今日、午後からとても暖かかったので裏に散歩に出かけた。
エゾシカフェンスまで10分。出入り口まで20分を犬と歩いた。
フェンスの外側、以前は良く来ていた場所だったけれど、最近は来なくなった。
植物がほとんど食べられてつまらなくなったから・・かな。
そこで目にしたこの写真。ご覧下さい。
これは、カラマツ。カラマツの4年生か、5年生でしょう。
本来、カラマツをエゾシカは食べませんが、新芽は食べるようになっているときいていましたが・・この状態。樹皮も芽も、枝も。
これは、わが家の裏の空き地に生えているやはり4年生くらいのカラマツです。
本来はこうして枝を広げるはず。
フェンスができて本当に良かった!と言うことではありません。
実際、このように国立公園では樹木が被害に遭っています。
国有林も同じような状況です。本来、国有林は林野庁のものではありません。
私たち、国民の共有財産です。それを、何の対策もないままに放って置いて・・。
知床に住む私たちは、この問題を自分たちの庭木の問題だけとして捉えてはいません。いちど壊れた自然界のバランスは連鎖的に大きな被害を引き起こします。
もう一度、早く、真剣にこの問題を考えなくては・・と、改めて思いました。
散歩は楽しかったですよ〜
プユニ岬からの今日の流氷と夕陽です。