2022年04月06日

議会レポート62号

4月になりました。皆さんこんにちは

2022年3月定例会が終わって、議会の報告レポートを
掲載します。
今回の議会レポートでも書きましたが、情報の発信と共有について、最近はよく考える場面が多くなりました。
今の時代、こんなにも情報が溢れている状況で、どの情報を私たちはどのようにキャッチしながら日々の暮らしを重ねていくのか?便利になった一方で、その情報にもしかしたら?流されているのではないかしら?
そんな思いが、私にはあります。

同時にその情報を、私自身、整理できないジレンマも。

例えば、日常生活のマスク。私はマスクが苦手です。でも、いつの間にかマスクをしなければ外出できない、会議にも参加できない状態に慣れてきています。では、このマスクはなんのために?するのかと言うと、それはコロナ感染を防ぐため。
でも、一方では「コロナ感染は、エアゾル感染」と言う情報。マスクは、役に立たないよと言う声。
例えば、フェイク情報のニュース。今は、どんな映像でも、どんな写真でも私たちには見破れない技術で作り上げることができます。最近の映画などはすごく精巧になっていて、それはそれで楽しめますが、ニュース映像がフェイク?だとなると、本当に困ります。

様々な情報の中で、最終的には私自身が、しっかり考え、「?」と思った自分の「知らない、わからない」を人任せにせずに探して調べて考えて。なんだろうなぁと、思います。

長くなりました。
今回の議会レポートは62号です。
みなさんに、斜里町議会で審議された令和4年、新年度のレポートをお届けします。
*青い色の文字をクリックしてください。
よろしくお願いします。
6203レポート.pptx.pdf

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2021年07月21日

議会レポート59号

みなさん、こんにちは
2021年の7月は、これまでにないほど暑い日が続きました。
体調など崩されていませんか?

やっと、6月定例会議の報告である、議会レポートができました。
どうぞ読んでください。
下記の色のついた「議会レポート59号」をクリックしてください。
5906.pptx.pdf議会レポート59号

コロナ感染は、新たなデルタ株の広がりが気になります。
身体のバランスを崩さないように、気をつけましょう。
今回のイラストに使ったチシマフウロをアップします。

チシマフウロ001.jpg
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2019年03月25日

議会レポート50号

議会レポート50号をアップします。
3期12年で50号になりました。
30号あたりで、少し凹んで苦しんだり。
正直、このレポート発行は年間4回の議会ごとに発行することが、とても大変です。自分の言葉で、質疑されたり決まった事業についてみなさんにお伝えすること。なかなか難しくて。
でも、この作業をやっているから、事業についての方向性や将来性も見えてきます。
そして、お届けしてから、何よりもみなさん方いただく意見や、感想が次の課題への道しるべにもなっています。
どうぞ読んでみてください。
町が何を取り組んでいるのか、それについて議会ではどんな議論をしているのか?そして、私の意見や考えも交えて読んでいただけたら・・・続けてよかった!ということです。
青い文字をクリックしてください。
よろしければ、コメントもお待ちしています。
議会レポート50.pdf
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2016年12月29日

なにをモニターしてもらいたいの?

こんな疑問に答えるために、議会では特別委員会を設置し、議会モニターを導入することにしました。???そそう言う疑問があるから、議員が、議会が特別委員会まで設置して、斜里の議会はどうあるべきかというあり方を調査して結論を出していくんじゃないの?一定の方向を出しもせず?感想を聞かせてください。???感想ってなに?感想聞いてどうするの?おかしいんじゃない?」

「まだ、16日に終わった定例会の録画配信もされていない。議会モニター募集の記事すらホームページに出していない。こうした、今やらなければならないことを、口だけで情報公開と言いながら、実行していない斜里町議会の姿勢自体に問題があるのではないでしょうか?本当に女性や若い議員を求めているのですか?ポーズだけではないでしょうか?」

「このモニターを募集して、議会のなにをモニターしてもらうのか分かりません。これにも私たちの税金が使われるのでしょうか?」等

「とうとう、自分たちで決められない、決める気持ちもない、責任を負わない、負えない故の、町民に問題転化をさせるのか?」等

「議会活動はどうあるべきか、議員はどうやって議会活動に臨むべきかを、現在、やってるんでしょう?それを見せてから、町民にしっかり提示してから見てもらうモンじゃないの」等
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私のメールアドレス、電話、SNSの書き込みに寄せられたご意見や、問い合わせを書かせていただきました。
メールをいただいた方には、ご了解をいただき、一部そのままコピーさせていただきました。
無記名、無名電話はありません。いただいたご意見をまとめると、おおよそ上記の意見がほとんどでした。中には、もちろん専門的に「議会の調査、あるいは参考人」等に関わる位置づけなどにも意見をいただいています。

議会レポートにも書かせてもらいましたが、議会モニター制度自体を否定はしませんし、あっても良いのかな?と私も思っています。でも、これは特別委員会でも私は発言していますが、わたしも現在の「特別委員会」で一定の方向性が出されてから、その方向性で動き出してからやるべきではないかと思います。
「感想」という言葉に疑問を投げかけられている方が、多かったのですが、私も「感想」を聞いてどうするのか?と思いました。
また、しっかり新聞折り込みだけでなく、しっかりネット配信もすべきだと思います。

「やる気ないでしょう〜若い人とか情報公開とか、見える化ってのを舐めてる」という書き込みも。
特別委員会では「応募がなかったときのために、一議員、一人の推薦や呼びかけをお願いします」といわれましたが、そもそも・・??な、私はやはり「見切り発車」的に感じています。
きっと、役場のOBの方が多くのなるのかも・・と言うご意見に、私も「そうかなぁ」と。

皆さんは、どう思われますか?
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2016年04月10日

去年の4月を思い出し・・

昨年は改選の年でした。
今ごろはバタバタ動いていたと思います。
残念ながら無投票になってしまいましたが、あの選挙の緊張感はとても必要な事だと思います。
怖いし、どうしてこんな思い・・とか、町の人たちに対してどんな自分を見てほしいのか、見られているのか、そんなことを思いながら過ごすこと。
その緊張感の中で、自分を見つめ直なくてはならなくなり。
もう一度、原点に戻るときとなりますから・・。

さて、あれから1年。いろんなことがありましたが、先日、3月議会の私の報告である「議会レポート38号」をみなさんにお届けして、そしてホームページからも読めるようになりました。
どうぞご覧下さいね。
「桜井あけみ 議会レポート NO.38」こちらクリックでどうぞ。

そして、文中で訂正があります。
2ページの上段の方にある 「赤城体育館」は「赤木体育館」の間違いです。
訂正してお詫びいたします。
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白鶺鴒(ハクセキレイ)も見ましたし、
フキノトウは美味しくいただきました!

先日、とても盛大なたくさんの方が出席された結婚祝賀会がありました。
雰囲気がとても良かったのです。その良い雰囲気とみなさんの打ち解けた笑顔で、思いました。
たのしく、打ち解けた雰囲気にしよう!と言う思いが強く感じられる挨拶があったからです。
きっと、それがお二人の人柄なのでしょうが、二人を紹介される挨拶がとても良かったスタートでした。
意識って大事です。
守りに入って、無難にこなす・・誰のため?
形通りに前例を踏襲してやっていく・・何のため?
きっと、町の事業も同じだと思います。

朝食前の時間にいただいた電話で、思いがけず、昨年閉校になった校舎の利用方法と、前述の赤木体育館のその後の利用などについて「議員である貴女はなにか考えているのか?考えていないのか?考えていないのはおかしいだろう。なにやってるの?議員のくせに・・」を連発されました。
さらには、旧図書館の建物についても話が及び、議員がなにもやっていないから云々。
9年目の議員生活で、こういう電話は馴れてはいても、なんというか、その相手に対して哀しい気持ちになりました。確かに、町にとってはやらなくてはならない大きな課題です。

でも、議員一人が考えても動きませんし、そんな簡単な問題ではないと思います。
でも、やっぱり動かなきゃ。
朝からモヤモヤとした思いです。
いただいた甘夏蜜柑の皮をむいて、元気なオレンジ色に励まされ?ママレードを作りました!

さて、春が来ましたね。がんばろう〜

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2016年02月23日

手づくり郷土賞に

流氷がオホーツクに戻ってきました。

ウトロのまちづくりグループ・しれとこウトロフォーラム21が今年で9年目となる(正確には11年目)となる「ガードレールの雪かきボランティア」が、国土交通省の「手づくり郷土賞」の一般部門で賞を受けました。
今回は、その最終選考を一般公開で行うプレゼンに参加してきました。
フォーラム21の会長と、事務局の私です。

梅の花が満開の、目黒区大岡山にある東京工業大学の大岡山キャンパスの講堂で、29団体が全国から集まって開催されました。南は沖縄県から北海道まで。

私たちのやっている活動は、シンプルと言えばシンプルで、みんなでガードレールに積もった雪をよけるというものですが、でもね、深いと思います!
ここだけのすばらしい景色を、雪かきをして見えるようにする。
ウトロ@知床に持っている誇りと自慢。
流氷の貴重性・そこでできる「おもてなし」
参加するのはいろいろな人たち。
そこで行われる交流。交流を通じて、改めて知る、参加する道路利用。

きっと、その辺を評価されたのだと思います。嬉しかった。

緊張しながらのプレゼン。その後の交流会では会長のロビー活動。
たくさんの人たちに、知床の価値を伝えてきました。

今日、その結果などが国土交通省から記者発表。
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000107.html
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2016年02月06日

オーロラファンタジー

2月5日、今日は暖かいなぁと思いながら、午後1時から始まるオープニングセレモニーに向かうために家を出ました。最近は、歩いて行けるところは歩こうと決めています。
ダウンのコートを着て、帽子はどうしようか迷っていたら、夫が「海からの風は冷たいし強いから」と言うことで帽子をかぶって出かけました。

オロンコ岩のトンネルを抜けると、いつもは三角岩に近い流氷神社が入り口すぐに造られていました。

すごく寒かった。帽子をかぶってきたことを、助かった!と思ったこと。
他の来賓の方もすごく寒そうでした。

ウトロ小学校の子どもたちの流氷太鼓
バチさばきもキレが良く、ステキでした。

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新聞にも出ていたし、テレビでも今年で最後・・を告げていました。
「知床ファンタジア 終了告げる開会式」?と言う見出しに今朝は苦笑いしてしまいました。
同時に、さっぽろ雪祭りの開催のニュースも多く、みごとなプロジェクトマッピングの光を駆使した演出が人気を呼んでいるオープニングの様子を見て、ハイテクと係わる人の多さを思いました。

冬や雪を活かした集客の取り組みが、きっと全道で、あるいは雪国で始まっています。
オーロラファンタジーは、その先駆者的な役割をはたしてきたのだと思います。

さて、終わってしまうイベント。このままなくす訳にはいかないでしょう。
来年からはどんな企画で、知床の自然や地形を活かした、そして寒さと雪と流氷を組み込ませた企画が始まるのか楽しみです。
冬季の集客には、課題がたくさんあります。
なにを見たくて、どんな知床を期待して人は来るのでしょう?
その魅力を提供するのが観光産業の役割です。

昨日、歩いて行く途中で大きな荷物を引きずりながら、観光客の方が目的地が分からずに立ち往生されていました。どこへ行くのか?聞いて方向を示してあげましたが、つたない英語で「あまり人は歩かない?」と聞かれました。わたしもつたない英語で「みんな自家用車を使うかな」と。
さらに、示された地図はフレペの滝遊歩道。ここまでのアクセスを聞かれ、歩くしかない。ホテルに相談してみてくださいと、伝えました。

今年の冬は、遺産エリア、国立公園内へのアクセス手段はないとのこと。
知床観光の課題は・・本当に多いと感じました。
まずは、こうした課題を共有して解決していくことから・・ですね。
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2015年11月28日

白川郷で思った、観光って?

11月6日、7日と岐阜県と富山県へ行ってきました。
「日本風景街道大学」の開催が、今年は遺産登録20年を迎える白川郷・五箇山で開催されたからです。
10年ほど前から、知床でも参加活動している「東オホーツク・シーニックバイウェイ」から、遺産登録10年をむかえた知床の話を紹介するために。
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とても、良かったです。紅葉が最盛期でした。
とても、多くの方々とお話をすることができました。
風景街道・シーニックバイウェイの良さは、なにかに限定されていない多様な面の繋がりが生まれていることです。これは、とても大切なことです。
?何にとって大切か?・・・・地域づくりにとっては欠かせない多様性で有機的な繋がりがそこにはあるからです。
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そんな中で、それぞれの地域が「観光」をベースに話をしてきました。
「今あるものをどう生かすかが土台にないと、本当の観光にはならない」と南砺市の市長は言います。
「この雪国の景観をこれからもずっと、地域の宝として守って行くこと」が大切だと白川村の村長は言います。
日本全国の人が、自治体が考えるテーマだと思いました。
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知床に関しての話は、シーニック関係で行っている取り組みなどの紹介をさせていただきましたが、その中でも知床の持つすばらしい景観について、そして、現在行われている保全と利用の取り組みで生まれている雇用などについても話をしました。
締めくくりには「ぜひ、訪れて、ご自身で感じる知床のすばらしさを実感してください」と終わりました。

その後、交流会、懇談会、翌日は五箇山会場へ移動して分科会と続きました。
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本当に様々な立場の方に言われた言葉がありました。
「知床のイメージって、動物に集中されているよ」
「船に乗らなきゃ、ガイドを付けなきゃ、動物が見られなきゃ、流氷ウォークしなきゃ、知床の価値って僕たちビジターには得られないもの?って、感じが最近はするよ」
「実際に、こうして展開されている風景の中に自分は行けないでしょう?」
「他の観光地でもそうだけど・・メインにアクティビティメニューがこんもりと紹介されていると、観光としての選択肢は、逆に狭くなるんじゃないか?」
そんな会話が続きました。

知床に来て楽しむ、知床を体感する、自然の中に身を置くことを体験するメニューは充実してきているし、ツールも多様になってきていることは、とても良いこと。
でも、PRを間違えたら、専門店のようになってしまうのではないかしら?
いろんな人に知床を見てほしいし、来て欲しい。
いろんな、その人、それぞれがイメージする旅の形があってほしい。

私は、白川郷や五箇山に行って嬉しかったのが、ポスターで観る白川郷の中を、現実に紅葉の美しい季節に「そこに居る。ここに居る。」というささやかな達成感を感じたし、また、違う季節にはそこで得られる体験やアクティビティにも参加したいと、気持ちの中にストックしました。
多分、また、チャンスができたら行くと思う。
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観光の専門家ではないけれど、先の南砺市の田中市長のおっしゃる、今ある価値をどう活かすか?土台が大切という言葉と、変わらない景観を守っていくこと、のキーワードに遺産登録10年をむかえた知床のこれからの10年の「観光」のヒントをもらった気がしました。
直接、観光に係わる機会はないけれど、しっかりまちづくりの視点で見ていきたいと思います。


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2015年10月27日

視察・4日目・神山

偶然にも、親友の従兄弟がサテライトオフィスの人だったり、神山町で活動している人の親友が斜里町にも体験実験で来ている人だったり・・お昼をいただいたお店のオーナーは北大卒で、斜里の卒業生を知っていたり・・
私が14年前から憧れの果物「ポポー」が栽培されていたり・・(ポポーのジェラートをいただきました)
Officeの中には、どうしようか迷っていた鋳物のストーブが使われていたり・・

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神山町は、興味あるキーワードとの繋がりがたくさんある場所でした。

サテライトオフィスだって、サテライトありきではなく、そもそもが「自分たちの地域を自分たちでなんとかできないだろうか?」で取り組んだイロイロな結果だったと。いいえ、結果ではなく現在も〜ingの進行形であることが理解できました。
大きな企業や、工場などの産業を誘致するのではなく、人を、人のつながりを、ここにない価値を持つ人を、価値を求める人を、誘致する取り組み。
お話をしてくださった大南理事長は建築屋さん。(とっても遊び心のある方のような感じでした)

*アイデアキラーの一掃!
「無理だろう」「できるわけない」「やめとけ」「前例もない」「だれがやる」
そんなマイナスなキーワードを発する人を排除することが必要(・・何もやる気がなくなっちゃう)

*やったらええんちゃう?
やってみようよ。そう言う考えで動き出したまちづくりグループが基本だった。
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神山町で行っている取り組みを、一括りのアイテムでは語れない。いくつもの繋がり、集積と循環がもたらす動きがとても魅力的だったし、「〜ほら、やっぱりダメだった」等という、動きを殺すような、萎縮するようなことを強いてはいない。
私は議員としての視察だったので、聞きたいことがたくさんあったけれど、一つ、聞いて見た。
「こうしたまちづくり活動に、町は、行政は、どのようなスタンスだったの?皆さんは、行政に何を求めたの?でしょうか?」
答えは「行政はアクセルにもならなかったけれど、ブレーキもかけたりしなかったよ」
   「不平や不満を募らせるより、自分たちでやろーよ」
   「あ・・良いじゃないか・・と、役場も乗り込んできた感じがする」
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雇用がない、仕事がない、だから人を呼べない、移住を促進できない、ではなくて、仕事を持っている人を呼べば良いという発想でやって来た経過は、結果的にクリエイティブな地域づくりにつながっていったのだと思います。そうした、様々なアイテムの結果で「神山町にオフィス構えてもいいんじゃないか?」という事になったのだと思いました。
ただし・必要なインフラは整備されていました。
町内に張り巡らされた光回線です。驚いたことに、神山町内では域内フリーWi-Fiが整備されていました。
2005年から2019年までの国の補助を上手に使ってきました。必要なインフラ整備はありました。

神山町で、こうしたコンセプトを元に、何が、どんなふうに展開されているかは、Web・イン神山を見てください。しっかりリンクまでつながってみて欲しいです。

神山町で見た、聞いた、感じたことの、本当に僅かな小さな部分ではありますが、私は斜里町内で同じように有機的な意識の繋がりで形が見えてきている所があるなぁと、改めて実感した「場」があります。
いつか、その「場」と「人のつながり」についても、このブログでお知らせしたいと思います。
私も大嫌いなアイデアキラーマン。そんな存在を感じさせない神山町の取り組みを見て、元気をもらいました。

「やったらええんちゃう?」で、できるんだろうなぁと。
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2015年10月25日

宿・温泉津温泉

2日目の宿は、島根県大田市温泉津温泉でした。温泉津と書いて「ゆのつ」と読みます。

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この宿場宿のある町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
大変趣のある町並みの中に1300年前から温泉宿が続けられ来たそうです。小さな旅館が数軒ありました。
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この宿から歩いて10分ほどで港があり、その日水揚げされた魚を運んでいました。
働いている方に話を伺いながら、港の大きな施設を見ていましたが、あとで宿のご主人から、かつては市場があり、近隣からもセリ人がやって来ていたり、観光客もセリに混じって賑やかだったと聴きました。漁組が統合され市場は閉鎖になったそうです。
地方創生という言葉を、今回も多くの自治体で聞いてきましたが、現実はこうした地方が多いと感じました。
小さな天然の地形の中に出来た漁港は、少し寂しげでした。

この、宿では宿の方のご配慮をいただき、大田市のプレミアム宿泊券を使わせていただきました。
全国各地で、こうした商品券が発行されていると思います。島根県でも追加販売をしたと聞いています。
それぞれの地域で、使い方が違っていて、面白いと思いました。
宿泊に使える、使い易いもの。斜里町でも追加販売は3時間ほどで完売されたと聞いています。

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最近はプライベートでも、議会関係でも宿泊は都市部のビジネスホテルなどの利用が多くなっています。
確かに、気安く利用でき、便利なのですが、今回の宿を利用させていただき、地方の、地域の実情やそこで行われているまちづくり、取り組みをよく見ることができました。
人が集まる、集中する都市では感じることの出来ない、取り組みが見えましたし、それは斜里町と大きく違っているものではなかったと思います。

温泉津温泉・こんな行程でなければ行くことはないだろうと・・思います。でも、もしかしたら、私たちが今、学ばなくてはならないのは、こうした地方の小さな頑張りなのかもしれません。

とても、良いお湯、とても美味しい魚でした。

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2015年10月10日

委員会研修・2015

ひどいお天気でした。
出かける前から天気図を見て気にはしていましたが・・こんなに酷くなるなんて思っていませんでした。
で、そんな中、議会の総務文教常任委員会の道内視察がありました。

6日、6:00に家を出てウトロー斜里ー女満別ー千歳 ジャンボタクシーに8名で乗り込みニセコ町
ここでは地域公共交通について話を伺いました。循環バスからオンデマンドバスへの移行など。これから取り組みを始める斜里の事業案を8月に説明されていたので、すごく参考になりましたし、考え方や取り組みのポイント、課題などが明確になりました。
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こんなシステムで動いています。

7日、7:30にホテルを出て 美瑛町へ。午後には札幌の道議会の第5委員会室。
廃校利用について。この町は、ずいぶんといろいろな取り組みを展開しています。そんな中、昨年オープンした「北瑛の丘・旧北瑛小学校」の後を、研修施設に。そして敷地内にホテルとレストラン。特産産業を活かし観光との的を得たコラボです。人を育てる取り組みが、美瑛に惹かれる人達のニーズと合った展開。
羨ましく思いました。その後は、道議会で北海道支庁の方から、総合戦略プランについて説明を受けました。

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レストランで昼食でしたが野菜が美味しかった!

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北海道議会の天井はステキでした。

8日、7:00にホテルを出て 倶知安町へ。それから嵐になる中、恵庭市へ。
ここでは後志支庁の方、町の方から「空き家バンク」についての説明を聞きました。単独町村では難しい取り組みを、広域連携20町村で取り組んでいるメリットと展開を伺い、こうした取り組みはこれからは必要だと思ったことと、各自治体ではしっかりとした調査が必要だと思いました。観光客の増えているニセコ周辺ゆえにスムーズに動いている感じはありました。斜里町でもシステムを作るべきだと思いますが、やはり広域近隣との連携を図りたいものです。恵庭体育館は、かつてはゲートボール場として作られた(自衛隊の補助金)施設を、床をコンクリにして、その上に札幌ドームの人工芝を張り、様々なスポーツに利用していました。「ほしいなぁー」とは思いますが、なかなか単独町村では難しい規模だと思います。

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空き家バンクのホームページ

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広い施設です。広域でこんなのができると嬉しいですね。

以前も、何度か書きましたが、かつて「物見遊山の宴会三昧・移動中にもアルコール・単なる観光!」と言われた時期もあったと思いますが、少なくとも私がこれまで参加した議員視察にそのようなものはありませんでした。今回は、行程の調整が上手くかみ合わずに・・すごく長い移動距離となりました。
かなり、物理的にハードでしたが、とても、今の斜里町にとってはタイムリーな研修内容だったと思います。

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もう馴れましたが・・視察前は担当の方々と順番に名刺交換・・
いや、やっぱり馴れません(笑)
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2015年10月05日

道の駅で・集う・マルシェ

10月4日の日曜日は、今年で何回目でしょう?
東オホーツク・シーニックバイウェイ連絡協議会で、網走・清里・ウトロがつながって実施するシーニック・マルシェです。
たくさんのお店が集まりました。
この集まりは、なかなか他のイベントでは見られないお店が参加します。
叱られるかもしれませんが、ちょっと、セミプロな人達から、素人の参加・・つまり、集って楽しく、手作りのものや、美味しいもの、とっておきのものを出品している。
そんな感じ。
会話から、つながって、ひろがって。

イベント流行の最近。地域はずいぶん楽しくつながりが生まれています。
気負わずに、また、こうした ゆるい集まりイベントができたら、楽しいなぁと思います。
その時は、この指止まれ的にみなさん、参加してみて下さいね。

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2015年04月24日

わすれちゃうけど4年前

4年前、私は何を考えてやっていたんだろう?
これからの4年間を前に、一度、振り返ってみようと、これまでにみなさんに送ってきた「議会レポート」をさかのぼって見ています。
それから、4年前のこのブログのページには何を書いていたのだろう?と見てみると。
前回の選挙ではインターネットの更新が選挙運動中は禁止でした。今回の選挙では当然のように使っていましたから、変わったのを実感。
4年前の選挙告示を前にしてのブログ

さらに、このブログを始めた頃。
個人のプライベートブログはもっと以前からやっていましたが、この時、初めて議員としてのブログとホームページを作ったのでした。
写真を見たりすると懐かし感がいっぱいです。
8年前の議員として始めたブログ

自由奔放に何でも書いてしまったり、途中でアカウントを使われてしまって大騒ぎをしたり、コメントに侵入されたり、後援会の会長や、しっかりチェックしてくれる仲間のおかげで、いろいろなことがありましたが、やってこられました。

再び、初心に戻って!

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この写真は前回4年前の告示の日
選挙戦になって緊張していた朝、運転を手伝ってくれた友人と役場の駐車場でしょうか。
今年は、こうしてみんなと写真を写す余裕がなかった感じでした〜
posted by あとむ at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2015年04月19日

討論会・私の6分発言です

今日の青年会議所主催の公開討論会
各議員に与えられた時間は6分です。
その中で、昨日のブログに書いた、課題?お題について語るわけです。

さて、原稿はできました。
なにか、変更がない限り、わたしはこうした内容を発言します。
開催は13時からです。

外は雪・・・
12時30分には会場に入る予定です。行ってきます〜
以下に文章をコピーしたので読んでみてくださいね。
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桜井あけみの6分間・演説

みなさん、こんにちは
今回、3期目にむけて立候補を表明している桜井です。
今回は、まず、こうした場を作っていただいた、青年会議所のみなさん、開催の進行を受けてくださいました、リンカーンフォーラムの笹村代表、そして、これからの町づくりにこのように耳を傾けてくださるみなさまに感謝いたします。

私は、これまでの8年間、議員として活動してきた中で、心がけていることがあります。
町のことをみんなで考えるには、情報をしっかり、分かり易く伝え、課題や問題を共有することです。その共有は 町のことを考える「きっかけ」になるはずです。
そのきっかけは、次には「まちづくり」と言う動きになるはずです。
そのための活動を、議員という立場の上で、日々、実施してきたと思っています。
同時に議会の場では「町のためになるの?」という視点からしっかりチェックすることをこころがけてきました。
この思いは、はじめて立候補させていただいたときから、変わってはいません。

8年間、定例議会ごとに、3ヶ月に一度、議会のこと、事業の取り組み、私自身の活動、そして考え方をお届けする、議会報告のレポートは34号を重ねました。はじめは、私からの一方通行のスタートでしたが、今では、たくさんの方からの感想やご意見をいただくようになりました。
8年たった今、議員活動は決して一人だけではできないし、やれるものではないと思っています。それは、町のみなさんに教えられたことです。

専業主婦の私には、議員に立候補をする以前からおこなっている地元でのボランティア活動があります。議員活動の時間と地域でのボランティア活動を通じて、この町で暮らして感じるすばらしい価値観、そしてもっとこの町が良くなるように変えていきたいと言う、課題が見えてきます。
こうした活動は、少しずつですが、同じようにこの町に暮らし生活する、価値観を共有する人達とのつながりになっていきました。
もしかしたら、こうしたつながりや価値観の共有が、これからの町にとっての大きな課題の一つである 町の活性化へのきっかけになるのではないでしょうか?

私がこの町に移住して30年が経ちました。今、多くの町では人口の減少が大きな問題です。そのために様々な取り組みが行われていますし、取り組もうとしています。
これをやれば!と言う方法は一つだけではありません。

基盤産業である農業、漁業そして観光。そうした産業から発生する新たな仕事を生み出す起業、あるいは暮らしに密着した生業を始めるチャンスもたくさんある斜里町です。
おととしの秋、雇用促進住宅を町が購入し、一般賃貸住宅として、入居者の募集をつづけています。
この春には、空き部屋がなくなるほど入居が増えました。
「この町で暮らしたい」そう言う人に応えるだけの魅力が斜里町にはあります。
人が、来やすい環境、住む場所、暮らせる場所、行き来する場所を作ることも、とても大切なことではないだろうかと思います。
暮らす価値観の選択肢は人それぞれです。
斜里町から私たちが今、できることは、こんなに豊で安全な環境と、世界に誇れる自然のある、この場所で楽しく健康に暮らしている、住んでいると言う満足感の発信です。
こうした発信も、これからの活性化へ向けての大切なアイテムになるのではないでしょうか。

これからの4年間、わたしは、町の担い手となる若い世代と、子どもたちが元気に、健康に暮らせるためのまちづくりに目をむけたいと思っています。
若い世代の力を信じて、健全な世代交代は産業の中でも、行政の中でも、そして議会でも、必要なことです。
次の世代に繋いでいく議会活動。それは、今後の議会の活性化、議会のあり方にもつながることだと思います。
若い世代の議会への参加、まちづくりへの参加を意識しながら、繋いでいく。若い世代をサポートしていく、と言う役割をしっかりと私自身が自覚して、これからの4年間、これまで以上にみなさんと関わり合いながら議会の役割をしっかりと受け止めて働いていきたいと思います。

斜里町のこれからのまちづくりのお手伝いをさせていただく、そのような姿勢でこれからの4年間も一生懸命にがんばるつもりですので、どうぞよろしくおねがいします。

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2015年04月17日

困った電話が鳴り続ける

この人からの電話を取ると、大変です。
なにを言いたいのか、良くわからず、受け答えをすると、その言葉尻で話が続き、脈絡もないままに世相の、愚痴と、福祉制度への不満が続き・・
議会への批判、他の議員の誹謗中傷。

名刺をほしい、家はどこか、話をしたい(もう電話で今話しているでしょ!)

議会が近くなると、選挙が近くなると、議会が終わると、選挙が終わると
続く電話。

着信拒否をしてもいいものか、ことが大きくならないのか?
現在とっている対応は、この方の番号には「でないほうがいい」をディスプレイに表示するくらい。
でも、認識に時間を要するために、ワンコールで受話器を取ってしまうと・・・あ〜ぁ。

きっと、悪意はないのだと思うけれど。

きっと、こんな対応に悩んでいる人ってけっこういるんじゃないかな。
淡々と・・・とは思うけれど。
今日は何度か鳴り続ける、この番号。
留守電にまで入ってくるのは、凹む。
posted by あとむ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

立候補予定者公開討論会

4月19日・日曜日に青年会議所主催の立候補予定者の公開討論会があります。
13時から始まるのですが、町議立候補予定者が先で、町長立候補予定者は後の方です。メインは町長だと思います。

町議には一人6分の時間が与えられて、その中で、
1・町議会の現状と町議としての4年間を振り返り
2・町の活性化について
3・今後の町議会の在り方について
4・私の活動方針
に関連したことを述べることになっています。
その後で、コーディネーターとの質疑だと言うことでです。これは、26分?

13日に討論会の説明会がありました。今回、現在の立候補予定者の14名のなかで、この討論会に出席されない方が1名いらっしゃるので、実際は13名の参加です。
発言順番にくじ引きをしたり。

先日から改めて、これからの一期、4年間の私自身の方針や活動の内容について、後援会のみんなと話をしています。
町議会の議員活動って、何もやらずにいようと思えば、何もやらずにすんでしまうこともあり得る4年です。
議会の活性化という取り組みも、ともすれば「やった」と言う発信で終わってしまうようなものもあるのですから、なかなか難しいです。
そうした、なかなか見えにくい、個々の活動として捉えられたときに、議会ってなにやってんの?
と、感じてしまう人達がたくさんいるのは仕方のないことかもしれません。
与えられた議員のための活動費をデタラメに使う人も出てくるので、なおさらです。
ちなみに、これまで何度もくり返して言いますが、斜里町議会には報酬の他に、政務調査費などの予算はありませんので、あしからず。
だから?支給されないことを、なにもやらなくてもいいのだという風にとられたり、とる人がいることも困りますが。

4年に一度、この季節を迎えるのは3回目ですが、相変わらずジレンマのような、しっくりとしない気持ちをくり返す選挙前。
まずは、もう一度、私自身の議員活動と、議会、そして町のことをしっかり考えて見ます。

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北へ帰るの?ヒシクイもいました!バックは海別岳
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2015年04月09日

こんな問い合わせ(取材?)が

先日、某議会関係調査?団体の取材をされているところから、いくつかの点で問い合わせがありました。

*大きな一つめは
毎議会ごとに、議会報告の形で発行している「議会レポート」について、どのような視点で発行されているのか?どれくらいの部数を作っているのか、郵送するまでの作業、発行に有する金額・・等などでした。
驚かれたのが、政務活動費は支給されていない中で、やられているのか?ということ。34号まで一回も休まずに続けているの?とも。

議員は首長と違い、政策などの約束はできません。
町を、もっと良くしていくために取り組みたい方向性などは持てますが、具体的に予算の伴うものに関しては、なにをやります、かにをやりますと言うことは言えるわけがないし、ウソになります。
8年間に立候補を決めたときからの私の約束である「分かりやすく、議会の様子、自分の考え、活動の内容を伝えます」を守って実行しているだけです。を、話した。

「議会レポート」は発行1号からホームページにもアップして公開。
郵送料がもったいないと、このHPで読んでくれる人も多い。
この議会レポートの発行は、これをお届けする役目の他に、自分でもう一度、議会の内容を振り返り検証できることにもつながり、政治や施策に疎い自分にとっては勉強にも、気づきにもなる場になっている。
そんな話をさせていただいた。

*そして2つめが
昨年の(2014年)1月の臨時議会(第一回)の件について・・と言われ、あれ???どのような議案内容だったのか受話器を持ちながら議会のホームページを開いた。
決算報告のところだという。(ご覧になるかいましたら、6〜9ページあたりですね)
そして、こう言われた。「ちょっと驚いたのですが、討論の部分で、反対討論をされた桜井議員に対し、賛成討論をされた議員、その後、さらに賛成討論、さらに賛成討論、さらに賛成討論が続きました。しかも内容は、反対討論と対峙するような内容と離れたものもありましたが、お宅の議会ではこうしたことは良くあることなのでしょうか?」というものでした。

私も、いままでいくつかの反対、あるいは賛成の討論をさせていただきましたが、今回のようなことは初めてで、中継をご覧になっていた特に他町の議員さんからはいくつかのメールとお電話をもらいました。
しかし、自分自身は大した問題ではないと思っています。むしろ、自分も私と同じ意見であるが、この場では反対を言えない状況という議員さん(複数)の声を伺っていましたので、その方が釈然としない思いでした。と、話をしました。
議会のルールと言うものに対しては、それぞれに理由があり、普段の生活の中では「そういうものなの?」というものもあります。この討論の後の休憩時間の時に、議事を司る議長にこの点を伺ったときには「議員同士の議論を活発にさせようと言う意図もあり、発言を許可された。と言う話も伝えました。
「それに、納得された?」と言われ「そういうものか」と思うだけだったことと、先に書いたように議会のルールについてはあまり関心がないので・・・と答え、誤解のないようにとも付け加えました。

他にも、いろいろと議会について、あるいは議員活動について話を聞かれました。
どのように、今回の取材が使われるのか分かりませんが、最後に、私は、私の活動を直接支えてくれている後援会の話もさせていただきました。
議員活動は一人ではできません。選挙の時だけの後援会ではない人達と、いつも町のこと、課題、提案などの会話が続いています。そして、レポートを読んだ方からの声も寄せられてできることだと思っています。

今日の北海道新聞に掲載されている 法政大学の広瀬克哉氏の「住民と議会 無関心 議員の質を下げる」を読んで、先日の取材電話を思い出しました。

でも、日々、これでいいのだろうか?と言う思いがつづきます。
できることを、コツコツと続けるしかないですね。
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まだこんなに、雪が残っています。我が家のウラ
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2015年03月29日

ウトロ自然保護官・送別会

知床国立公園、世界自然遺産の管理を行う環境省。
ウトロに住んでいると、なにかと私たちは「環境省の人」とのつながりや関わりが多くなります。
観光関係の方は、さらに深く関わっていきます。

今夜は、まだ・・2年に満たない時間しかいなかった、保護管の送別会(主催観光協会)でした。
話しやすくて、信頼できて、知床のことが大好きになってくれていたのに、ちょっと残念でした。
でも、本庁に戻る形で、栄転?だって。

前任の人、さらにその前任の人達含めて、ずいぶんと議論を交わしたし、知床の魅力についてとても真剣に考えている人達だと思います。
宴会の席で、まだ知床五湖に高架木道ができる前、笹藪を歩きながら、コースを検討したことを思い出しました。
とても、多くの人達でここ、知床の自然は守られているのだと、新ためて感じました。

知床を離れても、ここのこと忘れずに、今度は遊びに来てくださいね。
お疲れ様でした。(明日は、別の集まりで送別会・・があるので、じっくりお話はその時に(笑)
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2015年03月20日

選挙準備・看板

選挙が近くなると、街の中に看板が立ち始めます。
この看板って、どこに立てても良いものではなく、事前に設置場所の申請をしてシールをもらって立てなくてはなりません。立てる場所にもいくつかの条件があるそうです。

「みんな見る?かしら?」と言う、そもそもの疑問がいつも交わされます。
事務所となる自宅の前には「後援会事務所」の文字入り。
目立つ色で、みんな様々。
8年前の今ごろ、看板屋さんに注文をして作ってもらった看板は、桜色!
桜色に黒の丸文字。
選挙のネット解禁の取り扱いで・・看板の写真を掲載しても大丈夫なのか・・良く分からないので今回は掲載しませんが「キャバレーの看板かと思った」等という声も以前はありました・・。それを言えば、他の方の看板だってね〜と思いましたが、慎みます(笑)
以前、看板ってどれくらいの値段で作ってもらいましたか?と言われたことがありました。8年前は一本が7000円だったかな?とてもしっかりしていて、塗装もまだまだ。今回も活躍してもらいます。

でも、もしかしたら、あと一本、必要になりそうなので、今回は「自分で作るか?!」と後援会での話。
手作り選挙ですね。来週のお天気の良いときにがんばって作ります。
でも、設置するにも今年はまだ雪が多くて・・埋まってしまうかもしれません。

今日、3月20日は立候補者予定者への選挙運動、届け出、その他に関する説明会です。
私は、実は、明日からの知床自然愛護少年団の準備もあるので出席しませんが、後援会の仲間が参加してくれます。いくつか、変わったことやネットの対応などの説明があると思います。
来週には議会レポートと一緒に、後援会討議資料も送られる準備ができそうです。
サクサクと、しっかり動いて行かなくちゃ!

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posted by あとむ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2015年03月17日

旅することと速いこと

議会も終わり、私にとっては議会終了後に作る「議会レポート」が、けっこうな時間をかけることと、来月の選挙に向けての準備でバタバタしている最中に。
長距離寝台列車のトワイライトエクスプレスと北斗星がサヨナラだったと「ありがとー」と言う声が響くテレビに気持ちをむけつつ。
「なんだか、納得できない」気持ちがありました。

学生時代には、釧路(根室だったのか?)ー小樽(だったと思ったけれど)の夜行寝台各駅停車(鈍行)の「からまつ」なんていうのがあって、リュック背負って周遊券を手にした私にとっては、これが旅の始まりでした。
それでも、寝台車両に乗るには勇気とお金が必要でした。寝台は上・中・下段がありました。

一度、釧路の駅の窓口で、「西鹿児島まで一枚」と告げて切符を手にして旅をしたときも(ずっと列車を乗り継ぎ)この鈍行寝台のからまつに乗りました。

新幹線が延長になり、延伸になり、どんどん移動の時間が速くなり、近くなった、近くなったと。
それはそれで、良いことなのでしょうが、はたして旅を誘うことになるのだろうか?
旅の楽しみの選択肢が消えていくことは、もしかしたら、旅の文化にとっては貧しいことにつながらないだろうか?などと思っています。
憧れのシベリア鉄道(ちょっとだけ乗ったけど)は始発から終点まで行きたいあこがれ。
オリエント急行は、憧れ以上の夢。いくつかの大陸横断鉄道だって、飛行機で行けば?なんて言われないでしょう。小さな国、日本ではあるけれど、移動のため時間をかける楽しみが旅と言う人もいるだろうし、目的地に速く時間をかけずに到着して、そこで遊ぶ人もいるでしょう。
遊びに行く、と、旅に出ると言うなんとなく違うんだけど・・と思う人は、少数派なのでしょうか。

東北から北陸を走った夜行寝台の、あの懐かしい停車駅の夜中の風景。
明け方、蒼い景色が遠くへ来たことを感じさせてくれたのは、移動した距離と時間が作り出してくれた郷愁だったりした。そんな旅の選択肢が、なくなってしまったようで、ちょっと寂しく残念に思った、弥生3月でありました。

さみしいなぁと。
posted by あとむ at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり