2011年09月25日

議会レポートを更新NO.20

9月議会のことを書いたレポートを更新しました。ホームページをごらんください。
桜井あけみのページ
前回より、PDFファイルで見ることができます。

私がお伝えできる議会の様子は、私の視点や考え方も書いています。
公的なものではありませんが、できるだけ、今の私たちの暮らしに、斜里町での生活する視線で書いているレポートです。

どうぞ、読んでください。

生活者の視点の基本は命を守ることです。
楽しく生活できることです。
あ〜、いいな〜って日々の暮らしのなかで感じること。
posted by あとむ at 17:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 議員活動

2011年09月19日

ワタクシゴトですが、孫!

昨日も、書きましたが、分娩室に入った娘は、無事に男の子を出産しました。
やはり、間に合わなかったのですが、生まれるまで、待つのは長かったです。
母子ともに元気で一安心しました。

議会レポートも印刷ができあがり、三つ折りにして、封筒に入れて、封筒の封をして・・と、仲間に手伝ってもらいできあがりました。

私たちが斜里へ来たのは26年前でしょうか。国保病院の前の住宅に(現在はお医者さんの住宅)住んでいました。ひょろひょろの街路樹が立って、風に揺れていました。病院の横には公営住宅がたくさんあり、ちょうど、スーパータイガーがオープンしたり、近藤商店さんが営業時間を夜遅くにしたり、ウトロ方面へのバイパス道路(現在のアンダーパス)ができていないときで、五月の連休とお盆には家の前の道路が渋滞していて驚いた記憶があります。

子どもが生まれたときも、たくさんの人たちのお世話になりました。
人とのつながりがあったから今に至っているのだと思います。

と言うわけで、出産には間に合わなかった私ですが、今夜から神戸に向けて出発します。
10月3日まで。
おばあちゃんになって、帰ってきます。
posted by あとむ at 15:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月18日

ワタクシゴトですが・・

お天気が気になる連休でしたが、雨が降り出しました。いろいろな所でのイベント、気の毒です。

3日間の議会が終わりました。
いろいろな意味で、活発な議会だったと思います。大きな事業に対する取り組みの体制をチェックすることも必要です。でも、私は今回の議会で、少し、いままでの町の方針がよくわからなかった部分がありましたが、それが、ちょっと見えてきた気がしています。
前期にそうではなかったのではありません。村田町長も方向性は打ち出していましたが、その方向性が、行政側全体に浸透していない・・咀嚼ができていない・・なんとなく、違っていない?と言う思いがありました。
だからと言って、
馬場町長になって、それが、明確になっているのか?とい言われれば、そうではないのですが、でも、今回は皆が考え始めて、それぞれが動き出しているように思えました。町職員の人たちは、以前も書きましたが、能力があり、行政の仕事を遂行していくプロです。その人たちが、まちづくりにそれぞれの力を出すような、出せるような環境を作ることはとても重要なことだと思います。

・・と、いうのがおおざっぱすぎますが(笑)私の感想(やっぱりおおざっぱ)

さて、私ごとですが、議会が終わり、必至で議会レポートの20号を作りました。(最終日・会派のお疲れさん反省会後に帰宅してからも)
娘が、初めての出産です。予定日は22日でしたので、なんとか間に合って欲しいという思いと、このレポートを準備してからと、連休で飛行機が取れない・・などで、20日飛ぶことにしていました。
が、先ほど連絡があり、どうやら、分娩室に入ったようです。
遠いところに嫁いだ娘です。が、はやり、私が行って何ができるだろう?とは思うのですが、産後のお手伝いに行くことにしました。
10月3日まで留守にします。

Twitter(ツイッター)にも書きましたが、昨日、知床であった海の事故、娘の同級生です。友人から連絡をいち早くもらった娘からの電話で、その事故を知りました。これから出産を迎える娘も、私も、悔しくて泣きました。

命は、本当に何かと比べることなどできない、尊いものです。

今日、明日と議会報告のレポート発送、そしてできればHPへの掲載まで終わらせて出発します。
詳しい議会の様子など、ここのブログの報告は追々、掲載していきますので、よろしくお願いします。

posted by あとむ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年09月11日

震災から半年すぎて・・・

3月11日、議会最中に揺れたその地震が、これほど大きな被害になるなんて思いもしませんでした。議員控え室のテレビはヘリコプターで仙台市の名取地区を遅う津波の様子を写し出していました。
その映像が、現実に起こっているとは信じられず、震えが止まりませんでした。
そして、福島の原子力発電所の事故です。

私は、原子力発電所が、日本国内に54基も設置されていたことを初めて知りました。私の記憶には泊、東海村、もんじゅ、浜岡・・よく聞く所しか知りませんでした。しかし、原子力発電には反対していたにもかかわらずです。
「もう仕方ないんだ」と言う人がいますが、私はそうは思いません。今なら、まだ、間に合うはずです。
しかし、現在稼働している原子力発電所を止めたとしても、そこで使われている核燃料の処理については、その処理方法はできていないのです。地中深く埋める?密閉して保存しておく。そんな危険な状態を続けなければならないのです。

こどもたちの未来、彼らが大人になったとき、私たちはこの豊かな青い星を遺しておかなくてはなりません。

福島在住の知り合いから、ハガキが届きました。毎年、美味しい桃を送ってくれますが、今年はその桃も送れないと。そして、自分で購入した放射能測定器で庭の線量を測り、その数値を見て、とても庭作業をする気持ちにはなれないと書いてありました。
医師である彼女からのハガキを手にして、見えないものへの恐怖に、これまでの日常生活を一変させた今回の事故の重大さを考えました。

今日、新聞の折り込みに「傍聴にお越しください」のお知らせが入っていました。一般質問は6名となっています。

さて、私の3項目目の質問は、「命のバトンを早く実施しましょう」というもの。
実は、命のバトンは、以前、馬場町長が議員だった時に一般質問したものです。国保病院の医師招へい活動のころの質問でした。もしかしたら、国保病院がなくなってしまうかもしれない?!突然、聞かされた問題に、なんとかしなければ・・と、皆が動きました。
正直、私もそれまでは、国保病院はあって当たり前、医師不足の話は耳にするけれど、日本中で医師不足、町にも医師が来ない・・なぜ、そんな状況なのか、そして、他の地域ではどんなことをして、地域医療を守っているのだろう?知らなかった、問題として向き合ってこなかった自分に反省しました。そんな時に知った「命のバトン」でした。

今では全国各地で取り組んでいます。まだまだ、医師不足は深刻な問題です。緊急性はなくなっても、私たちは街の医療環境に対して、自分たちでできることに取り組んで行かなくてはなりませんし、現状を知っていかなければなりません。
命のバトンを作製するときには、地域の人達、保健福祉、地域の民生委員、そして国保病院の先生の指導で作ることが大切だと思うのです。・・・と言う質問です。きっと、すでに準備は始まってるのだろうという期待も込めて質問します。

今日、11日。14番目の月の夜。明日は満月です。
水を飲む、空気が美味しいと思える、四季の移ろいを愛でながら生活できることのありがたさを、あらためて実感します。

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 7月11日の・ローゼンドルフ・シュパーリースホープ 
posted by あとむ at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2011年09月10日

あれれ・なんて政治だろう

本当は一般質問の2項目目について書こうと思っていたのですが、FB(フェイスブック)で会話が盛り上がっていたら・・もう、経産大臣の鉢呂さんが、辞任だそうで。
いつから、こんな国になってしまったのだろう?失言、暴言ということで辞任や謝罪で大騒ぎ。
こんなことを取り上げるマスコミ。
応じる政治家。やれやれ。

さて、14日からの斜里町議会。一般質問は何人になったのだろう。少なくても4名はいるはず。なぜって、私は4番目だからです。
一般質問の通告は3年ほど前からメールでの受付が許可になりました。メールを送信して事務局の方が受理されると連絡が来ます。「桜井さんは4番目です」と。

昨日の一項目目に続いて、2項目目は「へき地保育所の時間延長保育の実施をやってください」というもの。農家の方の多い地域からは、以前から保育時間の延長を希望する声が届いていたのですが、なかなか実施に至らないのはなぜでしょう。
確かに、常設保育園とは違いへき地保育所は違った制約があるような事を言っては来ましたが・・調べてみると、他の地域ではその地域の産業に関わるからでしょうが(当たり前ですよね)保育時間が7時45分から18時までだったり、8時から17時までだったり、場所によっては農繁期に保育時間が延長されていたり。しかも、延長保育とか時間延長と言っていないところもあり、ニーズに沿った対応となっているところが多い印象です。

なんでもかんでも、行政サービスにたよるのは如何なものか・・とも思いますが、ニーズの多様な都市部とは違い、はっきりとした地域の特性からそれに合わせる行政サービスは、あって当たり前です。時としては、「せっかくだから」とか「もったいない」とか「どうせなら」と言う理由もあって良いのではないでしょうか。

これから、もうひとがんばりできる初夏の農作業。もう一汗かいて片付けようかという晩夏の農作業。保育所への子どものお迎え時間が夕方の4時では、大変です。いつまで、何が問題でクリア出来ずに実施できないのか・・を、とうとう、一般質問で聞くことにしました。

でも、どこかでは、この、保育所の延長保育の話が出たときに、子どもの面倒は親が見るモンだ・・と言う人もいたのには驚きでした。たしかに、それは基本ですが。今の若い働く世代は本当に大変です。子育て支援に力を入れると、これまでの町長も今の町長も言っています。できることから、実行して欲しいです。

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 私の母が、生まれてくるひ孫に作ったキルトです。つまり、
 これから生まれてくる私の孫に作ったアルファベットキルト

posted by あとむ at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 会話から

2011年09月09日

2011年9月一般質問・1

9月の議会は14日・15日・16日の3日間で開かれる予定です。
今日、9日の午後3時から議会運営常任委員会が開かれて(もう終わっているかな)、決定されると思います。
それから、新聞折り込みのチラシで「議会傍聴へのお誘い」と一般質問の最初の一項目だけのお知らせがみなさんへ届けられると思います。

この、一項目だけ・・・と言うのも。今後は改善しなくてはいけないと思います。
前回の議会の時には、町の方から「他にどのような質問をするの分からないね〜」と言われました。最近は議会のHPには掲載されることもあるのでそちらでは分かるのですが、たしかにその通り。
「見える議会」には「遠いんじゃない」と言われるのも分かります。
きっと、紙面上の関係だとは思うのですが、検討が必要なことだと思います。

さて、私の一般質問は3項目です。

一つめは、「核にたよらないまちづくりの視点と非核平和宣言」
二つめは、「時間延長保育を実施すべき」
三つめは、「命のバトンの実施を早急におこなって下さい」
です。

核にたよらないまちづくり・・は、確かに、私たちの町には直接関係のないと言う風におっしゃる方もいらっしゃいますし、また、これまでこうした核燃料に依存する国の方針に反対と声高に言ってこなかった自分たちにも責任があるのだから・・とおっしゃる方もいらっしゃいます。確かに、それは、そうなのです。
でも、自然災害は私たちの手で防ぐことに限界があります。ある程度の備えは必要ですが、予期しない災害は天災という言葉にあるように防ぐには限度があります。
しかし、以前にも書いてきましたが、核燃料発電は、その設置を人が行うものです。
確かに、国の方針に従ってここまで来た、抗えなかったと言う思いはありますが、今回の震災に伴う大きな事故で、私たちはその安全性や、その管理において、人の手でなんとかなる範囲を超えたものであることを学びました。

地方自治体は国の方針に従うしかない・・のでしょうか。様々な行政システムは、そうしなければならないことも多いでしょうが、こと、人々の安全、安心についての方針や大きな方向性は、その地域、自治体で考えていかなければならないことだと思います。

今回、斜里町は「非核平和宣言」を制定します。
調べてみますと、多くの自治体は昭和60年あたりに制定しているところが多く、制定20周年や30周年という自治体も多く、また、市町村合併の関係で新たに制定されたところも多いなか、今回のこの時期の制定に、私は考えました。
非核三原則の中の、核を使わないと言う点では、現状の核燃料に依存しようとしている方針には疑問を持ちます。

それ以上に、斜里町は世界自然遺産の町であり、さらには知床100u運動のように国にたよらずに自分たちの知恵と努力でこの貴重な自然環境を保全してきた歴史があります。この斜里町が、今回の事故を通してとるべき方向は明確だと思うのです。

その、核にたよらないまちづくりを、町長はどう思っているのでしょう。そして、今回の制定において非核三原則の整理をするときにどのような協議がされたのでしょう。
それを、質問しようと思いました。

ここに住む私たち一人ひとりの思いが、発信できる場は少なく、この自然豊かな町に住む私たちの方針を、方向性を発信できるのは町長だと思います。

一つ目の質問に対しての話が、長くなってしまいました。
他の2点については、また、ページをあらためます。


posted by あとむ at 16:21| Comment(4) | TrackBack(0) | 議員活動

2011年09月01日

視察・札幌近郊の図書館

24日から26日まで実施した総務文教常任委員会の最終日、午前中は、少し宿泊先のホテルでゆっくり朝食をいただき、北広島・恵庭・千歳の図書館へ行ってきました。
北広島・恵庭は以前にも訪れたことがありました。ここの大きな違いは、まずはアクセスでしょうか。
北広島は駅に直結と言っても良いほど。ホールの兼ねた複合施設です。北広島の駅も、ゆったりとした造りで、町のコミニュケーションの一躍を担っている感じです。ゆっくりと過ごしている方がたくさんいました。また、福祉施設のパン屋さんがお店を出していたり。このお店は図書館にも出店しているそうです。
石狩市民図書館にも物販コーナーがあり利用者がいましたが、良いですね。
恵庭の図書館は、住宅杭行きに近いところに建っています。

これまで行ったことのない千歳の図書館。
建っている場所は大きな千歳神社の近く、スポーツ施設のある一角でした。駅からタクシーで2メーター。

建設されてから20年以上経っているのですが、とても管理が行き届き、きれいでした。
広さは2800u。机とイスが窓際に配置され、広い通路、静かな空間を作っていました。
興味深かったのが、この図書館の運営は指定管理で行われていることです。千歳市は他の文化施設の運営も指定管理で行われていました。
指定管理料は年間で1億円ほど。開館時間は午後7時まで。休館日は毎月第3月曜日。他に蔵書点検機関があります。平成19年から指定管理で行われている運営だそうです。

斜里町にはもう、これまでずいぶんと活発に活動を継続している図書館があります。
図書館のなんぞやという議論は、これまでの活動を見ればよくわかります。中身的にはずいぶんとレベルの高い斜里の図書館です。あとは、その器。建物をなんとかしなくてはなりません。限られた財源ですが、その中でこれまでの活動がもっと活発に出来るよう、そして多くの人達が利用しやすい場にすることだけ。・・・立派で大きな都市間を見てきて、私たちの町の図書館活動を思うと、その活動はどこの都市間にもひけをとらないものだと思いました。

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 良い環境の中にある図書館。知床博物館のような場所。

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 エントランスはステンドグラスが圧巻

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 落ち着いた内部は、音が気にならない配慮がありました
posted by あとむ at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

視察・千歳市の防災など

最終日の午後、13:30分に千歳市の消防本部にある「高機能消防司令センター」を見学に行きました。消防署の建物自体は古いのですが、そこの増設された「司令センター」は、最新鋭の機器を備え、大変立派でした。

地図情報を活用して、通報が入ってから電話番号などで位置確認を行い、情報をスムーズに伝え、迅速な対応をとるシステムです。
情報通信手段も、あらゆる事態を想定し、選択肢を持たせていました。
それは、それは大がかりな設備でした。現在、どのようなシステムがあるのか、それを知るだけでも有意義だったと思います。

斜里町の場合は町の規模も小さいために、これだけおおがかりな地図情報システムが必要か?とは思います。現在の消防の方は、町のどこにどのお宅があるのか、おおよその確認は出来ています。でも、情報の共有や、現場での迅速な対応など、相互の情報共有ではこれからは今以上に必要になるシステムです。
斜里町の消防施設の老朽化を考えれば、今後、施設改修に向けての大きな参考になるものがたくさんありました。

その後、そのほとんどを防衛費で建設された「そなえーる・千歳市防災学習交流センター」を見学しました。ここでは、あらゆる災害に対しての備えや体験を学習するばかりでなく、野外での生活体験(キャンプ)や実際に避難所として機能する施設があります。
自衛隊がある市ですから、その建設に対しては防衛費が充当され建設された施設です。

地震体験、避難器具などを体験しました。

また、消防の方々の大変親切で丁寧な対応にも感謝でした。

少しの時間でしたが、対応してくださった千歳市議会の副議長にも、千歳市の行っている文化教育施設に対しての指定管理制度などのについてお話を伺うことも出来ました。
文化施設等に対しての指定管理制度につては、26日の午前中の自主研修の中での報告として、別のページで報告します。

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 最新鋭の機器が揃ったセンター・地図情報はゼンリン

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 そなえーるのネーミングは一般公募・エントランスです
posted by あとむ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動