2014年11月15日

特別委員会(その2)

ゴミ処理場に関連する課題は、委員長が言うようにまだまだたくさんありますが、今回の特別委員会を通して私が思ったこと。
それは、他の委員の方が述べていた「町民の負担を極力減らす、生活していく上で負担を強いることのない姿勢」という言葉を聴きながら、今回のゴミ処理施設建設に至までの時間のなさ、それをとても残念だと思ったことです。
それこそが、行政が一番心して行かなくてはならないことです。事業計画の先延ばし。
すでに平成23年には以久科処理場がいっぱいになること。これは計画当初から分かっていたにもかかわらず、場所の選定が行われていなかった・・私が議会に参加させてもらった当時から、期限の迫る処理場、場所の問題が本当に待ったなしの状況で繰り広げられてきました。正味2年の間に場所、処理方法、事業計画をやらなければならなかった現実。(事実斜里町のゴミは他町で一部処理されていました・・)
その現実は、予見なんてものではない現実の課題を先延ばしにしてきたことが原因です。
今後も、こうした先延ばしにされている課題、問題、事業はあります。
それを、しっかり指摘して行くのも議会の役割だと思います。

これからもずっと、町があり続ける限り、引き継いで行かなくてはならない行政。
民間企業も、一般家庭も同じですね。先延ばしすることも必要なときもあるかもしれませんが、生活に必要な最低限の事業はしっかりとした計画と実行力を持ってのぞまなくては、結果「町民の負担を極力減らす、生活していく上で負担を強いることのない姿勢」には繋がらないことを、今回、強く実感しました。
posted by あとむ at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

第17回目の特別委員会(その1)

テレビと新聞では解散選挙の報道・・年金の運用・・国の進め方向性への賛否。
福島の汚染水は遮蔽されていなかったとか、キノコからは万単位のセシウム汚染
バターが足りない・・不安なことばかりが報じられてきます。
一昨日(12日ころから)から道南、道央での積雪ニュースに斜里も降るのかしらとドキドキしています。
今朝は、かなり気温が下がり早朝に霰が降ったウトロですが、今はまだ雪はありません。

昨日、第17回目のゴミ処理場の課題解決のための調査特別委員会が開催されました。17回の開催以外に運営委員会の開催もあったでしょう。
昨日の委員長の話で12月議会に報告書を提出して、一応の委員会の解散を行うことという話で、私も他の議員もその動きに賛成をしました。
中には、解散することで「町に対しての締め付けなくなる・行政に楽をさせることになる」と言う意見も出ていました。
委員長が言うようにここまで詳しく調査し、課題の整理も出来てきた中で、今後は議員個々の調査、対応、チェックにゆだねていくことは必要だと思いました。

ゴミ処理を行い、そこで作られた生成物の利用先が決まり、10月の処理量と生成物のバランスがゼロになったとのことですから、これからはこれまでに蓄積されている生成物の処理をどうするのかが課題になります。
また、生ゴミ堆肥化もまだまだ水分量(余剰水)の課題は残りますが、その量は徐々に改善されてきたこと、さらには生ゴミから作られた堆肥は上質のものだということなど。
他にも最終処分場の水位についても減少しているなどの報告を受けました。

委員長の言う、まだ課題は続くけれども、特別委員会として区切りをつけることに私は賛成しました。
とても大変な時間だったと思います。
最後に副委員長が言っていた、今回の調査活動で見えてきた課題が、これからの斜里町のゴミ処理事業にプラスになれば良いと言う趣旨、そして、私も今回の調査で知った事業の実施における行政の契約に関する詰めの甘さ?適当な言葉が見つかりませんが、そうした姿勢も課題として見えてきたと思います。

オブザーバーという立場で委員会に出席されていた議長は、これまでのゴミ処理施設建設までのプロセスにある課題や疑問、決定経過、町の対応、業者とのやり取りなどの中の、課題の洗い出しを発信してくれていました。とても参考になり、かつ勉強になりましたが、その後の発言量が大変多岐にわたり、また、その発言の趣旨を理解するのに、私の能力ではついて行けないことも多く、行政と議会の関係というそれ以上の何かがあるのだろう?という部分で、私はギブアップでした。
今後は、そうした、私自身の反省も踏まえて自力でそうした部分を見ていきます。

報告書の作成という作業がこれから始まりますが、委員会の役員的な存在だったみなさんのご苦労に感謝します。報告書には委員の意見も反映されること、そして作られたものはフィードバックもされるそうです。
12月議会に向けての動きです。
posted by あとむ at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり