2012年04月04日

給食食材の産地表記です

情報を発信するって、難しいと思います。でも、難しいけれどやらなければならないことだと思います。行政が住民から「なにを考えているのかわからない」と思われては信頼も生まれません。

3月11日の震災で、原子力発電所が壊れ、そこから放射性物質が飛散しました。まだ、放出されているのかも知れません。海にも廃水が流失しています。壊れていても近寄ることができない状態が現在も続いてもいます。これからの見通しさえも立てられていません。しかし、私たちにはしっかりとした情報が伝えられないままに、国はこの事故の終息宣言までしてしまいました。誰もが、不安をかかえています。
国はこの事故による放射能の汚染数値を暫定基準値として設定し対応してきました。しかし、暫定基準値とは事故等による緊急事態での数値です。収束宣言後もこの数値が基準値になっていることに何の説明もないままでした。

マスコミではなかなか出てこない情報の中、様々な手段で私たちは情報を得ようとします。
なぜか。
それは、命を守りたいからです。愛しい、大切な人の命を守らなければならないから。

北海道内は幸いなことに放射能の汚染状況では大きな被害は出ていません。しかし、学校給食の食材について、斜里町内の父母の方からも不安の声がありましら。なかなか言いにくい声だったと思います。情報を求めることに閉塞感を感じさることは非常に恐ろしく、悲しいことです。

4月、新年度のスタートに先駆けて、斜里町のホームページで、学校給食の献立表がアップされました。
しばらく更新のない状態が続いていましたが、今回、分かり易く、しかも食材の産地表示も書かれています。
3月議会で、この給食食材について、こうした産地表示を実施するべきと言いました。また、北海道給食協会にも放射能の測定と数値好評を求めるべきとの意見も出されました。それに、対応してこうして早速、取り組んでくれたのだと思います。

情報公開を求めるのは当たり前のことですが、しかし、実際に現場で対応することは、大変なことです。情報は出していて当たり前、まして、それに対して具体的な反応がつかめないものであればなおさら、その情報提示作業のモチベーションはなかなか維持できません。
しかし、行政と住民を繋ぐツールは様々な方法があって良いはず。きっと、情報を発信すれば逆に入ってくる声、思いはあるはず。
4月入学式を前に、学校給食の情報が多くの人に伝えたえられるための行動を取ってくれた給食センターの誠意に感謝します。

そして、改めて、自分たちの住んでいる地域のものをこんなにも給食で食べることのできる、斜里町ってなんて贅沢でありがたい土地なのだろうと思います。安心、安全、そしてなによりも地産地消、身土不二の実践のためにも斜里町の環境がこれからも活かされていく行政の決断を期待したいし、支持したい、そして誇りに思いたいですね。
posted by あとむ at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | まちのこと
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