2019年01月01日

2019 年賀 我が家から

とてもプライベートな我が家の年賀状で、新しい年のご挨拶を。
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2016年12月30日

いろいろありますが・・・

2016年も、もうじきお終いです。
議会のこと、いろいろかきましたら「大丈夫?いじめられないか?」とご心配の声もいただきました。
今年は、趣味の植物や自然について勉強できました。
やはり楽しいです。

豊かな生活って言葉では簡単ですが、とても様々な価値観の前ではとても一言では言い表せない、生活になるでしょう。
知床に住んで30年が過ぎ、私たちにとってはここは素晴らしい生活の場所になりました。

明ける年も、日々に感謝して暮らしていきます。
みなさんにとっても、平和で素敵な生活の日々が送れますように。
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昨年2015年、そして今年2016年も、私たちの10年以上続いている活動に国土交通省や開発局から、そして土木学会でも、斜里町からも賞をいただきました。
地域のみんなが関わって、楽しく、誇れる地域にしたいねと始めた活動が、ちょっと認められてうれしかったです。
どうやら、流氷の南下が早そうです。
また、2017年もやりますから、皆さんの参加をお待ちしています。

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2015年03月31日

知床暮らし30年・退職

申し訳ないほどプライベートな事ですが・・我が家の暮らしの基礎?
オリジンなので。あしからず。

1985年3月30日、日曜日だったかな・・まるで「フランシーヌの場合は・・・」みたいなフレーズの時節。銀座で友人がお別れ会を開いてくれて・・そのまま、竹芝桟橋からフェリーに乗って北海道釧路へ向かって航行中が、ちょうど30年前の今日だと思う。
4月1日に上陸して、4月2日に斜里へ来た。
風が強くて「馬糞風」というのだと教えてもらう。
現在の国保病院前の、ちょうど新しい図書館の一角にある家が、借りることのできた我が家。
荷物が全部届かずに、家にポツンと電話機があったことを覚えている。

5月から博物館の発掘調査のアルバイト。以久科の谷田遺跡だっただろうか。
斜里町で初めて購入されたパーソナルコンピューター。小さなデジタイザー。自動製図機のプロッター
ベーシックとフォートラン・・・現場ではハンドヘルドデーター入力・・

それから、知床財団、そして斜里町役場の臨時職員と、気がつけば30年。
夫は今日、退職しました。臨時職員なので毎年の契約?正職員のように再任用制度は適用されず。

画像処理や最先端技術の仕事、調査作業や環境アセスなど、面白そうな仕事だったのに、都会ではなく自然豊かな土地での暮らしを選んで来た彼は、生活の場の環境を変えただけという中で、とても(私から見ると信じられないくらい)まじめに仕事に向かっていたと思います。
30年間、仕事についての課題や問題点は口にしても、愚痴は聞いたことがなく、役場の臨時になって、地元のコミュニティ施設の役割もある漁村センターでは、使う人のことをいつも考えて仕事をしていました。
小さな子どものために、健康のために、塩素素材のものは使わず・・化学薬品も極力減らし、きれいな空気を保ちたいとか。

色々あったけれど、お疲れ様、と今日の朝に話をしていました。
「斜里町に感謝している。30年間、お世話になったので、お礼を言ってくる」と、最後の挨拶に出かけていきました。
争いや、欲望で動くことを嫌い、調和や和やかな空気が大切、冷静で良く見て、考えて、流されたりしない
・・・何よりも、地域が大好き、人が好き。つまり、言葉を換えると頑固な人です。すごい量の本を読み(2階の床が落ちないか心配です)

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いただいてきた花束がきれいです!

バタバタと突っ走る私にとっては、先走り走り出しても「あれ?大丈夫かな?」と思った時は振り返り「どうだろう?」と問いかければ、けっこうキッパリと善し悪しを指摘してくれます。
きっと、私のブログなどはほとんど読まない人なので、こうしてけっこうなほめ言葉を並べていても、気づくことはありません。
「ほめている」とは言っても、日常はどこも同じ(笑)
出しっぱなしを指摘して、「・・・ったく〜」を連発する生活は変わりはしませんが。
「ひとくぎり」
お疲れ様でした!

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これからも、健康に気をつけて暮らしましょう!
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2011年09月10日

あれれ・なんて政治だろう

本当は一般質問の2項目目について書こうと思っていたのですが、FB(フェイスブック)で会話が盛り上がっていたら・・もう、経産大臣の鉢呂さんが、辞任だそうで。
いつから、こんな国になってしまったのだろう?失言、暴言ということで辞任や謝罪で大騒ぎ。
こんなことを取り上げるマスコミ。
応じる政治家。やれやれ。

さて、14日からの斜里町議会。一般質問は何人になったのだろう。少なくても4名はいるはず。なぜって、私は4番目だからです。
一般質問の通告は3年ほど前からメールでの受付が許可になりました。メールを送信して事務局の方が受理されると連絡が来ます。「桜井さんは4番目です」と。

昨日の一項目目に続いて、2項目目は「へき地保育所の時間延長保育の実施をやってください」というもの。農家の方の多い地域からは、以前から保育時間の延長を希望する声が届いていたのですが、なかなか実施に至らないのはなぜでしょう。
確かに、常設保育園とは違いへき地保育所は違った制約があるような事を言っては来ましたが・・調べてみると、他の地域ではその地域の産業に関わるからでしょうが(当たり前ですよね)保育時間が7時45分から18時までだったり、8時から17時までだったり、場所によっては農繁期に保育時間が延長されていたり。しかも、延長保育とか時間延長と言っていないところもあり、ニーズに沿った対応となっているところが多い印象です。

なんでもかんでも、行政サービスにたよるのは如何なものか・・とも思いますが、ニーズの多様な都市部とは違い、はっきりとした地域の特性からそれに合わせる行政サービスは、あって当たり前です。時としては、「せっかくだから」とか「もったいない」とか「どうせなら」と言う理由もあって良いのではないでしょうか。

これから、もうひとがんばりできる初夏の農作業。もう一汗かいて片付けようかという晩夏の農作業。保育所への子どものお迎え時間が夕方の4時では、大変です。いつまで、何が問題でクリア出来ずに実施できないのか・・を、とうとう、一般質問で聞くことにしました。

でも、どこかでは、この、保育所の延長保育の話が出たときに、子どもの面倒は親が見るモンだ・・と言う人もいたのには驚きでした。たしかに、それは基本ですが。今の若い働く世代は本当に大変です。子育て支援に力を入れると、これまでの町長も今の町長も言っています。できることから、実行して欲しいです。

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 私の母が、生まれてくるひ孫に作ったキルトです。つまり、
 これから生まれてくる私の孫に作ったアルファベットキルト

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2011年04月28日

春限定レタスと議会の会派

以前もブログに書きましたが、この季節、楽しみなものがあります。それは「むかわのレタス」です。
今年もちょうど、選挙で慌ただしい中、1回目をいただくことができました。でも、今回2回目で味は今回の方がずっと美味しくピークは5月上旬かと。本当に季節限定の鵡川のレタスです。

その「むかわのレタス」ですが、シンプルなドレッシングでいただくことをおすすめします。我が家はほんの数滴の「チョーコーの出汁・うすいろ」と、クレージーソルト、そしてオイルであえるタイプが好きですが、そのオイル、もちろんオリーブオイルでも十分に美味しいのですが、この「むかわのレタス」には、グレープシードオイルがとても良く合うと思います。ぜひ、お試し下さい。

今回、選挙を終えて様々なお電話やメール、あるいは直接お会いしてと、色々な話をすることが増えました。その中で、よく聞かれるのが「会派」の事です。でも、一般的に「会派」ってイメージが良くないですね。これは、国会のなにやら怪しい派閥?などと一緒にされてしまうからだとは思います。斜里町議会にも会派があり、議会のホームページ(公式)に議員の紹介欄に所属会派が記されています。
私が入れて貰っているのが「町政研究会」略して「町政研」。ここは「中間会派」と呼ばれています。つまり、町長支持派、反町長支持派という中で、どちらでもないと言う立場を取っている所です。
この会派は、議決の時の判断は個々の議員に任せる、また、議員活動においても制約はしない、をしっかりと掲げての活動をしています。

だったら、会派なんぞいらないじゃないか?と言われますが、私はこれまでの4年間で、この会派の中で様々な情報や様々な見方、考え方を他のみなさんとの中で共有させてもらい、学ぶこともできましたし、疑問も投げかけ、あるいは議論もさせてもらってきました。
つまり、議会について、あるいは政策につて学び研鑽する場であると捉えています。

14名と少ない人数で「なぜ会派が必要だ?」と思われるかも知れませんが、議員活動において、他のみなさん(会派)との意見調整を行うことも時には必要です。これは議決に関わるものではありませんが、例えば、議員年金についての取り扱いとか、議員の派遣などで会派グループで調整をすることがあります。

今回の選挙では新人議員の方が多いと言うことで、とりわけこの「会派」についての問い合わせが多いのだと思います。
これまでのように、保守系、革新系という以前のような町長選ではなかったことも踏まえると、今回の斜里町議会の「会派」も、少し分かりにくいものになるのかも知れません。正直、私も?な事が多いです。

でも、変わることのないのは、中間会派の町政研は、町長に対し賛成反対ではなく個々のの事業や施策につて是々非々で行くこと、そして個々の判断を優先していく会であることは変わりないと思います。
もしかすると、そのうちこの会派も実質、必要のないものになっていくかも知れませんね。

さて、前述のむかわのレタスは本当に季節限定。どこかで見つけられたら、ぜひ、お試し下さい。夏の斜里産レタスとは違った春レタスの味ですよ。
そして「会派」。少なくても私の加入している「中間的な会派」は、一般的なイメージの会派ではないことを、まずは、お知らせさせていただきます。

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 大好きなバラ・こんなにたくさん!
 しかもこの色きれいでしょう?ありがとうございます。
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2011年04月15日

ブログ読んでますよ!って

町ですれ違った人から「ブログ読んでいますよ。楽しみにしていますから」と突然言われました。若い方で、ひと言、ふた言、私もお礼を言うのがやっとでしたが、とても嬉しかったです。
このページのブログを初めて4年がたちました。ちょうど、議員になってからはじめたブログでしたので、最初は何をどうやって書いたらいいのか緊張しました。そして、どれくらいの人が読んでくれているのだろう?が気になりました。
最初の頃、3ヶ月くらいは20人前後でした。少しずつ増えてくるのが嬉しくなりました。
もういっこのプライベートブログは最近は更新する暇がありませんが、花の季節になったらまた、復活するでしょう。こちらは、2004年?からはじめているページです。

現在は、とてもたくさんの人が読んでくれています。ホームページから入ってこられる人もいらっしゃいますが、多くはこのブログページにダイレクトで来ていただきます。
議会ごとに発行させていただいている「議会レポート」もそうですが、やはり「読んでもらっているのかな・・」が不安でもありました。でも、この4年間で、思った以上に読んでいただいていることが分かって、やはり嬉しかったです。
今日、偶然にお会いした方も、議会レポートの事を話してくれました。「絵も楽しいね〜」と言われてとても嬉しかったです。

議会レポートもこのブログも、確かに「読んでほしい」というのが目的ですが、実は、こうして文章に書くことが私自身にとって必要な事でもあります。まず、整理することができます。そして、客観的に(ある程度ですが)考えることができます。そして、書きながら自分自身でも再確認しています。

書いた内容にコメントをいただきもします。このコメントを書いていただくというのは、私も他の人のブログにコメントを書くときはそうなのですが、とても、大変なことだと思っています。それだけ「ありがたい」と言う事です。直接いただくメールやコメントが、どれほ私にとってのアドバイスや提言になってるか。本当に心強く思います。時にはご批判もいただきます。それも、必要なことです。

この時期なので、私が勝手に書いているブログも、後援会のメンバーがしっかりチェックしてくれています。ありがたいな〜と思います。今日、すれ違いに声をかけてくれた方は「私もいろいろ考えるようになりましたよ」と言ってくれましたし、先日、お会いした方も「見てますよ〜」と言われて、なんだか距離が近くなりました。(勝手に思っているのですが)

みんな、この町に住んでいて、もっとこの町が好きになるように、もっと、良い町にするためにと生活しています。
そんなつながりが広がっていけば、なんだか、いろいろできそうです。

楽しい場にしていこう・・と、心がけます。・・って言っても、やはり「この問題って・・」は出てきますので、みなさん、一緒に考えてくださいね。へなちょこですから、みなさんのコメントが必要ですから。

あ・・緊急地震速報だ。被災地のことを考えると、本当に辛くなります。被害がありませんように。
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2011年01月16日

役場の職員

先日、道南の斜里町とさほど人口も規模も変わらない町の人達と話をする機会がありました。自営業の方、従業員の方、農家の方たちでした。町で取り組んでいること、町の問題などについて話を伺っていました。
そこでの会話で、印象に残ったことを書きます。

その6名ほどの方々は、ひとつの団体の方ではなく、それぞれの立場でその場に参加されていました。町の取り組みや、行政サービスなどについて話が及び、さらには経済的な問題にも話が及びました。どこも抱えている問題は同じです。人口も減少傾向にある中、財源確保のこと、それに伴うサービスの事などを話していきました。
そんな中で、「でも、役場の職員はこの大変な中でよくやってくれているよ。」「一生懸命だからね」「うちの町の職員さんだから」という話が言葉の中にたくさん出てきました。

ちょっと、正直、驚きでした。
私は、ここ4年間、町の人達から耳にする言葉の多くが「職員は仕事をしていない」「仕事を増やさないことばかり考えている」と言う声を多く耳にします。中には「あいつら」と言う言葉も聞きます。
しかし、実際に話をしたり、様々な事業で話を聞くと、いつも聞かされる様子とは違うことも見えてきます。
確かに、十分に皆が思うように対応が出来ないことはたくさんあるでしょうが、それを持ってして「職員は云々」という表現はおかしいのではないかと思うのです。

役場もトップがいて、その中で業務が行われるシステムです。
職員の意識改革という言葉も言われますが、もしかしたら、意識改革が必要なのは職員ばかりではなく、町のトップ、そして私たち住民、含めて議会なのではないでしょうか。
「うちの町の職員さん」が、住民のために、町のために働きやすいように、いっぱい力を発揮してもらうために大切なことは、どうすることなのか?それを考える時期になっています。

はたして、斜里町役場は働きがいのある職場でしょうか。楽しい職場でしょうか?
働いた成果は民間のように収益を上げることではなく、規模を大きくすることではないはずです。その成果はだれが、どこで評価してあげられるのでしょう。
わたしも、道南の町の人達のように、「うちの町の職員さん」と言えるような、意識の改革が必要だと思いました。そのために、やることを考えます。

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 缶ビールの箱で、定規も使わずに組み立てる甥っ子の作品


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2010年01月09日

箱根駅伝とお正月

気がつけば、もう9日。早い、早い
雪かきを懸命に続けたここ数日。

昨年12月は雪が少ないと思っていたら、あっという間に結構な積雪。何度も書いてきましたが「例年」とか「平年」という言葉が使えないこの頃です。

お正月2日には箱根駅伝。斜里町で合宿をしていた東京農大が出場ということで、斜里からも久保委員長と木村議長らが急遽、応援に駆けつけると聞いていましたが、2日のスタート後に電話をもらってからは、なぜかみんで夢中になって観戦。
地上デジタル放送では各出場校のデーターや走者の紹介も見られる。とても便利だとはじめて感じた。

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  公式サイトより

越川出身の岡本さんが城西大学で走るけれど、エントリーはないと聞いていたのに、3日の復路で「この人、斜里町出身ってでてる!」の声に一層親近感。
東京農大はずっと5位をキープするし。
母はだんだんと力が入って来るし、20分ルールなるものの非情さを嘆き、東京農大のアナウンサーコメントが簡単すぎると言いだし、やがては走者のインタビューを聞きながら一緒に泣き出すし。倒れ込むんじゃないかと心配した!
ずいぶんと盛り上がった。

少しでも、なんらかのつながりを構築できると、人はこんなにも気持ちを注ぐことができるものなのか〜と、陽射しがまぶしい居間で、箱根駅伝に声援を送る時間を楽しみました。

箱根の天気も良く、帰ってきた久保議員と議長に、またゆっくりと話を聞きたいと思っています。

今日はウトロ自治会の新年会。
明日は斜里町の成人式。それから会派の新年会。

年始めの行事が続きます。
予算の季節の真っ最中。

そう、駅伝から学んだ「少しでも関わりがあること」の大切さを、まちづくりにも活かして欲しい。思っているだけじゃ何もならない。
斜里の町、もっと魅力あるはずなのに、なんだか元気がないと思うのは、私だけだろうか?

それにしても、走り続ける学生の姿が、まぶしかった。
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2009年08月15日

終戦の日・2009

今日は、終戦の日でした。

私が生まれた頃は、戦後10年のころ。毎年、8月15日は「戦争は悲しい」と言う声が決まって聞かれる環境の中でした。
母の実家に夏休み、お盆に行くと立派な仏壇にはたくさんの提灯とスイカ・スイミツ(桃?)そしてブドウが供えてありました。そして、たくさんの人が出入りしながら「戦争は悲しい、そしてダメだ」と言う声。

 開陽台1

 昨日はNちゃんと中標津へ行ってきました。久しぶりの開陽台。
 ステキな景色を見ながら、小さな頃、中標津の親戚の家へ行く
 途中に見ていた「飛行機格納庫」と「トーチカ」の跡を見たこ
 とを思い出しました。父がいつも、教えてくれていました。
 やがて草に覆われ・・いつしか視界から消えました。


2004年5月に他界した父、私は父が大好きでした。
映画もジャズも、おしゃれも、虫も、花も、鳥も動物も、嗜好も・・みんな父の影響だと思います。その父は、いつもいつも「人の争いは哀しみしか残らないな」と言っていました。平和運動という今は誰も使わない言葉ですが、でもこの平和運動を教えてくれたのも父です。父は終戦を土浦航空隊で向かえたそうです。もう少しこの戦いが長く続いていたら特攻隊だったろう・・と言っていました。自分には役割があるとも言っていました。
数学と理科の教師でしたが、父の授業では時々、平和という言葉、争いという言葉が多かったように思います。

祖父も同じでした。戦争の話をすると、涙もろい祖父は私を膝にのせたまま、涙を流していました。「むごいものなんだよ」と言いながら、キセルたばこをポンッと落としていました。

皆の、世界中の人の心から「争う」という意識がなくなれば良いのに。
まだまだ、人は学ばなければならないのでしょうか。

おきまりの言葉なのですが・・でも、繰り返しましょう。「争いのない世界を、哀しみのない世界を、戦争はいけない」
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 この広い風景の中を飛び立っていった戦闘機。
 今の平和に感謝します。
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2009年06月14日

知床の運動会

先週、6月7日はウトロ小中学校の運動会でした。
昨年も、一昨年も来賓として出席して、ラジオ体操を一緒にやって、徒競走などをみて帰ってきています。

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 みんなの作ったスローガンにも現代的な雰囲気が感じられます

私が育った地域も、小中学校でした。
ですから、小学生も中学生も、保育園もそして地域の人達も一緒に参加する運動会は当たり前です。

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 中学生も小学生もみんなで赤組、白組でがんばります。

当日はどんよりとした天気で、なんとか雨が降るのを少しでも遅らせてと・・・と誰もが思っていたと思います。その結果、なんとか「もったお天気」でした。

全校生徒が小中合わせて84名と校長先生が言っていました。
わが家の娘が通っていた頃は、各学年、20名ほどが在校していましたから、もっと賑やかでした。子どもの数が少なくなっているのは全国同じです。各地で、廃校、閉校、合併が続いています。
斜里町内も同じです。

児童数が数名の学校は、大きな学校との統合を考える時に来ています。
地域にとっては、学校がなくなると言うことは地域の衰退を考えます。ですから、なんとか存続したい方向を考えます。
しかし、自分の子どもの教育のことを考えたときには、親の気持ちは少し違います。集団活動のできない中、教育環境や生活環境を考えると大きな学校に・・と思うのです。
最近は交通手段も整備され、道路の整備も進んでいます。

ウトロは小中並置校です。
斜里町内の中学校はウトロと斜里の2校になっています。

小さな小学校を持つ地域の思いは様々です。
子どもたちのこと、教育のこと、地域のこと、どの方法がよいのか、結論は「よく話し合う」ことです。

中学生の結足リレーでは、中学3年生の人数と、中学2年生の人数が明らかに違いすぎて・・はたして競技になりうるのかと、首をかしげましたが、みんな一生懸命でした。
 
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 校舎とその奥には知床連山が連なります。

明日から、ウトロは遠音別神社のお祭りです。
お天気なって!

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2009年05月19日

なんなの?インフルエンザ

毎朝、毎朝、ニュースを見ると、インフルエンザに関する何とも不思議な報道が始まる。そんな不思議な報道で始まる毎日に、やはり、みなさんもそうだと思うけれども、「?」マークが果てしなく続き始める。

「なにか」を仕掛けた時の「予行練習じゃないか?」
「シュミレーションかもね・・・」
それにしても、我が国のお粗末な対応。
・・・今までのインフルエンザと・・何が違うの?
もっと、驚異的な恐怖をあおるほどのものだったのかも知れない。仕掛けた人の思惑がずれた?
いやいや、やっぱりシュミレーション。社会実験?

そんな会話を朝食時間に繰り返す。
やがて、なんだかてんやわんやの騒々しい展開の朝の連続ドラマに話題は移る。

今年は桜が早かった。
わが家の桜は5月8日はもう満開。

 2009さくら

樹齢70年を超えるエゾヤマザクラです。

この満開の桜のあとに、雪が降りました。
めまぐるしい気候の変化。こんないつもと違う?ことがあると、今回のインフルエンザのような大騒ぎが・・なんだか、大きな変化の始まりなのかも知れないと思ってしまう。

5月10日「母の日」に娘から花が届いた。
その、娘の住む神戸が今は大騒ぎ。「マスクは手に入ったから〜」の電話に、やれやれと思う。
なにかが、やはり動きつつあるのかしら?

 母の日


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2008年01月31日

もう一つのブログ・・ダメかも・・

もう一つのブログの不具合で・・でも、管理ログインはできるから、こちらにコピーしてみたら・・できた。
気に入っていたブログでその頃は「完成度の高いブログサイト」って紹介もされていたので使っていたけど・・きっと、手が回らないのだと思う。
継続って難しいからね。
で、こちらに掲載してみましたが・・これからのことを考えよう。

2008年1月30日」の掲載でした。

「知床」って言葉のイメージって、どんなものだろう?
時々、知りたい気持ちになる。でもきっと、とても曖昧なものだと思う。その曖昧さが大切だけど。

久しぶりに散歩した。
スノーシューを付けて歩かなければ進めないほど、雪は柔らかい。
アトムもすっぽりと埋まるので、彼はどうしたことか、私たちのスノーシューに乗っかる。
歩いていて乗っかられ、バランスを崩して転ぶ。

そんな散歩を楽しんだ。

 

 

 

フェンスの外はやはり大変だった。
アトムも久々のエゾシカの姿に興奮していたけれど、放すことはできなかった。

 

夕方、プユニ岬へまた流氷を見に行ってきた。
きれいでしょう?知床の冬のこの透明感は、やはり格別。いつもここに住み始めて始めて見た流氷の到来を思い出す。
変わらないもの、変わるもの、そして変えてはいけないものを、私たちはもっと知らなくてはならいね。

続けて更新していますが・・また、できなくなるかもしれない「いまのうち」に、がんばるけど・・更新貯めってできないよね〜
posted by あとむ at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 会話から