2013年04月28日

ウトロ、すごい雪です!

昨日の午後から霙(みぞれ)が夕方から本格的な雪になり、今朝起きたら30cm以上も積もっていました。現在も降り続いています。
我が家はウトロの中でも高台にあるので、余計に雪が多いようですが、それでも今は、家の前の道路は埋まっています。

斜里の方は降っていない?と言う情報もありますが、驚きです。

朝から、道路の状態はどうなんだろうね〜とか、斜里方面はどんな状態?と聞かれますが、私もさっぱり分かりません。
大雪の注意報が出ていますが、連休中でローカルニュースも少なくて、現在、知床に昨日から入られた人たちはどうしているのでしょう。
昨夜、ホテルで集まりがあり出席してきたときも駐車場はいっぱいでしたから、今朝の雪でみなさん驚かれたと思います。

天気予報では今日一日雪マークです。
湿った水分を多く含んだ雪です。きっと雪が止んだらすぐに融けると思いますが・・
この季節、この連休にむけて準備をしてきた知床の観光・・
本当に悔しいですね。

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2013/04/28・朝の写真
posted by あとむ at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2013年04月27日

今年の大型連休スタートも

今日から大型連休がスタートとニュースも新聞も。
でも、朝から冷たい雨が降っています。場所によっては霰が降ったところも。
我が家のすぐ前に見えるウトロスキー場の斜面は、雪が降っています。きっと、これから霙でしょうね。

26日に予定されていた知床横断道路の開通も延期されました。ここ数年の記憶で、予定通りに開通した日はないかもしれません。開通してもその後の天気でしばらく閉鎖の状態が続いています。今年も開通は連休後半と言われていますが、お天気状態でどうなるかわかりませんね。

この知床横断道路の開通とお天気の影響は地元の観光には大きく影響します。
北海道だけを考えると大型連休があと、一月後だったら最高なのにと思います。

昨年5月の私のブログです。ほとんどがTwitterのつぶやきですが、5月1日には気温が27度、しかし4日から天気は悪く国道で土砂崩れ、5月6日には雹や雷。11日は雪でウトロ地域のゴミ拾いは中止です。
昨年は本当に5月が寒かった記憶があります。

お天気はどうにもなりませんが、なんとか少しでも気温が高くなって人の動きが始まるように!祈ります。

ついでに、2009年の5月1日のブログに、4月27日に降った雪の写真がありました。


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2013年04月23日

ゴミを出す時に感じていた

日常生活をしていると様々なゴミが出てきます。
私の80歳になる母は、ゴミを出す日に決まって「ありがたいね〜」と良いながら収集車に向かいお辞儀をします。
父の仕事で、住んでいたところは「へき地」と言われるところでした。教員住宅に4月、移転して母がすることは住宅の裏に穴を掘ることでした。そこに日常出てきたゴミを投入し、しばらくして貯まったら火をつけて燃やしていました。
プラスチック類がそう多くなかった時代でしたが、セルロイド製品が入ったりした頃に、父は「こんなことしていてはとんでもないことになる」と言っていたことを思い出します。
ゴミの穴は、燃やされたあとに土をかけられ、次のゴミを投入していました。もっとも、現在よりもその量はすごく少なかったです。

斜里町に住んでから、ちょうど私たちが越してきたときから、生ゴミの堆肥化処理が始まりました。すごい取り組みだと感心しました。多くの処理施設では燃やされていたり、埋められていたものを堆肥化にする取り組みをやっている自治体は少なかったと思います。
「さすが斜里町ですね」そう言われたこともありました。

しかし、その他の一般ゴミは「埋め立て処理」でした。
以久科の埋め立て場の近くにはたくさんのビニール袋が飛散して、たくさんのカラスが飛来していました。
そして何よりも、毎日出てくるゴミが、埋められて処理されることに抵抗を感じていました。埋められて、分解されるものもあるでしょうが、ずっと斜里のあの場所に埋まっているのか、と思うとゴミ箱に入れるときにためらっていました。

その間に、分別リサイクルが実施されて、何でもかんでもはなくなりました。

我が家のゴミ箱で一番多いのは紙類になりました。それでも、毎日、汚れたビニール、穴の空いた靴下、使い終わった布巾など色々です。

今は、こうしたゴミが斜里町では燃料として使われるようになりました。
高温高圧方式で処理されたゴミは、生成物としてペレット燃料になり、ボイラーで利用されるようになっています。
すごいですよね。

金属、ガラスなどを除いて、有機物であれば処理できるので粗大ゴミも、例えば樹木の枝や布類も細かくして処理されます。
これまでのように、しっかりとゴミの分別を行って、再利用されるものはその工程で、そして「埋められてしまうの?」と、どこかで後ろめたい思いを感じていた「ゴミ出し時の憂鬱」が軽減されたことは、嬉しいことです。

もちろん、ゴミ出しの憂鬱をまったく感じないわけにはいきません。
シンプルにゴミになるものを増やさない生活が充分かというと、それに胸を張って暮らせる状態ではないことに、憂いを感じてはいるのですが。その事はまた、これからのわが暮らしの課題としてまたの機会に。

10月から斜里町のゴミの収集方法、そして分別方法が少し変わります。
こうした問題に、つねに進化を見せて変化させていく町の姿勢、私たち町民の姿勢って、かなり意識的には高いものではないかと思いながら、火曜日のわが地域のゴミ出し日・ステーションに置いてきました。
posted by あとむ at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2013年04月03日

昭和暮らし・・本のご紹介

今日、ウトロの方がご自宅に光回線を利用して光電話にするために電気量販店で申し込みをしてきたのだけれど・・現在使っているプロバイダーを解約しなくてはならないので困っている旨の相談がありました。
なるほど、その契約では某プロバイダーに切り替えなくてはなりません。そこで、色々相談した結果、その契約をキャンセルして、既存契約のプロバイダーで更新することになりました。

とっても、この手の話は複雑だと思います。なかなか、はい!新しく電話を引きましょう〜とはならずに、しかも、しかも、料金システムがややこしい!ややこしい上に「いまだけキャンペーン」とか「2年間限定キャンペーン」が赤い文字でドカーンと表示されて。
結局、今より何が良くなって、料金がどうなるのか・・スムーズに分かりにくい・・・。つまり、不安定に分かったような分からないような曖昧さが押し寄せる。

こういう時代になること、私たちが小さかったときには考えもしなかった。
知り合いが、そんな現在の暮らしが、こんなにも変化することなど思いも寄らなかった時代の暮らしの様子を伝えた本を出版しました。

「少し昔、北国の小さな村の 昭和暮らし・・・網走稲富物語」 成ヶ澤憲太郎 著  共同文化社 

網走の近くの稲富と言う所での暮らしの様子を綴った本です。
その本の挿絵を描かせていただきました。小さな挿絵ですが楽しかったです。

著者はアジア航測に務めていたとき同じ会社で、技術研究部というところに勤務されていた研究者。偶然、同じ道東出身だったので、私たちが斜里町に暮らし始めてから、現在もお墓のある稲富へ帰郷されるときに時々連絡をくださっておりました。そんなご縁で、挿絵を描かせていただきました。

だれもが生きることに、生活を営み、成長することに一生懸命だった時代かも知れません。
今、私たちが(我が家が)目指したい暮らしの原点だと思います。
研究者の成ヶ澤さんらしい、整然とした文章で真面目さが伝わる本です。

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posted by あとむ at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | まちづくり

2013年04月01日

新年度4月1日 月曜日

イメージなのですが、
新年って家・家族・家庭が中心
新年度って、職場、社会、世間が中心

メールにもたくさんの「異動のお知らせ」「配属がかわりました」「転勤しました」の件名が並びます。

先ほど、ウトロ支所(斜里町役場の支所)の支所長交替で新旧お二人が挨拶に来てくださいました。
先月29日に、本庁で広報の折り込み手伝いに行ったときには、年度最終の金曜日と言う事もあり、スーツを着た職員の方を見かけました。庁舎内で普段、スーツを着用されるのは部長、副町長、教育長、町長、そして議員に人くらいなので「スーツが多い!!」と思いました。実際の辞令交付は4月1日付けですから、職員の中には「どうなってんのか分からない・・」と言う方もいらっしゃいました。
これから、引き継ぎ作業をしっかりやって、早く動き出せるように忙しい4月が始まります。

新年度の始まりが、なぜかエイプリル・フールというのも、なかなかで、今日は朝から楽しいウソや、まんまと騙される上手なウソがたくさん並びました。クリーニング屋さんの受付の知り合いから「ご挨拶・私このたびシドニー支店へ配属となり・・云々」や、「楽天で嘘を限定1000種類250円で販売、お急ぎダウンロードを!ウィットに富んだ使うと驚きの笑いある数々!」だったり。
ユーモアとセンスの試されるウソは、楽しいものです。

ここ最近の景気回復、市場の上向をテレビでは連日のように伝えていますが、昨年と何がどのように変わって景気が良くなったのか?どうもスッキリしません。どこか危うさを感じているのは私だけではないはずです。
資本主義経済というシステムが、とても複雑になっている中、これが真実!と言うことを見つけることすら難しい中、なにか空虚な社会のように思えてしまいます。

さて、陽射しはすっかり春。野菜と花の苗を育ててみようと思います。バーチャルではなくマネーゲームでもなく、評論家の作る社会でもない、普通の現実的な、土に種を蒔いて育てていく作業が、なんだか一番安心します。

posted by あとむ at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと