2月14日、バレンタインデーの日に、第一回斜里町臨時議会が開催されました。
この冬、ウトロの積雪は累積量で404cm、積雪量でもアメダスで道東地域では一番多い100cm越えの量です。さらに寒さも厳しく、坂の多いウトロではロードヒーティングの光熱費と除雪費を併せて、約960万円ほどの追加。市街地でも500万円ほどの追加となりました。春になれば融けてしまうのに・・とはいえ、北国では欠かせない季節のインフラ整備です。
この日の町政報告では、新聞にも掲載されていた大型の差し押さえ物件のインターネットオークションの結果について報告されました。今回は残念ながら入札成立には至りませんでしたが、増毛町のドックでの内覧会には数社の参加があり、入札もいくつかの会社から入ったそうなので、今後に期待ができます。次回の入札は3月上旬です。
越川に建設中のゴミ処理上も完成間近です。新しいゴミ処理上ができたら(ゴミ処理上に限らずですが)大切に使いましょうね。これまで以上にゴミ出しルールを守って行きたいものです。先日、朝、9時過ぎに斜里へ向かう途中、道路脇にビニール袋に入ったゴミが数袋、捨てられていました。後続車が多く、時間もなかったので回収できず、ウトロ支所へお願いして回収してもらいましたが、今もまだ、このようにゴミを捨てて行く人がいること、とても残念に思いました。
2月24日、臨時議会のあった夜には、自治基本条例の素案の報告会が開催されました。たくさんの人が来ていました。つくる会のみなさんの取り組みと、条例の説明が大変分かり易く、ここに至るまでの経過などを聞いて、なんだか嬉しくなりました。こうして、みんながいろいろ考え議論して作り上げる条例は、斜里町の憲法とも言える自治のルールです。どこ町でも同じような・・とか、大して変わりがない、と言う人もいますし、実際そのように後ろ向きの発言も耳にしますが、絶対違う!と言うのは、こうして皆が集まって議論しながら、学びながら作っていくという過程が大切なのだと思うから。だから、この条例が制定されてからも、さらに自分たちの町にふさわしいものに育てていく取り組みが必要になります。
そして、議会もしっかりとその役割を果たして行かなくてはならないはずです。自治の基本、もう一度しっかりと考えるきっかけになりました。私もこの「つくる会」に参加したかった、と思いました。
(少しだけツイッターで報告会の様子をツィートしています。よろしければ、ご覧くださいね)
今日は風が強く、地吹雪もあり斜里から帰ってくるときは、路面はツルツルで緊張しました。
知床ウトロの流氷はきれいです。まだまだ、冬が続きます。インフルエンザも流行っています。みなさん、もう暫くこの寒さとお付き合い。がんばりましょうね。