そこで、私は「ゴミ処分施設」のことで、もう少し丁寧な検討を・・と書きました。
しかし、臨時議会で町の出してくる「焼却炉方式」は議案として提出され、そのまま賛成多数で可決されるのだろう・・とも思っていました。
行政の出してくる計画は、ほとんどの場合が変更しない、中断しない、後戻りしない、と言う動き出したら止まらないもの、押し切るものだと思っていました。
どんなに抗っても、無理。
(キレイでしょう?昨年友人からいただいた マ・パーキンス です)
しかし、私たちの町は、とても勇気ある決断をしました。
丁寧な検討、焼却炉ありきを、今一度検討することにしたのです。
私は、この姿勢を大いに評価します。
(ただし、毎回このようなことがあることは望みません。)今回の「ゴミ処理施設」はこれからの我が町の方向性を示す重大なものと考えています。
これほど、技術の進歩がめざましい中、何が、今、最良なのかと言う結論は大変難しいものです。
しかし、今回、あえてその難しさに正面から対峙した町の姿勢を、私は誇りに思いますし、これからの検討をより慎重に、しかし積極的に協力していこうと思います。
が、それとは別に、今回の結果を「前代未聞」とするのは「議会運営」の話です。
議案として提出されるはずで、開催することになった議案を、提出しなかったのですから、議会は議案のない議会で閉会しました。
「責任問題」だという議員もいます。
「議会を混乱させた」という議員もいます。
私は確かに混乱はしましたが、それ以前に、この問題について本当に賛成とする意見を持っていた議員が、本当にいたのかが不思議です。
今回の再検討は、本当に町のことを考えての結果です。
「前代未聞」をプラスの前代未聞に変えていくのはこれからです。
今後、この問題がどのようになっていくのか、傍観者ではなく一生懸命に見守っていきたいと思います。
(これもこれから問題・・世界自然遺産知床のトイレです。恥ずかしい〜)