2012年10月13日

みらいあーる見てきました

10月10日に総務文教常任委員会の町内所管調査(つまり視察のようなもの)が実施されました。町内の何カ所かを見てきました。
その中で、まず、「みらいあーる」の報告をします。
当日は風もなく、陽射しがまぶしいお天気でした。(昔から10月10日は晴天率の高い日だと言うことです)
この施設は、一般ゴミの処理を行う「高温高圧式処理場」と、生ゴミをたい肥化する施設「屋内高速堆肥化施設」、そして「小動物焼却施設」と「最終処分場」に大きく別れています。

まず、高温高圧処理施設ですが、前日に運び込まれた一般ゴミ、そして事業系のゴミがヤードに積まれていました。これらのゴミを高温高圧の釜で処理していました。込みを処理して出てきた生成物を燃焼させるバイオボイラーも順調に稼働。現在、建設が始まっている国保病院のボイラーにも使用されます。気になったのは、分別をしっかりされていないために、一般ゴミの中に鍋や金属が入っていたこと。
あとは、燃料ペレットに生成されて燃焼させられ、ゴミ資源が循環していることが確認できました。
みなさん、だいじに使いましょうね。
そのためには、やはりしっかり分別が必要です。

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 処理を待つ一般ゴミのヤード

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 一般ゴミになぜか、鍋が入っていたり!

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 ペレットに形成された一般ゴミの生成物燃料

そして生ゴミ処理場です。6月の議会で生ゴミの水分量が多く、なかなか発酵が進まないとの報告がありました。対応は改善されつつあると報告がされましたが、実際見た感想は・・やはり、まだまだ水分の問題が解決されていないのではないかと言うことです。
以前、視察で洞爺湖町の処理場などを見学させてもらいましたが、臭気、温度、水分などからも、ずいぶん違うように思いました。
生ゴミの処理に関しては専門の業者なはずです。斜里町の生ゴミ質の調査などは大丈夫だったのでしょうか?改善されている途中だとは思いますが、まだまだ、課題は多いと思いました。これから、外気温も低くなります。発酵温度を保てなければたい肥化への発酵は進みません。発酵が進まなければ臭気対策も解決しないでしょう。
幸い、建物外部への臭気はほとんどなく、建物の中に入って始めて感じる臭気でした。脱臭設備は効率よく稼働していました。
しかし、屋内の臭気はひどいものでした。しっかりとした、対策が講じられるようにと思いました。
生ゴミはしっかりと水分を切って出すようにしましょう。ちなみに、我が家では夏の間は自家製の生ゴミ堆肥化で処理しています。EMのぼかしを使って発酵させて晩秋には堆肥として利用しています。冬は凍結するのではやり生ゴミとして出さなければなりません。しっかり、水切りしましょう!

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 生ゴミ処理場向かいの粗大ゴミヤード

他、水処理、粗大ゴミなども見ましたが、大きな問題などなく稼働していると思いました。

4月にオープンした施設です。日常の清掃を心がけ、いつまでも清潔で丁寧な利用が必要だと感じました。古いことと汚いことは違います。公共施設の維持管理には特に丁寧さと日頃の手入れが必要だと思います。
私たちの生活から出されるゴミ。他人事ではなく、常に関心を持って行きたいものです。

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 以久科処理場は解体も終わり残っている生ゴミの堆肥化中
posted by あとむ at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2012年10月になった〜

カレンダーをめくって、残りが少なくなった事に気づきながらも、気づかないふりをしたくなる10月です。これが、11月になると気づくとか気づかないとか以前に、焦り出すのは分かっています。
一年はあっという間です。
今年、議会では念願の「議会中継」が9月議会から開始されました。数年前に比べると大変、安価に実施でき、しかもスマートフォンや各端末でも受信可能になりました。時代の変化ってたいしたものだと思いました。
議会の様子が、しっかりと確認できます。ライブ中継の他、録画の配信もされます。
見やすいように、日程別、項目別にある程度区分されています。こちらのURLから見てみてください。
9月定例会の録画配信のページです。

自分の質問を先日、始めて聞きました。反省すべき点がたくさんありました。一般質問だけでなく、他の予算などに関連する部分もぜひ、聞いていただきたいと思います。
こうして、公開されることが、あたりまえ、と言う議会の意識が大切だと思うのです。

さて、議会では今日(13日から14日)は、議員会で札幌へ行き、札幌斜里会の集まりに参加し、明日は研修という日程になっていますが、私は、今日13日の16:00から開催される「知床100平方メートル運動35周年記念講演」と、明日の植樹祭に参加するために欠席させていただきました。今日はあいにくの雨ですが、明日はなんとかお天気になって欲しいです。
今日の講演は、以前、環境省の東北海道地区自然保護事務所にいらした渡辺綱男氏の講演です。
当時、ウトロ地域では新しい国道整備と港の埋め立ての大きな事業が展開されていました。その、再開発事業に伴う地域の協議会を開催していたときに、世界自然遺産、さらには埋め立て用地、そして知床のエリアゾーニングを検討する場で、渡邊さんにたくさんの助言や提案、そしてともに協議を行ってきたつながりがありましたので、今日のお話を聞くのが大変楽しみです。
そして、明日はウトロの子どもたちと一緒に植樹に参加です。

今年は例年に比べて暖かで、気温が下がらずに、峠の紅葉も昨年に比べると華やかさに劣るようですが、昨日は知床の森の中でひっきりなしにラッティングコールが響いていました。
我が家も、冬に向けての薪作業が始まりました。来週は煙突掃除もやらなくてはなりません。

10月は、気ぜわしさの始まりの月ですね。
そうそう、9月議会の様子を書いた「議会レポートNO.24」をページにアップしました。こちらもご覧ください。

10月16日は臨時議会が開催されます。

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 10月10日。町内所管調査でウトロ新港の人工地盤から
posted by あとむ at 13:45| Comment(2) | TrackBack(0) | まちづくり