパーマーケットやショッピングセンターが開いているようになったのは。何もすることのない、静かでもったりとした時間の元旦が懐かしい気がします。

さて、そんな中で、わが家がここ数年行う「初日の出」を見に行く行事。今年は元旦の朝は雲が立ち込み期待できないので、犬の散歩に出かけましたら、途中でまぶしい日差しに会いました。
気温も氷点下2度。それでも涙をぬぐいながら、今年一年の平和を祈りました。

 湿原2
 釧路湿原・朝陽


翌日、釧路湿原へ出かけました。
昨年と同じ場所へ行き、日の出を待ちましたが・・あいにく地平線から昇る朝陽にはなりませんでした。が、やはり気持ちが良く、茜に染まった空からやがて太陽が光りました。

様々な問題があります。
昨年末に「議会レポート 8」を発行することができましたが、斜里町のおおきな問題のゴミ処理場。「議会レポート」をご覧下さいね。
これからの斜里町の方向が示される「行財政改革」など、早急に取り組まなければならない問題がたくさんあります。

 湿原3
 釧路湿原・茜に

「大変だ〜。困った。まずいぞこれは。」と言う言葉が飛び交うことが多いのですが、なんとか良い方向へ向かうように皆が力を出し合い、つまらないしがらみや、欲、顕示欲、マイナス思考を持たずに、前向きに「できること」を探すために知恵を出しながら進めば、私は前に進むことができるのではないかと思っています。
「失敗」なんかありません。失敗するのは、起きてしまった問題の責任転嫁をするからです。
「大丈夫」皆の力を信じて、私たちが「良い」と思う方向へ進めるはず。

なんてことを考えながら・・昨年からの続き・・冷蔵庫の整理をする私です。

            今年もよろしくお願いします。


posted by あとむ at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと

2008年12月15日

12月の議会

大変ご無沙汰の更新です。

時々のぞいてくださるみなさま、この怠慢をお許しください。

さて、12月17日から12月の議会が始まります。3日間の予定です。
これより前に、11月25日に臨時議会がありました。

9月議会の報告は「議会レポート」をご覧ください。

今議会では、9月のレポートでも報告していた「ゴミ処理場」の用地の「用地取得」のための予算が計上されます。
その予算を議決することになるのですが・・・
用地予定地の方々の反対があり、その反対に対し町は昨年の12月より理解を得るために話し合いを求めていましたし、何度もその地域に行って話をしていると議会には報告してきました。
私も、この件については、それだけ時間をかけて理解を得られるように努力したなら・・と判断していましたが・・

実際に、地域の方に話を伺うと・・どれほどの情報が地域の皆さんに伝わっていたのか疑問に思いました。
特定の人を除いては、みなさん詳しい情報が何もないのです。
これは、この地域の人達ばかりでなく、私たち町民も何も知らない状態です。

町は、大切な決定のための情報を、住民に対し何一つ公開していなかったことになります。
順番が、おかしい。

これまでの(昨年から係わった)「ゴミ問題」の経過については、「議会レポート」をご覧ください。

そのようなわけで、私はこれまでの経過を町に問いたいと思いますし、納得のできる回答が得られないのであれば、今回は安易に賛成はできないと思っています。

議会の経過に注目です。

ちなみに、桜井の今回の一般質問は「観光」に関する町の取り組み姿勢を質すものです。詳しくは「議会レポート」で報告します。


最近、わが家の裏にやって来るエゾリスです。
この写真は、暖かな日差しを浴びて思わず・・うとうとしているエゾリスです。
他にも、カラ類が大勢やって来ます。

  うとうと




posted by あとむ at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと

2008年09月10日

日本の首相の辞任

カテゴリは「季節のこと」なのに何故?首相の辞任の話だろうと思われるでしょうが・・この季節には日本の首相が辞任するらしい。
シュウメイギク


わが家には「シュウメイギク」が咲きました。

きっと誰もがこの国の行く末を思っている。だれもがおそらく「だいじょうぶだろうか?」と思っている。
なのにどうして変わらないのだろうか?そんな疑問を持って私自信はもうすでに35年も時間を過ごしてきた。
35年前の日本は、まだ様々な国際間の状態がシンプルだった。経済成長に勢いがつきながらも、まだ日本はアメリカの傘下で動いている、動かされていると言う意識は誰もが持っていたと思う。
だから「日米安全保障条約」についても、その性格は明確で明確なことで皆は納得し、納得できない人達はアメリカの介入を拒んでいた。
今思えばなんてシンプルだったのだろう。

今は?経済大国と言われ、独り立ちしてきた印象を誰もが持ってはいないだろうか。
でも実際は違う。
今もそう思う。しかし、なんと状況の複雑なことだろう。
こんな時、私たちはどこを見ていくべきなのだろう。

実は、最近になって自分の立ち位置の意思の変化に気がついた。
気がついて良かったと思った。
それは、昨年議員になったときには先輩議員のみなさんと同じ場所にいることがとても馴染まずに居心地が悪かった。
ところが、最近はあまりそう感じなくなった。
立ち位置は違えても、慣れてきたのだと思う。慣れてくると、実はかなりのところで視点が違っていてもそれはそれで良いと思うようになってくる。
もちろん、みなさん本当に良い方々ばかりだし、それなりに個性もあり魅力的でもあると思うのだけれども、妙に居心地が良くなる感覚は・・いけない!
「それはそれで良い」なんて納得したつもりになってはいけない。

はて、そんな自分に気がついた時、改めて思う。

議員の役割って何だろう?

実は行政職員からこんなことを言われた。「わかってよ、分かって居るんだろうから改めて質問しないでよ。仕方ないんだから、今はこんなだから」と。

私は役場の人の仕事を増やすために、質問しているのではないはず。結果的には質問の通告を受けて担当者が答弁書を作成しているのだろうけれど・・でも、それも私にとっては良しとしない部分。答弁くらい自分で打ち出して欲しい。
私は細かな、できないことの理由や言い訳を聞きたいのではなく・・町長が、町の舵取り役の町長がどんな方向でこの問題を見据えているのかを確認したいだけ。職員の仕事を増やしているつもりは毛頭ないから。

もう、9月。新しい町政から1年と半分が過ぎた。
昨年生まれた子供は、もう小走りし、片言の言葉も話しているというのに・・・

posted by あとむ at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと

2008年02月15日

歩くスキーと知床五湖

ウトロは吹雪が朝まで続いた。
今日は、どこへも出かけられない・じっとしている。

久々のブログ更新。

2月13日のことを書こう。

網走地方気象台からは暴風雪注意報が出ていた朝。
私たちは「知床五湖の歩くスキー」の準備をしていた。
しかし、五湖への入山?は中止。
気象注意報や警報が出た場合は、入らないことに申し合わせができているとのこと。

曇り空のウトロの天気を見て「行けたかも?」と思いながら別コースを歩いた。

 2008/2/13 1

林の中や草原を歩き楽しかった。
久々の雪の中の散歩。私たちはテレマークスキーを借りて歩いたのだが、とても快適だった。
想像以上に上手な連れ3名は、急な坂もなんなく滑っていた。


知床五湖が解放?された。

岩尾別までは車で行けるけれど、そこから先は冬期間通行止め。その通行止めは道路を使用することを禁止していたために、原則的には入ることができなかった。
しかし、毎年歩くスキーやスノーシューで楽しんでいる人たちもいるし、地元の人達も行っていた。
また、お客さんを連れて入っているガイド会社もあった。

で、今回は暫定的に「入ることを許可」された。2月始めに大きく地元紙に掲載されたために、問い合わせが相次いでいるという。
引率者がいること。その引率者は講習を受けたもの。講習を受ける資格は観光協会員であること?入るときには管理の窓口に名簿を届けること。腕章?をもらうこと。など、いくつかのきまりがあるらしく、申し合わせ事項として実施。3年間の試行期間だと言う。

日本は管理社会であり、そこには「自己責任」という苦手なシステムが存在する。
管理するからには責任の所在が問題になり、それをだれもが逃げる。
「許可」という言葉はとてもたくさんの決まりがついて回る。

引率者と許可・・の前に、今まで静かにこの冬季の知床五湖を楽しんでいた人達は困惑しているだろう。

誰のものなのだろうか?今まで入ってはいけないと言っていた管理者が、その「いけない」を緩和してくれた。その、緩和の条件を、これからこの知床をどうしていくべきかを考える人達が、利用者の立場に沿ったシステムを作っていく。
この作業がとても大切。
その作業の方向を間違うと・・大変なことになるだろう。

間違えないために・・改めて知床の方向性の議論が重要になってくると思う。

 2008/2/13 2

知床五湖は再チャレンジ!
この日は、変化に富んだお天気で、フレペの滝からの海はとても幻想的だった。
posted by あとむ at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと