こんなに寒かったんだろうか?この季節。(そういえば・・5月の連休過ぎまで流氷が残っていたことあったけど・・)
ベタで寒いのは・・最近ないかもしれない。とても外の清掃をする気持ちにはならない。今日は風がないけれど、今回の大風、大荒れは「大型の低気圧」って言葉じゃない何かが欲しいと思った。「台風」とは違うけど、さて、なにか良い言葉を、北日本に被害を及ぼすこの「低気圧」につけてくれないだろうか・・気象庁言葉ってつくづく中央(東京)中心な言葉が多いこと。と、思うのです。
さて、寒いとは言っても時間は過ぎて行きます。
今月末からは眠っていたいろいろが動き出す季節。
4月18日に・「地元自慢まつりinウトロ」が青年会議所の主催で開催されます。
ちょっと、寒いかな?と心配だけど、でも、楽しそうな企画です。以前、ウトロの仲間と「ウトロ・マーケット」を開催した場所です。出店者も多く、これまでとは違う構成で、なんだか楽しみ。日曜日はウトロへ!
それから4月23日は、知床五湖の高架式木道の全線かな、利用が開始されます。環境省でイベントを行うそうです。
知床五湖の利用については、地元ウトロでは以前からその方法や形態について協議が続けられてきました。私たちのまちづくりグループもずっと関わってきた問題です。当初、当時の美化財団・現在は自然公園財団が、知床五湖の駐車場の料金徴収を行うと言う計画を出してきました。私たちは、料金徴収について異議を唱えたわけではなく、現状の駐車場の容量、年に2回ほどの渋滞(駐車場待ち)について問題・さらには年間を通じての利用者の把握などについて、運営的な見通し、あるいは環境面からも対策がないことで、参入は時期が早い、もっと調べて、地元とも協議をすべきと、主張してきました。
さらに、今回の高架式木道の設置は、知床五湖を利用調整地区として指定するための対応として出された案だったことから、これまでのように「自由利用」されてきた知床五湖の利用形態が変わることについて、地元の経済的な活動に影響が出ること、あるいは、これからの五湖の利用に限らず、公園内の利用と保護について良い関係を保つために十分な協議と、それぞれの担当する行政の連携が必要と訴えてきました。
今回、知床五湖の利用について観光関係の方、地元の方との協議が繰り返されて実施され、高架式木道の利用開始、そして地上遊歩道の利用については時期を3期に分けて利用の規制を計ることで、来年の4月からの実施に向けて協議が続いています。
同時に、これまでの斜里町のレストハウスは取り壊し、来年からの五湖の利用に合わせたレクチャーハウス(フィールドハウス)と、自然公園財団が建てるレストハウス機能を有した建物の建設が行われます。今年はレストハウスの後、仮設のハウスが設置され休憩施設として利用されるそうです。
知床五湖は町の観光資源としては一番の場所。知床の観光形態が大きく変化することはないかもしれません。でも、知床の観光形態とは、どうあるべきなのでしょうか?
斜里町は自然保護については大きくその対応についてはリードを取っていますが、観光という取り組みについては、まだまだ明確な方向性を具体的に打ち出してはいません。流れに任せて、結果、上向きにきた観光事業ですが、そろそろ、行政と観光の役割を明確にして取り組むときだと思うのですが・・
大型連休が始まります。観光産業が活性化され、回復するための取り組みは続きます。
ね、君! 餌もらいギツネにならないでネ。ナンダカあやしい
みんなも、あげてはいけない!


知ってください、動いてください!