2011年10月27日

斜里町民限定宿泊券

相変わらず、カメムシ(スコットカメムシ)の被害に(最近は被害とも思わなくなってしまった感がありますが・・)毎晩、対応しています。だれかもツイッターで書いていたけれど、この季節、一部地域ではガムテープがたくさん使われていると思います。
有効な薬品の紹介もしていただきました。
家の壁にひっつく彼らが、壁に寄らないようにすることは、一時的には大丈夫でも雨が降ってしまうと効果が薄れたりいろいろです。家屋のまわりに薬剤散布をすると、他の虫たちも死んでしまいます。毎年、季節ごとにやってくる虫を楽しみにしている私には、それも辛く実施できません。
唯一、ドアに「網戸に虫こない」を散布塗布していますが、これが効きます。ドアの隙間から侵入しようとする時に、この薬品に触れて死んでしまうらしく、侵入は一応阻止できます。でも侵入はドアばかりではないので、軒天の隙間や基礎の返し部分にも・・と思いますが、まあ、このへんで良いかな・・と思っています。

さて、7月下旬に発売されました「斜里町民限定宿泊券」を、みなさんはご利用になっていますか?
9月議会でこの事業の経過について質問させていただきましたら、全体計画の16%ということ。議会レポート(NO.20)にも書きましたが、あまり人気がないようです。
その後、関係機関からカラーのチラシを町内全戸に配布しました。1月20日までの有効期間。

私は、この予算が計上された時にも、この宿泊券の効果や方法、システムについてはもう少し議論や検討が必要だと思ってきました。観光業に対しての援助や助成というのは難しいものだと思っています。
町がやらなければならないのは、イベントに対しての助成や、今回のような宿泊券発行ばかりではなく、観光にとってのベース、つまり基盤整備だと思っています。

観光にとっての基盤、インフラ整備です。たとえば、ウトロの温泉。この温泉の安定的な供給や環境整備。あるいは、公共的な施設のサービス向上のための取り組み。観光の人たちのためのトイレ、駐車場、看板整備。案内地図、パンフレットの充実と。

とは言っても、今回の「町民限定宿泊券」は、大きなプレミアムがついていますから、これからの季節、忘年会などに利用すればとてもお得なはずです。
私も少ない口数ですが、この宿泊券を購入しました。商品券もいただきました。
町内のホテルに家族で宿泊して、のんびり過ごすのも良いのではないかと、一利用者として思います。

みなさん、この際ですから、たくさん利用しましょうよ。遠くからいらっしゃる親類やお友だちとの宿泊にも使えるそうですので、我が家もお正月明けにやって来る親類との宿泊にも利用しようかな、と考えています。
posted by あとむ at 10:42| Comment(4) | TrackBack(0) | まちづくり

2011年10月19日

決算委員会とTPPと寝不足

本日の決算委員会は予定していた時間を越えての審査になりました。町の各部で実施されている事業についてある程度の説明を受け、その内容について質疑をしていくという作業は時間がかかります。
今日もたくさんの質疑がありました。時間配分は例年よりも少しでも長くしたいと思っていましたが、予定の日程スケジュールに1箇所入ってしまい、少し窮屈に始まりましたので、仕方ありません。

でも、無事に一日目が終了しました。

さて、テレビや新聞でも最近はTPPに参加する、参加しないという話や、それに付随する反対賛成の動きが活発になっています。
本日、議会事務局から「TPP交渉参加問題を考えるオホーツク集会」開催の案内をいただきました。主催は「オホーツク圏活性化期成会」で、共済にオホーツク農業協同組合・北見地区農民連盟・北見管内漁業協同組合長会・網走地区森林組合振興会・オホーツク商工会議所協議会・北海道オホーツク管内商工会連合会・網走管内消費者協会連合会などの団体が入っています。後援は「オホーツク総合振興局」(旧・網走支庁)です。
11月1日13:30から  網走セントラルホテルです。
TPPについては、先日紹介しました「サルでもわかるTPP」をこのブログに掲載しましたが、その事でメールをいただいたり、電話やFAXをいただきました。そして、ブログへのコメントもいただきました。反対、賛成の方が半分半分くらいで、みなさん、本当に良くお考えになられていること、また、よく調べていらっしゃることに感心しています。

私は、このTPPには反対の姿勢をとっていますが、議員のみなさんにも一人ひとりに確認はできていませんが、反対の方、賛成の方がいらっしゃると思います。
でも、こうした動きがあることには理解を示していただけると思っています。

先日より、たくさんの資料を読み込んでいます。決算審査の準備です。これまでの資料、年度当初の予算書、補正予算書など、さらには関係する資料探しから始まりますが、こうして目を通していかなければ、反応の遅い私は担当の方に質問をすることもできません。
明日の準備は先ほどやっと終了。まったくもって・・要領の悪さゆえに寝不足状態。
明日の決算審査が終わりましたら一息つけます。

今夜も我が家はカメムシ退治。決算審査が終わり、ウトロへ帰る車から見える「漁り火」は今夜もみごとです。
羅臼を中心としてイカも豊漁、鮭は魚の買い取り価格が例年の3倍近いそうで港は賑やかです。

寝不足が続くと、若いときとは違ってクタクタですが、明日の決算を終えるまでしっかりとがんばります。それにしても・・・慣れない老眼鏡、目もショボショボです。
posted by あとむ at 23:47| Comment(1) | TrackBack(0) | まちづくり

2011年10月18日

明日から決算委員会です

明日からとりあえず2日間は決算審査特別委員会です。
これは、昨年度の決算内容を審査するものですが、もうすでに監査報告は終了しています。ですから、ほとんどが、昨年度の事業に対して、その事業内容などがどうだったのか、あるいは予算額が適正だったのかなどを審査する委員会です。
全員で行わず、特別委員会が設置され、その委員会に審査を付託されました。。

明日、明後日と残りは11月9日と10日です。
斜里町の全事業の決算書をしっかりと読まなければなりません。
私は過去に4回この委員会に参加させていただいています。同じような事業についても変化してきたり、あるいは内容が変わって来たり、さらには新しい時代を反映された事業など、様々なものがあります。
同時に、斜里町の税の滞納などについても決算では報告されます。

行政サービスはただではありません。そして、ここに住んでいる人は、この町のルールに沿った納税、あるいはサービスに対してのお金を払う義務があります。

今日は朝から、一日中、数字の並んだ決算書とにらめっこでした。聞きたい事業内容や、どうしてこの金額なのだろう?など、たくさんの赤いマーカーが出てきました。

集中して、しっかり審査して、この結果がさらに私たちの町の事業や取り組みの結果につながるような・・そんな決算審査にしたいと思います。

それにして・・今年も我が家はカメムシの大群に包囲されています。ウトロ地域は今まで被害のなかったお宅にもカメムシが飛んできているそうです。我が家では家の中に入り込んだ(どこからともなくやって来ます)カメムシをガムテープにくっつけて駆除しています。
どうして、この季節にこれほどの大群が発生するのか、普段はどこにいるのでしょうか?食べ物はなんでしょう?産卵は?いつどこで?越冬したあとはどこへ行くのでしょう?分からないことだらけのカメムシ。正式名称はスコットカメムシ。
調べてみたいと思うのですが・・虫の好きな私も、このカメムシだけはちょっと苦手かも知れません。

さて、明日、がんばってきます。
posted by あとむ at 23:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 議員活動

2011年10月10日

TPPって誰のための協定?

前回の議会レポートをアップしたお知らせのあと、コメントやメール、電話をたくさんいただきました。たくさんという曖昧な言葉ではなんですから、内訳を・・コメントは2件・メールは5件・電話が3件・ハガキが2通・FAXが2通。
どれも、議会レポートとこの9月の議会に関する感想や、内容についての確認、ご意見でした。
いつでも、お気軽にと私は訴えています。

町のことを考える上で、町の人たちの意見や考えはとても大切です。中には「桜井さんには投票しかなったけれど・・」という前置きの方もいらっしゃり、それはそれでとても貴重なご意見を伺うこともできます。私の後援会の会長はいつも言います。「問題のないことが一番の問題だ」と。私自身もそうでしたが、問題は感じていてもそれを口にしたり、調べたり、をしてはこなかったのです。どんなことでもいいから、「どうして?」という事から始まる問題的は必要です。

豊かな経験を持った方や、長い経験を積んだ方にとっては「そういうものだ」と言う答えももたれるのでしょうが、そこで納まっては何も新しいものは生まれないと思うのです。

前置きが長くなりました。

いくつかいただいた、ご意見や指摘、疑問の中で、TPPに関する問題提起がありました。
これまで、斜里町議会や町でもこのTPPに関しては、反対の態度をとってきています。おそらく、この問題が検討されてからは多くの自治体や団体から反対の声が上がっていると思いますが、11月にはこの協定に関する日本の対応を求められる場が開催されます。

TPPについて詳細な問題をここで取り上げるのは省きますが、今回、いただいたご意見からもう一度、私なりに調べてみて、この協定については大きな問題が農業に関してだけではなく、私たち日本の生活にかかわる問題が多く、さらにはその運用については大きな疑念を持たざるを得ないことが、わかりました。
私たちは、日常、目にする政治に関しての情報を新聞とテレビから入手しています。しかし、以前からもそうでしたが、その情報の発信というものに片寄った見方、あるいは操作のようなものを感じていました。しかし、多くの人たちがその情報を「真実だ」と思ってきていました。それも仕方ないのかな、と思ってもきました。

でも、このTPPの問題についても、様々な場面でこれからの日本にとって大きな変化、それもマイナスになるような変化が生じるかも知れないということを、なぜ、報道されないのだろう?と、強く思いました。
今回、たくさんの方にこのTPPの問題を伺いました。
みなさん、それぞれの立場でTPPについて語っていただきました。その中で、紹介されたホームページがあります。
このホームページは基本的にはTPPについては反対の姿勢のページですが、同時にメリットとなる解説についても探してみましたが、なかなか見つかりませんでした。まずは、みなさんもこのホームページをご覧になっていただきたいと思います。

サルでもわかるTPP

一緒に、どうすべきな、なにをなすべきか、考えてみましょう。
ちなみに、大きなニュースにはなりませんでしたが、国会議員180名ほどがTPPに反対という声をあげたと聞きました。
誰が、賛成しているのか、それはなぜなのか。

何か、私たちでできる実際の行動とは何があるのか?考えてみます。

ぜひ、読んでみてください。しつこいですが、もう一度。
posted by あとむ at 16:52| Comment(5) | TrackBack(0) | ・・思うのですが・・