2009年08月06日

国保病院・・4

   8月5日・久しぶりに元気をもらったチェロの音色
   チェロ
   土田英順氏のチェロはなつかしくお芝居は暖かでした
  ポスターは昨年の札幌のもの
  人の心は、本当はこうしたもののはずなのに・・


今日は、臨時議会でした。

臨時議会では、町長の病院問題に関する町政報告が行われましたが、その内容はとても議会に対して報告するような内容ではありませんでした。また、いつもでしたら配布される文章もないという状態。

その報告の取り扱いをどうするのか?休憩がもたれ、質疑や確認をすべきかということで会派会議が開かれました。議会議員は3会派と一名の構成ですが、一名はオブザバー待遇ですから・・結局は、2会派がこの報告で良しとし、一会派と一名が説明・質疑を行うべきとしました。その結果を受けて議会運営委員会としては、この町政報告に対し、このままで、質疑なし・・という判断になりました。
わたしはとても納得できませんでした。そこで、・・町政報告については、議会運営委員会で、これでは納得できる内容ではないことをさらに議長に対し申し入れ、結果、町長が補足説明をするということになりました。

つまり・・・なんとも曖昧な町政報告であっても「ま、いいんじゃない」という判断が議員の中でなされたということです。(臨時議会に質問はそぐわないという慣例にならったという声もあり・・だけど!こんなに大変な問題を、少しでも良い方向に持って行こうとする動きが必要なときに・・なんで?)

この会派の内訳ですが、一つはいわゆる与党会派と言われる会派6名。もう一つは、いわゆる野党会派といわれる会派3名。そして私も入っています、どちら派でもない会派に4名、そして共産党議員の1名という区分です。

この会派の中でどのような話し合いが行われ、今回の町政報告について整理がされたのかはわかりません。
しかし、意外だったのが野党といわれる会派の結論です。マニフェストでの取り扱いをあれほど指摘してきた方がたが、この町長の報告でどう整理納得されたのかわかりません。これほど、町民にとっても大きな問題となっている病院運営です。

私自身は、また会派のメンバーも同じ意見でしたが、マニフェストの部分については、今後の行政執行に係わる問題ですからはっきりとした説明と、行政としての明確な方向性を示すべきと考えました。

ここまでが午前中に行われた議会のこと
さて、午後になると・・・
なんと、またまた不思議なことが起こりました。

緊急質問が議長に提出されました。・・内容は先に書きました町政報告に対しての質疑です。おかしいでしょう?午前中は反対したにも係わらず・・この緊急質問が可決されたら、午前中の質疑なしの決定はなんなのでしょう?
議員の思惑?といわれていますが、とても不透明な流れだと思います。

この質問を受けるか受けないかは、議員の賛否を問います。今回は私はしっかり後ろも振り向いて誰が賛成して、誰が反対しているのかを確認したいと思います。だって、矛盾するでしょう?
緊急質問の内容は、町長のマニフェストに係わること、それから町政報告が文書で示されなかったことについてですが、私はそれ以外にも、行政内部でどのようにこれから運営方針を定め、話し合っているかについて質問したいと思っていましたが、この緊急質問は提出した議員だけに許されるものです。

なんだか、しっくりしない・

自由に、今回の病院問題について明らかにしたいこと、確認したいことについて議場で質問されたりオープンになることを、いやがる人がいるってことだと思う。
こんな状態で、これからの病院の再生なんてできるのだろうか?

議会はなにをやってるんだ!と、言われても仕方ないのかな・・・トホホです。

先輩議員の言う、水面下の思惑の動きと、いざ、表にでてきたときの変わり身には、気をつけなさい・・という言葉はあるんですね〜

結局、賛成多数で緊急質問は実施されましたが、質問回数制限のルールの中で行われ、確認したいことなどもできないままに・・終わりました。

おかしくない?

午前中に行われていた45分近いヒソヒソっぽい打ち合わせは何だったのでしょう?
議会にすら必要な情報が開示されない状態で、これからどうやっていくのだろう。議会は何をやっているのかと言われても、町政に対し質問もできない、質問はして欲しくないと言う対応に、どうすればよいのでしょう?そして、それを良しとする議員がいることも事実なのです。

おかしいでしょう? 
posted by あとむ at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 斜里町国保病院
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/31112648
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック