その頃の人口は16000人くらいだったと思います。
斜里町の広報の特集ページに「16000人の人々」というタイトルがあったことを覚えています。
学生時代は、地域の祭りが大好きでした。
北海道にはなかなか古くからの祭りがなかったために、特に興味を持って各地域のお祭りを巡り歩いていました。
特に何度か続けて行っていたのが、青森の「ねぶた」でした。お世話になった町内会の方に誘われて、夜汽車を乗り継ぎ、青函連絡船で青森に渡り、跳ねていました。
斜里のねぷたは、現在は2日間の運行になり、山車の数も14基ほどになってしまいました。山車と山車の距離もずいぶん空いてさみしい感じがします。
これまで続けてきたこのエネルギーはすごいことだと思います。準備と練習に費やす時間と、やり遂げた達成感をこの町の多くのかたが体験しているのだと思うと、改めて「継続は力なり」という言葉を思います。
もしも、これからもこの「斜里ねぷた」を継続していくのであれば、きっと、もうすでに考えられたり議論はされていると思うのですが、なにを継承して何を加えて行かなければならないかという選択が必要になるのではないかと思います。
今の規模を維持していくことができるのだろうか?
今の規模で良いのかという考えも含めて、これから、ねぷたはどうなっていくのだろう?と、きっとみんなが考えているのではないかと思います。
やるからには、徹底的に楽しんで参加したい!これはお祭りやイベントには必要なこと。
ま、とにかく今までも続けてきたのだからやるしかないでしょ!と言うだけでは難しい時期になっているのかな?とも思います。
四半世紀が過ぎた知床の「斜里ねぷた」。
今夜はウトロ自治会として初参加?で、子どもたちがたくさん参加します。
私も、議会のみなさんと一緒に先頭で提灯を持って歩きます。(本当は踊りたい!)
どうか、雨が降りませんように。子どもたちのこれまでのがんばりと、関わってきた皆さんの思いが十分に発揮できる夜になりますように。
議会での浴衣はこれです。先輩議員さんのお下がりです。