2009年06月29日

議員に何ができるのだろう?

斜里町国保病院の、今回のお知らせは少なからず町の人達に「どうなってんだ?」という思いを強く気づかせるきっかけになった。

先日の議会では、全員協議会の場で多くの意見が出されたけれど、そのほとんどが、何もやってこなかったことへの責めと、町長の病院運営を問いただすものだった。
その中に、「なんでこんな文章(チラシ)を出したのか!」と言う意見もあった。
確かに・・多くの町民が驚いたけれど、私は、直接の問題提起だと思う。
しかし、住民への周知が、町はこれで十分と思って良いのだろうか?

議会が終わった翌日から、「ちょっと・・」と、多くの人から「議会は何やってんだ?」と言われている。
確かにそうかも知れないけれど・・議会の中にも、イヤ、正確には議員の中には「この問題には踏み込むな!」みたいな状況はあり、病院の問題を口にすると目が泳いだりしていた。そこには、先にも書いたけれど、野党の立場、与党の立場、正確には野党的な立場・与党的な立場さらにはそのどちらでもない立場に納得できない動きがある。
なにやら、秘密主義だ。今回、札幌へ町長はお医者さんを探しに出かける。が、同行する議員さんがいることを、他の議員は知らないし。(知らなくても良いことなのだろうか・・)

そもそも・・今年の3月には町は「病院の改革プラン」を出し、黒字経営の計画を立てた。このプランが出されたとき、お医者さんの確保は大丈夫なのか?と思ったけれど、町が出す計画(強気だった)は、医師の確保のメドがついたからだろうと、判断していた自分が間違っていた。
だったら、あの「改革プラン」は何だったのだろう?プランはプラン?

ならば、他の議員さんはどれだけの人が事実を知っていたのだろう?
不思議でならない。
町長は、こうした問題を誰と相談しているのだろう?なんだか、不安になってきた。

 6月の庭
 気温が上がって、とたんにワサワサとなった庭

住民の病院に対する危機意識を啓発するには充分だった今回のチラシ。
たとえば、このチラシが出される前に、病院の今回の問題を地域の人達に説明してもきっと誰も真剣に話を聞いてはくれなかったと思う。
私自身含めて、このことが問題だと思った。
病院の問題について、私のできること。
動き出そうと思う。「余計なことに口を出すな」ともしも言われたら・・そう、一町民としてできることからに取りかかりたいと思う。

議会はなにやってんだ?議員に何ができるのだろう?と言う問いかけ・・恥ずかしいけれど私もそう思う。
でも、議会もなかなか複雑かも知れない。


posted by あとむ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 斜里町国保病院
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