2014年05月20日

住民で、とは言うけれど・

おはようございます

2日続けて更新したので、今日もがんばって更新。ここで途切れたら「三日坊主」にはなるかと。
最近は「三日坊主にもなってないぞ!」と言われるので。

先日の雪交じりのお天気も去って、陽射しがまぶしいのですが、なんとなく気温が低いウトロです。
今日は午前中にウトロの児童公園についてヒアリング。そこに参加してきます。
で、午後からは6月7日、8日に予定しているウトロ地域の花いっぱい!の準備作業です。実査に,植樹マスに花を植える二至るまでは多くの作業を要します。土に植えっぱなしではないので、毎年、実労作業では除草作業、耕作、堆肥があり、実施日に合わせて取り組みます。
沿道のみなさんにも協力を戴きながら取り組むのですが、けっこう大変。
継続することの苦労を感じています。でも、誰かがやらなくては。

最近はやっている協働という言葉、住民参加と言う言葉、そして住民主体という言葉、どれも行政にも住民にもじつは覚悟のいる言葉だと思います。
ウトロで花を植えると言う取り組みはかれこれ9年目。こんなに小さな集落でよく継続していると思います。それは、地域の人達の意識の高さです。口は出す,文句は言う、批判もする,でも、実際に参加するのは「誰かがやれ」というお決まりのパターンを耳にしますが,少なくてもウトロの花植えに参加協力してくださるみなさんは,自分の意志で組織に供用されることなく自主的に参加して下さいます。

6月7日には苗を運んでももらって配分、8日にみんなで植えます。そうして花は秋まで咲き続けます。
その準備を今日の午後から!まずは除草作業です。
ゴム手をはめて、道具を準備して,お手伝いしてくださる方に声をかけて・・
がんばろう〜
まずは、晴れて良かった!

IMG_1167.JPG
雨の中、みんなで植えた年もありました。
今年はお天気良いように!
posted by あとむ at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2014年05月19日

総合計画と知床自然大学

現在、議会では第6次総合計画の特別委員会を設置して審議を行っています。
全体的な構成、あるいは意図する部分の解釈、文言などの精査も含めて審議しています。
その中で、第3次、第4次、第5次と過去に記載されていた「知床自然大学構想」について,新しい総合計画の中に記載がないのはおかしいという意見が一般質問でも出された経過から、その部分について調査や協議が行われています。

総合計画は2つの小委員会に別れて,個別の分野を審議していますが、この自然大学については,民間で設立財団が作られ活動されていることを踏まえて、小委員会ではなく全体で財団の関係社の方に来て戴き,話を伺う機会を3月19日に作りました。
現状での課題、あるいは取り組みなどを説明戴きました。
その後、総務文教常任委員会メンバーでの第一小委員会で、総合計画の策定委員の方に来て戴き,策定の経過、あるいは議論の経過などについて話を4月23日に伺いました。

私は,以前にこのブログで書いたように,自然大学院大学については、町は、この構想を町で取り組むべきものかという点では、一定の整理をつけているものと思っています。同時に、財団を設立され活動している理念、考え方を否定するものではありませんし、もしも、議員という立場でなかったなら、夢があっていいな〜と思っているかも知れません。
でも、今回は斜里町の向こう10年の町の方向、あるいは事業に対して作り上げる総合計画に組み入れるべきではないと考えてきました。
それは、何度かの委員会、あるいは参考人としてお話を伺ってきたなかでも、そのように思ってきました。

しかし、4月23日での委員会では、総合計画に民間で動いている自然大学について
「支援するという一言はあってもいいのではないか」
「町民が動いているのだから、何らかの形で支援すべき」
「あとで書き換えることもできるのだから,一文入れてもいいのではないか」
「言葉を選んでもいいので,載せてほしい」
一方で、
「民間でどのように運営していくのかまだまだ未定。町に財政的支援は求めないと言っても、文章に記載される責任は重く,町民にも十分にこの件について理解を求めることが必要。現状では記載すべきではない」
と言う意見がありました。
私は、これまで何度かツイッターでも書いてきたように、町の事業ではないのだから総合計画には記載するべきではないと思っています。しかし、今後、なんらかの形で町が係わることについては、町民の理解の中、あって当然だと思っています。

で、先日の委員会では,総合計画の中、なんらかの記載を行うということで 自然環境の保全と適正利用の推進(政策1−1−1)の現状と課題の中に固有名詞は避け、「研究、高等教育機関等の連携と活用が求められている」という文言を加えることになりました。
こうした表現は、現在も知床をフィールドとしている研究機関、あるいは今後考えられる大学等との連携も視野に入れた,知床の価値を高めていくことにもつながることになるので、良いと思いました。

今月27日に臨時議会が開催され,その後、総合計画の特別委員会が開催される予定ですから,また、その結果をみなさんにお知らせします。

この、自然大学と総合計画については,ずいぶんたくさんの方からも様々な意見を戴きました。
多くは,一般質問でのやり取りの中、町長の言うとおりであること、あるいは私の意見に同意できるという方が多かったのですが、その中でも「今回の大学院大学にたいして関心はない、関係ない」という意見、あるいは「大学構想にな賛成だけど町がやるべきではない」などの意見が多数でした。
「どうなった?」
「どうなっている?」という問い合わせも戴き、上記内容をお伝えしてきましたが、やっとブログにも途中経過をお知らせすることができました。

IMG_2374.JPG
4月6日、とても珍しい状態になった知床です。冷たい雨が樹木について凍って行く状態で、晴れた時には全てがキラキラでした。この日はウトロでは自治会の総会。みなさんが,こんな景色は見たことがない!と言っていました。
自然は,不思議ですね。


posted by あとむ at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2014年05月18日

季節外れの天気の中で

とてもこの季節とは思えないような寒さです。

最近、以前のように無名の電話や、告げ口的なメール、あるいはFAXが減ってきました。
そのかわり、そんなこと〜私に言われても的な電話やFAXや,メール、そして直接お話くださる方が増えています。
そして中には、とても「それをやったらもっと良い町になる!」と言うものもあって、勉強させて戴いてもいます。

で、ここ2ヶ月ほど多かった「声」や「つぶやき」的なものに
「斜里町のホームページだけど、町の話題の時差がひどい!」
「町長からの発信が、ないじゃないか〜更新させろ!」(実際、言われた言葉でこのようなものもありました)などの声。
しかし、私は以前からこうした町の行う情報発信の必要性と、その更新、継続については議会の中でも発言してきた方だと思っています。が、なかなか良くはならず・・人が替わるごとに良かったり,悪かったりがあって、なんだか言いにくくなっていたのですが・・
先日、Twitter(ツイッター)とFB(フェイスブック)に書き込みをしました。

私が指摘するまでもなく、色々なところからも指摘されていたようで、先日、町の話題は更新され、15日?には町長のコメントも更新されていました。

だからどうなんだ?と、言われるかも知れませんが、もはや自治体においての情報発信、あるいはホームページの充実は得意だとか不得意だとか,HP自体の価値だとか,効果だとかを論ずるようなものではなく、必要なツールになっていることを、もっと,斜里町はしっかりと認識すべきだと思うのです。
たとえば、Yahoo!の検索サイトで「斜里町 観光」とキーワードを打ち込むと、一番目には斜里町の観光協会のサイトが表示されます。そして2番目に 人に帰る旅 斜里町商工観光課のサイトが開きます。この2番目のサイトは、ずいぶん以前に作られたフォームのHPで、わたしはそれなりに好きなフォームですが,内容の更新がお粗末で、知り合いからも「なんとかしたら?」と言われることがあります。
でも、その検索キーワードは、たとえば知床に観光でやって来ようとする人ならば、まずは「調べてみる」ワードだと思いますし、この検索サイトでは2番目に出てくるということは、それだけアクセスが多いはず。(以前はアクセスカウントが表示されていて、なにかの報告書には年間アクセスの解析もされていたのですが)

世界自然遺産の町、多くの観光客が来てくれる町、自然保護だって知床は先進的、これだけでも町からの情報発信の有効性は高いはず。
そして、ITの発展は思う以上にスピード感があり、のらりくらりとしている暇などないほどの変化。自治体クラウドの導入、さらにデジタルの戸籍などこれまで以上に情報処理に関連するセクションの確率が求められます。

ただ、単に管理するだけではなく行政事務、行政サービス、そして対外的な発信が経済にまで大きく影響することをイメージして、出遅れ感はありますが、しっかりとした体制を整えることが必要ではないかと思うのです。

と言う私も,最近はツイッターやFBの書き込みに時間を費やして、なかなかブログの更新ができていないこと,反省しなくてはなりませんが。
posted by あとむ at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり