以前もこのブログで、このADSLの話題がコメントで広がりました。
今までよりは、良くなったと思います。
そんな3月。
九州のとても山奥に住む友人から、嬉々とした声で、「わが家にも光が引かれることになった!」と。聞き間違いかと思いましたが・・・「ヒ・カ・リ・カ・イ・セ・ン!」と言うのです。それまで、彼女のおうちはISDN回線だったのですが・・・
これからは、電話もテレビも!楽しめるというのです。
こんなのどかな田園風景の地域にも光です。お隣の家も見えません。
国の進めるブロードバンド整備の助成金と町の強い要望で実現したとのこと。
ブロードバンド整備に詳しい友人はこう言いました。「斜里町はADSLか光回線を要望したらしいけど・・そもそも、それはNTTにすれば在庫整理のおいしい要望。この時代にADSLか・・なんて要望は願ってもないフレーズだよ。」
あ〜早く光回線が普及しないかな〜。
北海道内の光回線普及が60パーセント?も超えてます。
とりあえず、ADSL。とりあえずが、どれくらい続くだろうか。
光ですよ!光!って、いいながら
近所は年寄り世帯が多いこの場所。
ケーブルテレビ利用は全世帯に近いと思うけど
一体どのくらい、インターネットを申し込んだのか???
まあ、でも、ネット環境が快適になるので
私としては、とってもラッキーです。
私もウトロ住民でADSLを利用し始めました。
モデム側で最大25M、フレッツスクエア(エリア内)で20M程度、インターネット上でも17〜20Mの速度が出ています。
光が無い以上これだけの速度で通信できるのは、今までを考えたら現状では幸せです。
先日日本全域をエリアとする衛星式のBBが発表され、日本からブロードバンド通信が無い地域がほぼ消滅したそうですがやはり速度ではADSLの方が速いようですね。
NTT東日本のHPのトップには自治体向けに光ファイバー整備関連の営業広告がでかでかと掲載されていますね。
ある意味今光ファイバー敷設を計画している自治体もNTTにしてみれば「良いお客さん」で悪く言えば「カモ」ですよね。
自治体の予算に加え国からの補助があるので代金未収の危険もありません
こういう整備でいつも思う事は中心部しか考えられていない事ですね。
NTT東は企業ですから人口の多い、しかもエリアマップで町全体を赤く塗りつぶせる中心部のみを整備するのはある意味当然とおもいます。
しかし自治体による整備でも町全域ではなくやっぱり一部地域のみの事例が多いのでは?と思います
自治体や国からの補助で地域によってサービスに格差があるのは問題となる場合もあると思います。
ADSLもFTTHもNTT東は誘致を考慮する条件を非公式に掲げています。
ADSL、FTTHでそれぞれ違う仮申し込みの最低人数や自治体が誘致の窓口、もしくは誘致に協力する事などです
それ以外の場合はNTT東の営業広告にある事例のように町の事業として費用を出させるのでしょう。
斜里町がNTT東に要望を伝えた時、NTTの営業担当者は町にADSL及びFTTHの誘致の条件を伝えたのではないかな?と推察します。
その時FTTHが補助金無しで誘致可能な場合の条件をクリア可能であれば町もNTTもFTTHを選択していたのでは?と思います
そして結果、人口的にムリと判断したのでは?と想像しています。
そしてNTTではなく自治体予算での整備の場合にかかる予算の提示もあったのではないでしょうか?
政治や行政のしくみはよくわかりませんが、このような町の事業が議会にも諮られずに行われると言う事もないでしょう?
他の自治体の動きをふまえた上でこのような事業を行うのであれば年度前に予め議会で審議し、予算案に盛り込まれるとかですかね?
多くの場合過疎地に近いような場所にFTTHが整備される場合は大抵、過疎地対策だの農業振興だのの名目で国から予算が出ています。
お年寄り向けの緊急通信にも使われたりしていますね。
同じような事が斜里町で行われるとしたらかなり賛否両論の議論が起きるのでは?と思います
もしかつて斜里市外地区の光の整備に町や国の予算を使ったのであれば町の他の地域もそうして欲しいですが、あの誘致は農協主体で町は協力したに過ぎないと記憶しています。
(違いました?)
もしFTTH以外無意味と感じてらっしゃるならNTT東や町の担当部門、総務省等に議員から問い合わせてみてはいかがでしょうか?
NTT東の今後の見通しも我々一般人向けの公式回答以外の返答があるかもしれませんし、国が行っている補助事業の詳細もわかると思います。
その結果町にとって有益な事業になり得るとしたら是非議会に諮っていただくなり、町に働きかけるなりしていただきたいです。
21度中にはNTT東-北海道のフレッツ光は全域でNGNのフレッツ光ネクスト化されると言う事です。
ADSLと言う規格が生まれてからウトロで開通するまで予想を大幅に上回る時間が必要でした。
将来のFTTH敷設に向けて何かをするのに早過ぎると言う事は無いと思います。
我々住民が協力できることがあれば住民の一人として微力ながら協力させていただきたいと思っています。