2015年03月14日

議会議員選挙・町の場合

2,3日前から地方議員のなり手がいない、女性議員の数が少ない、議員の高齢化という記事が続いています。
思い出せば、4年前もこうした記事を目にしていました。
でも、ここ4年間の経年変化の現実はその通りだと思います。
斜里町議会では、現在の14名議員のなか、今期で辞められる(選挙に出馬されない)方が2名いらっしゃいます。お二人のご挨拶を伺い、時代、時間の流れを感じました。

長崎県対馬の町では、50歳以下の議員の報酬を30万円に引き上げ、50歳以上の議員の報酬をこれまで通りの18万円にするという条例を可決しました。きっと、すごく賛否があったと思うのですが、こういう決断も出てくるだろうと思いました。
議員の仕事の評価って、ともすれば主婦の行う家事、主婦労働に少し似ていると思う事があります。
やって当たり前。でも、その内容は個人でずいぶん違います。

IMG_9613.JPG

若い人が議会に参加して欲しい。議員としてまちづくりに係わって欲しい。
若い女性が参加して欲しい、議員としてまちづくりに係わって欲しい。
そんな思いを持って、これまでの4年間は動いてきたつもりです。
そうした中で、言われたことが
「議会の中にしがらみを感じませんか?」
「年上の議員さんから感じるパワーハラスメント的な雰囲気はありませんか?」
「群れる、流される、見えない圧力や権力はありませんか?」
と、文章でいくつかの問いを出されたことがありました。もちろん、他にも色々ありましたが、上記の部分は私の感じた範囲で「ないとは言えない。感じたことはあります」と返事を出しました。
斜里町の議会がどのように見られているのか、考えさせられました。
以前にも書きましたが、斜里町議会のあらゆる場面でセクハラなんてことはありません。
「あ〜女だからかなぁ」と感じたことは私自身はありません。
でも、男社会だなぁと感じたことはずいぶんあります。

現在は、元議員だった方が立候補の予定だと聞いています。前回の選挙では立候補されなかった方です。
他にまだ立候補される方の話は聞いてはいませんが、「きっと選挙になると思っておくこと」と、後援会のみなさんから言われています。
来期に向けて、私が何を指標として活動するのか、それをしっかり決めて、みなさんに応援をお願いしなくてはなりません。
時代は私が思う以上に変化が早く、斜里町議会の議員の年齢も65歳くらいでしょうか?
(斜里町議会議員の議員紹介には年齢が書かれていません・・これについても何名かの方が書いた方が良いと言っておられました)30代、40代、50代の年齢層がいてほしいと思います。

議会改革は標準的な部分で、斜里町議会でも実施されていますが、議会の改革が行われているならば、議員も変わっていかなければなりません。それぞれの年齢の、それぞれの立場が多様になることで町も活性化していくのではないかと思います。もちろん議会の場だけの話ではなく、多方面にわたって多様性が引き出す生産的な取り組みは強くなるはず。

私たち主婦が、新しいレシピや食材で料理をしながらも、おばあちゃんの知恵袋が手放せないと言う現実はまさに、こうしたことです。
さて、しっかり3期目に向けて動きます。
posted by あとむ at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動
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