秋のバラは色がきれいです
しかし、町は乳ガン検診に対してはマンモグラフィ検診を実施できる機関が限られていることや集団検診で実施できる人数が限られていることなどの理由から、無料検診のクーポン配布は行わないということになりました。子宮頸ガンだけにすると言うのです。
しかし、他町村の病院での検診、あるいはマンモグラフィだけではなく触診による検診は可能です。せっかく無料で受診できるこのチャンスを、受診者から苦情が来たり混乱が生じるという理由で実施しないというのは納得できません。
一部受けられない人に対して不公平だと言うのですが、せっかく無料で受診できるチャンスがあるのに受診できないとほうが、よっぽど不公平だと思うのです。
また、それを言うならばこれまで実施してきている集団検診の乳ガン検診で定員になったために受診できない人がいて、その環境を改善してこなかったという方がよほど不公平だと思うのです。まして、今回は国民保険加入者だけでなく対象年齢であれば全員が受診できる事業なのです。
この事業をプラスに活用して、斜里町独自で計画する事業を組み入れる、あるいはこの実施に伴う対象受診者の意見や実施実体を今後の町の検診事業に活かすよう、前向きに取り入れるという姿勢が必要なのではないかと思います。
健康は自己管理でというのが基本原則で、それを助けていこうとするのが健康事業の取り組みです。受診機関の地域格差がある中では今回のような事業の実施は難しいとは思いますが、それでも、こと健康に関することでは、一人でも検診を受けるチャンスを広めるということを一番に考えるべきです。
クーポンを受け取った人が、現在の町の検診環境では充分対応できないことも受診者に知らせるべきですし、また、この検診に対し関心を持ってもらうためにも、今回のこの事業をもっと活用することを考えるべきだと思います。
やらないと言う選択はそこで終わってしまいますが、実施することであらゆる問題点を住民と共有するということも大切だと思います。
マンモグラフィの設備での受診だけでなく、病院での触診、問診も有効な受診です。町の病院にも産婦人科の先生がいらっしゃいます。子宮ガンの検診についてお願いしたという話ですが、同時に触診、問診の診察を呼びかけることも可能です。
今、町は町民みずから町の医療環境を考える動きがはじまっています。
できる環境がないから・・と言うことを理由に、やらないという選択はこれからの医療環境に関しての取り組みにたいしてあまりにも消極的だと言わざるを得ません。
町長は長いやり取りの中で、最終的には、この事業に関して「検討させてください」と答えてくれました。これから、病院の改革に取り組もうとする町長の姿勢を感じることができました。
ぜひ、前向きな斜里町の実施を望みます。
すみません。
できましたら、後ほど削除していただけますか。
なるほど、と思います。公平とか不公平という話をしていくと何もできません。また、受診機関の足りなさや、受診する環境が整っていないことも分かりました。しかし、桜井さんが書かれているようにやめてしまったらそれで終わりですね。
調べてみましたら、各地で乳ガン検診は対象者に十分な対応が取れないということですが、これも地方の状況を知らない厚生労働省のやることですね。情けない国政が続いてきたためでしょう。それに対応しなければならない自治体の辛さも良くわかります。延長になる話も聞かれます。来年実施の話も聞かれます。受診できる人は限られるでしょうが、一人でも多くの方に受診をうけてもらうことが一番という考えには私も賛成です。不公平感を言うなら、たくさんの不公平があるじゃないですか。
コメントありがとうございます。また、返事が遅れましたことごめんなさい。おっしゃるとおりで、受診機関が少ないことが一番の問題です。
今回の検診の問題は、子宮頸ガンの検診対象者にはクーポンは配布されました。それから、乳ガン検診の対象者に対してはできるだけ多くの人に受診して貰うために、関係機関に問い合わせをしています。(やらない・・と言う方向ではなく、やるという方向にしてくれました。)詳しくはまた、お知らせしますが、でも公平不公平という考え方については、考え方をもう少し広くしなくてはなりませんね。