2010年04月02日

どうして、こんなに

毎日のように、新聞や配信されてくる医療関係の記事には、医師が辞めてしまった、医師が足りずに体制が取れない、閉鎖しなくてはならないと言う情報が入ってきます。

羅臼町でも18日で診療所の医師が辞めることになったと、羅臼町の町長が発表しました。厚岸町立病院でも内科医師が不足するそうです。
かと思うと、秋田県の小さな村では65歳の医師が辞意を発表していたのを撤回し、もう一度村で医療を続けると言うニュース。
毎日のようにこのようなニュースを目にします。

どうしてこんなに・・なってしまったんだろう・

昨年の6月から、いえ、斜里町では慢性的に常勤医師が不足してその過重労働の改善に対し町は何もしてこなかった・・その結果が、今このようなことになっている。
確かに、そうなのですが。
今、町は、病院関係者は、町民は何もしていない?のでしょうか。
確かに、目に見える成果(常勤医師が来てくれる)はでていませんが、がんばって動いているのは事実です。
それも、町長だけに頼るのではなく、それそれが、とても真剣に動いています。
そして、その頑張りを見て、なんとかしてあげたいと言う人もいるのは事実です。
でも、では、斜里の病院に来てください、と言って「では、行きましょう」という医師が見つからないのも事実です。

常勤医師を捜してこなければ、病院の運営は立ちゆかなくなります。なぜなら、斜里町の病院は医師の数を確保することで成り立つ病院運営のプランがあるからです。内科医を3名必要とするプランです。同時に高齢者医療を少なくしていく計画で経営改善が図られているのです。

そもそも、斜里町にとってどのような医療環境をこれから求めていくのかと言うことが、まだ見えてきません。

お医者さんの確保もやりながら、同時に、斜里町の医療をどうしなければならないのか?その議論を始めなくてはなりません。でも、まだまだ動き出さない。
そこが、何もしていない・・と言われる所なのだろうか?

日常の診療は確かに非常勤の先生で回しているのが、現状。今も、そうだと思う。3月18日で野津医師の診療が終わり、4月7日に合地医師が赴任するまでの間は、外科の先生と非常勤の先生で診療体制を作ってくれている。

病院は誰のためのものだろう。

3月定例会で、町長が公設民営を断念して町営で継続することを明言したことを大いに評価すると言った議員さんがいましたが、そこだけが問題だったんでしょうか?
年間133億円の総予算の中で、これからも病院を運営して行かなくてはならないということは、このままでは難しいでしょう。持続可能な社会福祉体制を住民自らが考え、作り上げて行かなければならないときです。

もっと、どうすべきなのか、真剣に考えなくてはならないときです。

 鵜戸神社
 宮崎県・鵜戸神宮(海幸彦・山幸彦・豊玉姫)
posted by あとむ at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 斜里町国保病院