2009年11月27日

電子黒板と斜里

昨日、11月26日は第7回臨時議会でした。

いくつかの議案、承認、報告事項があります。

国政では「事業仕分け」が話題ですが、事業仕分けを行うことについては、私は良いことだと思っています。ただ、このようなことは、今まで経験がないので状況によっては削減や廃止と言う結論に対して「乱暴」とか「地方無視」などと言う問題もあるでしょう。でも、やはりどこかでやらなくてはいけないことだと思いますし、多くの事業に関心が向けられることも大切なことだと思います。

逆に、事業を構築するときは、どのようにしてその事業を計画しているのでしょうか?そこも、これからは分かり易いプロセスが取られると良いと思います。

さて、斜里町では先の国の補正予算に関連した交付金対象の「財産取得」の議決が行われました。

地上デジタルテレビの購入・34台(その他備品を含む)
1,050万円

学校校務用パソコン103台(サーバーその他含む)
2,278万円

教育用パソコン171台(ソフト他含む)
2,814万円

電子黒板9台(各学校に)719万円

総額で6,861万円です。

これらは、国からの交付金で購入されます。

買ってもらえるから、ま、いいか・・・と言うだけではないと思います。
実際、子どもたちが使っているパソコンはもうかなり古いもの。
そして、教職員のパソコンはほとんどが個人所有のもので、いままで使われてきたのですから校務用は必要と思います。そして、テレビ。考え方によっては現在のテレビにチューナーを付ければ・・とも思いますが、デジタル放送の特徴に、双方向データー通信がありますから、この機能を教育現場にも最大限活かしていくような取り組みにはデジタルテレビが必要になるでしょう。

しかし・・よくわからないのが、電子黒板です。
50インチサイズの薄型液晶黒板は、デジタル放送にも利用できるはず。各学校に一台。本当に必要でしょうか?

パソコンは二人に1台の割合で配置され、しかもデジタル放送で先にも書きました双方向のデーター通信のやり取りができるようになる環境ができあがります。
この電子黒板は操作についても、「ハイ、どなたでも・・」と言うものではありませんから教職員の研修も必要でしょう。
さらに、ソフトのアップデートなどこの黒板を使っていくためには継続的な費用が必要です。
そして・・一番に危惧しているのは・・この電子黒板を日常の授業にどう使っていくのか?と言うカリキュラムの作製が必至なのです。
趣味の世界のものではありません。たまたま、このような機器が好きな先生がいた場合とそうでない場合・・さらに、本当にどれだけの出番があるのか?授業時間が足りないという現状の中で、この電子黒板で何をするのでしょう?

全国のいくつかの自治体では、この電子黒板の購入をやめた自治体もあります。
今後の維持管理、汎用性について整理されないからと言う理由です。

買ってもらうんだから・・と言う発想だけではなく、どう使うのか?斜里町の学校教育の活用方法についても今後しっかりと見て行かなくてはなりません。

想像してみてください。一台の電子黒板を・・どうやって日常の授業に活用していくのでしょう?学校の先生は、ますます大変な時間を費やすことになりはしないでしょうか?

でも、今議会ではこの電子黒板を購入することでの議決・・つまり「買いますよ」と言うことの議決です。前回の議会で、この予算を承認していますから、私が質問できたことは・・「必要ですか?〜」と言うことではなくて「ソフトのバージョンアップは?その費用は町が支払うの?」というようなことと・・パソコンのソフト、そしてセキュリティーのこと・・でした。

たしかに、国からのお金があって、地元の業者から購入されれば、それはそれで地域活性化につながるわけですから。

そう考えると・・事業仕分けの賛否もなるほど・・ですし、
でも、そうなると、国家予算が多ければ多いほど・・良いってこと?難しいですね。どこかで「身の丈にあった・・」とか「足を知る」という言葉がキーにならなくてはいけないと思うのです。
難しいです。

今回は病院の事についても議論がありました。
また、別ページで報告します。

 宮古1
 海の砂?貝殻の破片?珊瑚の破片?砂ってナンダ?

posted by あとむ at 20:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 議員活動