2009年07月30日

集会のこと・・4

今日は、本当に久しぶりに・・バラの花がらをはさみでチョキチョキ切り落としました。ロザリアン(バラを育てる人)を目指す私としては・・2週間以上もほったらかしで、まったくもって後ろめたい気持ちでしたが・・久々の「花がら摘み」の1時間30分でした。ロザリアン?の道は遠い〜
 sora

贅沢な風景ですね。屈斜路・和琴にある SORAの庭

昨日は「病院の存続を考える会」の集まりがありました。議事録やチラシを作るお手伝いをしていますが、集会の前夜は出席できなかったので、昨夜はじめてお会いする方もいらっしゃいました。
先日の集会でいただいた意見の取り扱いです。

当初は、集会を開催して、町長、議長に参加していただき、考える会の何名かが16日の集会でいただいた意見や質問を行なう・・その中で町長からの考えも聞かせていただこう・・と言う計画も立てました。
そうすることで、会としていただいた意見を、会として整理ができるのではないかと言うことと、やはり、みんなの「どうして?」という思いに答えていただき、次の「できること」や「どうしなければ」と言うステップへ・・を考えました。

しかし、町は(町長は) 町で主催の説明会 を開催するから・・と言う事で、日程的にも重なることなどで、この企画はなくなりました。
でも、きっと、町は会の企画する集会には参加することはしたくないのかも知れないと思いました。(雰囲気ですが・・)

しかし、町でしっかりと先日のような疑問や意見に答えてくれるのであれば、それも方法だろうとは思います。でも、先に書きました集会はやった方が良いのに・・と私は思いましたし、同じよう考えられた方はたくさんいらっしゃいました。

しかし、他にもやるべき事はたくさんあります。
「・・・考える会」は、任意の団体で、事務局も連絡も資料整理も文章作成もすべてボランティアです。それでもフットワークは良い方だと思います。

ですから、皆さん、是非「町の説明会」に参加してください。
「・・・考える会」ではこのような報告書を8月号の広報に織り込ませていただきました。(折り込みに間に合うように・・昨夜の集まりの結果を書き込んで、ギリギリで印刷して織り込みました・・新聞チラシではお金がかかりますから・・)
   報告
クリックすると大きくなります

明日、31日は議会の議長・副議長・両常任委員会の委員長の4名と町の理事者(町長・副町長・・)との話し合いがあるそうです。「正副委員長会議」と言うのかな。
どのような話になるのか分からないのですが・・対応や現状(直近の)情報、これからの対応について話し合われるのだと思います。

昨夜の話し合いには、副町長も出席していただきましたが、副町長はあまりこの「国保病院の存続を考える会」の活動を,こころよく・・思っていないように感じました。(そんなことないですよ!って言われるかも知れないけど)なんでだろう?
余計なこと?なんだろうか。

などと、考えながら夜の10時30分・・ウトロに向かって車を走らせましたが、ゆめホールを出て家に着くまで,すれ違った車は3台。追い越した車はナシ。一台の車に追い越され。なのに、出合ったキタキツネは7頭、シカが3頭、ネコが2匹、道路横断のオオジシギ1羽。ヤッパリ知床半島だわ〜と思いました。

こんなお天気の7月は初めてですね。8月は夏らしい青い空になるでしょうか?
期待します。
posted by あとむ at 22:38| Comment(4) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年07月28日

見えないもの

相手が、どう思っているのか。何を考えているのか。それを理解するのはとても難しい。でも、結果的になにを目指しているのか、どうしたいのか、どうしなければならないのか・・それが見えると、どう考えていても、何を思っていても、向かう方向は一致するはず。

見えないものを理解するのは難しい。

向かう方向は一致していても・・その結果だけを望む人と、その過程に価値を持つ人では、その方向へ向かう手段が違ってくる。
その見えないものを確認する手段が、コミュニケーション。つまり、話し合い。意思の疎通。でも、それはルールがなければ成立しない。

今、私は町が何を考え、どこを目指しているのか、確認できないでいます。
6月20日の病院のお知らせから1ヶ月以上が経ちました。どうして、なにもしないのだろう?議会は何をしているのか・・と言われても、町が何を考えているのか分からない以上、それについて審議もできない。
何もしていない・・と言う事に「どうなってんですか?」と、聞きたいし確かめもしたい。

6月議会の全員協議会で協議されたことは、どうなっているのだろう?
その後の臨時議会での全員協議会で協議されたことはどうなったの?

そして、町民集会の報告はどうされるのだろう?

見えないもの、本来見えなければならないもの、見なければいけないもの・・あまりにも「暢気?」に見えてくるのは私だけでしょうか?

posted by あとむ at 22:12| Comment(11) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年07月25日

集会のこと・・3

7月16日の町民集会が終わってから、たくさんの方々からお電話や、メールをいただきます。集会の感想・提案が多いのですが、その中でとても多いのが「町議は誰も来ていなかった」とおっしゃる方がいらっしゃることです。

「町長がなんで来てないんだ」とか「副町長はどうした」という声がもちろん多かったのですが、次に「議員は来ていない」とか「一人も議員は来ていなかった」とおっしゃることについて、議員の立場からご返事します。(余計なことだとは思うのですが・・あまりにも、だ〜れも来ていなかったじゃない!とおっしゃる方がいらっしゃるので)

いらしてました。斜里町の議員は14名ですが、私が確認できた方では最低9名。私も入って10名の議員は来ていました。(もしかしたらまだいたかも・・)
それだけなのですが、でも、言っておきたいと思ったので。

会場の800名という人数の多さで、誰がどこになんてまったく分からず・・「副町長はどうした!」と言われたときも、かなり真剣に会場を見渡しましたが、もちろん見つけられるはずもありませんでした。

思うのですが、皆さん、ご自分が応援なさった議員さんに、いろいろ聞いてみても良いのではないかと思うのです。私の所にはずいぶんと「あの問題はどうしたの?」とか「こんなこと・・問題じゃない?」という電話や、お手紙、あるいはどこかですれ違ったときなど・・いろいろ言われます。
もちろん、応援した方以外でも、もっと聞きたいことの情報をもらったり、情報を提供したりすると良いのに・・と思います。
そのために、できるだけ詳しく議会の様子や問題をお知らせしようと思うのですが・・私が言うのもおかしいですが、お近くの議員ともっと交流を・・どうぞ。

集会でいただきましたご意見、ご感想、ご質問をやっと打ち込み修了し、まとめることができました。どうやってみなさんにオープンにしようか?方法を検討中です。

雨ばかりが続く、おかしな天気。今年は蝶の姿もなかなか
見ることができません。

キベリ
今年は姿を見せるかな・・キベリタテハのイラスト

posted by あとむ at 23:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年07月23日

集会のこと・・2

わが家の前、今、道路工事が行われています。

10年以上、お金をかけずに・・あまり神経質にもならず・・それでも大切に育ててきた植物を移動しなければならなくなりました。泣く泣く・・(とはならず、急に「これからここ掘るよ〜」と言われて大急ぎであたふたと)これから咲くぞ!と、気持ち満々のバラや、今や一番!のゲラニウムを大急ぎで掘り返して移動させました。
 IMG_20090713_2382.JPG

 きれいに咲いていた時の様子です。

さて、一度、お話を伺ってみたいな・・と思っていた方とお話をさせていただく機会がありました。

たとえ話で、今、怪我をしている人がいて、その人を助けたいと思っていたら・・さらにその人の上にクレーンが倒れてきた・・その人を助ける前に倒れたクレーンをなんとかしたい。
きっとクレーンをなんとかすれば、人も助かる・・。でも、まず順番・・だと。
だけど、当然、最良の方法を考えたとき、なんとかクレーンも起こして、人も同時に助けられないか・・と誰もが考える。
クレーンの下敷きになっている人を介抱する人、クレーンを起こすために手配をする人、作業する人、持ち上がり間髪入れずに助け出す人・・それぞれに役割があり、その連携を確認できて打ち合わせをしっかりすれば、同時にできることだと思った。

そして、もう一つ、私は欲張りだから、倒れるような地盤の上にのっていたからクレーンは倒れた・・ならば、クレーンを起こすときに、同時にその地盤をしっかりしたものにしたい。ベースがしっかりしない上に何度クレーンをのせても、また倒れるから。

そんなことを考えながら、夜中、午前1時にウトロまで帰ってきました。

その方と話していて、自分の立場が少しじゃまくさいと思っていました。すぐにでも動きたい。行動したいと思いました。(実際には、あまり話ができなかったのですが・・他のたくさんたくさん話す方との会話を聞くだけの方が多かったので・・また、今度機会がありましたら聞いてみたいことを伺いたいです)

集会で皆さんに書いていただいた意見をまとめています。
そして次の行動を起こすべく準備を進めています。

先ほどの地盤整備は、なんのことはない作業だと思います。そのクレーンの土台部分だけ踏み固めればいいのですから。それぞれの流れ出しそうな地盤や、でこぼこしている部分、あるいは水はけの良くない部分を気持ちよくしてあげられれば・・。クレーンを設置しようとする共通の認識さえ持てば。

皆さん、知りたいこと、聞きたいことがたくさんあります。その上で、なるほど、こうすればと思うのですから・・こうすれば、なんんて思わないまでも「知りたい」って気持ちはやはり消化しなくては、と思います。
コンセプトはシンプルですが、きっと方法ではまだまだ揉めそうですが。

とにかく、次の行動、集会の続きは詳しくはまだ、お知らせできませんが、「あるから」・・と私は思っています。

しかし・・いまだに、「集会であんたが、あんなことやるべきではなかった・・」と言う声が連続テレビ小説のように聞こえてくることも事実です。
「なんで?」という私の知りたい気持ちを消化できない答えが「議員だから」です。

いよいよ・・議員ってなんだろう?
posted by あとむ at 10:14| Comment(7) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年07月19日

国保病院・・2

7月15日の全員協議会では、たくさんの質問が出されました。

その一つ、
どうして?どんな理由で野津先生は辞めるのか?辞表にはなんて書いてあったのか?を質問しました。答えは「行政の度重なる怠慢」。
つまり、これまで病院の運営や、設備、システムなどについて医師として提言してきたことがなにも実行されていなかったこと。について、あきれ果てた結果です。
昨年10月にも、町長宛に書類で回答を求められた要望があったそうです。その要望を聞いてみましたが、とんでもなく不可能な要望ではなく、とても当たり前のことだと私は思いました。
・福祉との連携・清里病院廃止に伴う対応(斜里町に対して負担すべき)・事務職員の欠員解除・小児科医の派遣の連携などだそうです。

このように、病院の経営や、システムの改善なども平成16年より繰り返し提言や意見、要望を行ってきたにもかかわらず、町は何もしてこなかった・・。

平成16年というと、前町長、前助役、前事務長の時代からです。
そして村田町長も、こうした要望については真剣に受け止め、対応してこなかったことを認めています。どこかで、真剣さが消えてしまう。不思議ですが、きっと今もこのような状況なのだと思います。

どうしてこのような「動かない、機能しない連携部署のシステムなのか?」「どうして、改善されなかったのか?」私は分かりません。前任の事務長は、平成19年(2007年)4月に退職し、町議になられています。聞きたいと思います。どんなシステムなのか?どこを改善すればよいのか。

もう一つ、
村田町長がマニフェストで掲げていた「公設民営」の方針は、やはり平成16年に庁舎内で指定管理者制度(つまり公設民営)について検討され、12月議会では「効果的である」と言う報告を受けているそうです。
さらに、平成17年3月の町政執行方、さらには行財政改革にも記載されているのです。それは村田町長以前の話です。つまり、なんのことはない・・前町長が言っていたことを引き継いでいるだけなのです。前事務長はこの方針に反対していたのでしょうか?よくわかりません。
今度、チャンスがありましたら、直接うかがってみようと思っています。

今回の全員協議会で村田町長はこの公設民営化について、自分の任期中に具現化することは難しい。今回の状況もふまえ、任期中はこの状態(つまり町立・直営)でやっていくことを明言し、15日夜には病院職員にもこの話をしています。

つまり、国保病院の問題の一つは、「国保病院・・1」で書いているように「システム・町と病院の連携」に問題があるようです。
つまり、このまま町立・直営で続けていくためには、町と病院のこの問題がしっかり解決されなければ・・・です。
行政システムの立て直し・・です。問題が一つ、はっきりしたのに、解決するのが難しと思えるのが、今の現状。

なかなか大変。

よー2

ステキな風景の続き。まるで英国?どこでしょう!


posted by あとむ at 00:20| Comment(7) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年07月18日

集会のこと・・1

「集会のこと・・1」なんてタイトルにしましたが、やはり2があるのかどうかは分かりませんが。

さて、16日の集会にたくさんの方が来てくださいました。
チラシにあった「主旨」を理解して来てくださった方ばかりでないことは、分かってました。17日は、朝から電話が続き、メールもたくさんいただきました。おおかたは、次の行動について「どうすべきか」と言う内容の話数名と、「参加して感じたけど町が変わるかも」という5名ほど、そして、一人は無言のあとに「バッキャロー・余計なことしやがって」ガチャン!と言う話。

会場からの意見をいただくという場面では、主催した多くの方々が、今回の方法について議論を重ねました。もちろん、一番良良い方法が今回のやり方だったわけではありません。しかし、一番良い方法をとるには、あまりにも「政治的・批判的」な動きや発言を排除する方法が見つかりませんでした。
「ふつうに話をする」「議論するルール」が成立しなければたいへんな混乱になるからです。(あ〜〜やっぱりと思いましたが)

私は、町議なるときから一貫したスタンスがあります。
町長選はまるでこの町の「踏み絵」のようにのしかかってきた問題です。でも、町議をやろうと思ってからは、私は「どっち派」「こっち派」という意思表明はおかしいと訴えてきました。是は是、非は非という町政に対して正面を向いて判断したかったからです。その気持ちは今も変わりません。
ですから、今回の病院問題については、もちろん会場からの意見にもあったように「なんでこんなになっちゃったんだ?原因はどこだ?」という話をすることは必ず必要だと思いますし、しなければならないはずです。


その「こんなになっちゃった」原因を先日から少しずつ、分かってきたことをこの場で書いています。

少し分かってきたこれまでの経過「国保病院・・1」などで

しかし、今回の集会を企画していても先に書きました町長選の引っ張りを強く感じます。それは、事実です。
今回の病院の問題が、村田町長のマニフェストにある!と、そのことで町長の責任を強く問うてくる反村田の攻撃の人たち。
また、町長を応援した人達は、今回の問題で町長の責任問題にされては・・と言う思いが強く、これまた守り姿勢。

今回の集会では「町長や病院責任者の話を聞きたい」という意見がたくさんありました。実際、私も「聞くべき」だと思います。なんとかそのような場を作りたいと思いますが、実際、今回のような、人と話をする「基本的なルール」ができない人がいる場合は、なかなか難しと思いました。
ただ、方法によっては、いろいろあるだろうと思っています。
でも、急ぎ次の行動を立てなければなりません。あれだけ集まってくれた人の意識を無駄にはできません。これから方針が決まり次第、皆さんに報告します。

言われっぱなし・・ってのは辛いものです。
反論はたくさんありますが・・本当に、情報の発信ができていない・・と痛感したのも事実です。
ただ・・「怒鳴らずに話せませんか?」「なじりながら発言するのはやめてませんか」と言いたかったですが、私に向かって浴びせられた言葉を聞きながら・・「この人たちは、こうして怒鳴ること、威圧的な言葉で自分の気持ちを奮い立てているのかも知れない」と思っていました。
そして、マイナスな言動を使いながら、心理的な負の一致性を煽る方法で、過去にいくつもの悲惨な状況を作り出してきた政治手法を思っていました。

でも、最初に書きましたが、やはりみんな「聞きたい、知りたい」は大きいと思います。なんとか、良い方法で実現できるように、動きたいと思います。
・・でも、なかなかこれが、いばらの道。

村田派、反村田派・・だけじゃないシンプルに町を考える人がいるって所も、この人達はしっかり自覚して欲しいのです。

なんて余計なことを書くと、また「バッキャロー!」かな?
posted by あとむ at 17:17| Comment(7) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年07月16日

国保病院・・1

タイトルに「1」なんて付けてみましたが、その続きがあるかどうかは分かりません。
昨日の議会と全員協議会の話を書きます。
議会の前に、副町長と昼食を取りながら、懇談会がありました。この懇談会は、わたしも以前に書きました、野津医師が辞表を出し、それを止めに行った町長と副町長とのやり取りでのことを、確認するためのものです。
国保病院・情報の発信
病院の問題と議会

昼食を取りながらなんて書きましたが、皆さんモクモクといただきました。(みなとの蕎麦重でした)
言った、言わない、ニュアンスの違い、などいろいろあります。でも、逆ギレとか抗議文とか、その辺の話は「もう、いい」問題でした。
町は、なんとか野津医師の辞表を撤回してもらうように必死で努めるでしょうし、医院長もこれからの病院の運営については今まで通り、より良い方法を町へ提言し、連携を取り合っていくと思います。
現に、この様々な情報の中、現場は踏ん張って医療を行っています。
言った、言わない、これはどちらの言い分も正しいのでしょう。

全員協議会ではたくさんの質問が出されました。
そこで分かったことは、今回の病院の問題(行政の怠慢に呆れたことなど)、医師はこれまでにもずっと病院の問題で町へ提言や要望を行ってきたこと。
それに対し、町はなんの対応も取ってこなかった・・ことが一番の問題だと思います。それは、現町長の時代ここ2年間の話ではなく、それ以前からの問題でした。

どうして、町はなんの対応も取らなかったのでしょう?それほど不可能な要望だったのでしょうか?一つ一つの事項を精査する時間はありませんでしたが、そこに浮かんできたのは、病院と町とのつながりの浅さ、つまりは情報のやり取りがなされていなかったこと。意思の疎通が図られないシステムだったのかも知れません。

今にはじまったことではない、この問題。どこに解決の糸口があるのでしょう。

町と病院のパイプ役である事務長は大変だと思います。
6月議会の全員協議会で「町と病院の意識にずれがあるのではないか?」という内容の質問に、事務長は「あります」と答えていました。
だれも悪意をもって、臨んでいるわけはないのです。

お医者さんを探す問題は別としても、一度、しっかりその辺を立て直す必要があると思いますし、そこをなんとかしなければ、斜里町の医療環境を整えることもできません。その結果、お医者さんも「来たくない町」になっていっているのかも知れません。
もう遅い!なんて言ってられません。なんとかしなきゃ。

そんな状況が少し見えた中、産業厚生常任委員会は今後、病院の医院長と年に何度かの懇談を持つことになったそうです。
やはり、知ること、聞くこと、見ることからはじまります。

続きはまた。

posted by あとむ at 14:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年07月15日

2009・臨時議会・7月

今日は、午後から臨時議会が開催されました。

議案は補正予算。
「地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業」という名目の補助金が付きました。これは、かなり活用範囲の広い補助金のようです。
道路の安全対策や、公共物の修繕、ペットボトルの圧縮機の購入などに9700万円。
どれも、それなりに必要な事業です。
でも、先日の落雷事故のように、斜里町には通信環境に対する取り組みや事業整備が万善とは言えません。
今回は暴風雨などと一緒の落雷ではありませんでしたが、もしも、これで道路も遮断されてたりしたら・・そして、通信と一口で言うにはあまりにも多くのものの「流通」が途絶えてしまう現実を見せつけられました。で、ぜひ、今後はこのような、危機管理にも対応できる通信環境の整備に取り組むべきと思いました。

9月の補正には、もうすこし建設的で計画的な通信環境の整備を勧めるような予算を計上してもらいたいです。
今回は詳しく聞くことができませんでしたが・・今回のような事故を回避できるような施設整備は可能なのでしょうか?
備えあって憂いなし・・ですから。

その後、病院問題での全員協議会が開催されました。

その内容について詳しく書きたいのですが・・次回に。

でも、病院の問題については、今回の協議会で私としてはその問題の少しを、整理できたように思えました。根本的な解決策はまだまだ、遠い話ですが。
その全員協議会でも、明日の(7月16日)緊急集会のことが話題になりました。

とてもシンプルで、でも、明日の集会に参加してくれる人は、斜里町で健康で楽しく暮らしたい人達です。そのために、医療の現状をまず、自分たちで知ろうとする人達です。それは、これからのこの町の医療に関する方針のベースになってくれる人達です。
協働を掲げる町は、清掃活動や、花植えやイベント協力だけをもって協働と言うのではなく、本来の住民との信頼関係を強くする協働に取り組むべきです。
そのためにも、参加してくれる人達を大切にして欲しいです。

どのような集会になるのか分かりませんが、本来の目的である「まず、一歩を・・」が踏み出せるように・・。
多くの人達への参加を呼びかけます。

 yokusha
 どこだと思います?まるで、イギリスのような風景でしょう?
 最近は雨ばかりですね。
 窓からの景色です。


posted by あとむ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年07月14日

7月16日・町民集会へ!

 国保病院の今回の問題から・・知ること、そしてどう対応すべきか、だれかにお任せでなく、自分たちも考えて行くことが必要なときです。
「当たり前の医療サービスを受けられない不平等」・「田舎が負わされる負の課題」と言われますが、現実は、やはり私たちの町の病院が、今、大変なときです。
 
 チラシ前日
 クリックすると大きな画面になります。

皆さん、参加してください。
posted by あとむ at 22:40| Comment(3) | TrackBack(0) | まちづくり

得体の知れない固定観念

16日の「緊急・町民集会」にむけての打ち合わせが昨夜ありました。今日(14日)にも事前の集まりがあります。(私は今夜は欠席ですが・・)みんな、なんとかしたい、と言う思いで一生懸命に動いています。

でも、毎回のように出る話があります。

町長はどうするんだ?出席しないのか?
議長は?議員は?どこに座らせる、椅子はどうする?挨拶は?と、すでにこの件については議論済みだったり、確認済みの話でその経過を知っている人は納得のイメージがあるのですが、初めての人は皆、この話をなさいます。
「ないよ」
「町長も議長も、議員も席は決めないし、参加者として考えているから」ちょっと乱暴な言い方ですが、そうなのです。

また、発言者や会場から意見をもらうのですが、「誰に向かって話すのか?」「受け手は誰なのか」「その受け手が、どこかに座っていないと・・」とも良く聞かれます。「誰に向かって発言するのか?」それは参加している人に対し発言します。

「呼びかけを受けていないのに、どうして参加できるの?」という人もいます。
呼びかけています。
新聞のチラシですが、その他は知り合いを通じて口コミでです。
招待状?お招き?がなければ、参加できない人って誰?

斜里町では、いままでこのようなことはなかったのでしょうか?

お役所は、よく「誰が仕切って、だれが主催で、誰を通じて・・」を言います。当然の質問ですが、その対応を「お役所って」と批判する住民も、なんとなく同じ人が多いな〜と思います。

今回の病院の問題につながる意識。

おそらく、チラシを見て「あ・・参加しよう」と思った人の感覚がこれからの町を変えていくのだと思います。「え〜〜〜そんな大袈裟なこと」と言われるかも知れませんが、その感覚がこれからは必要なのです。
たとえば・・集会の失敗って?なんでしょう?成功ってなんでしょう?

病院の問題で言えば、担当者は精一杯がんばっています。医師も職員も、こんなに大変な状況になっても、それでも毎日、医療現場は動いています。「来変なことになった〜」と言いながら、自分の仕事もそっちのけで、あちらに行っては「大変だよ〜どーすんだか・・」こっちに来ては「実は***らしいよ」なんて言ってることはできません。どんな状況であっても、現場の人は投げ出すこともせずに、役目をはたしています。それだけ、真剣で命と向き合う現場は厳しいはずです。
私たちは、それを忘れてはいけません。
「病院、もうダメなんじゃない?」なんて言ってる今も、いつもと変わらずに診療体制を継続している現状は、大変だと思います。

誰に呼びかけた?ウチには呼びかけが来ない。
だれそれが動いているからまずいんだ。だれそれに声をかけておいたほうが良いんじゃないか?・・・なんて、なんだかそんなこと言ってる人って、どんなイメージがあるのだろう?

でも、めげないし、あきらめないよ。
「そうだ、なんとかしなきゃ」と思って、同じ正確な情報を一緒に持ちながら、この町で元気に楽しく暮らしていくためにはどうすることが良いのだろう?」と考えることが、この集会の目的です。
極端ですが、同じ言葉を使って同じ問題に気がつき、次に進むステップを作る。
これは、だれかのためではなく、みんな自分たちの毎日の生活のために動くこと。

明後日の集会には、みなさん、参加してください。

得体の知れない固定観念とタイトルに書きましたが、なんとなく「得体」がおぼろげに見えているのも事実です。
 
 83歳の叔母が作るパッチワークです。
 彼女の着物(正絹)。見る角度によって違うパターンにも見
 えます。 

 パッチ1
 
 パッチ2
 これはまだ完成品ではなく、叔母はこれから冬までの間にキ
 ルトします。一気に仕上げたら?と言うと
 「夏は畑の手入れが忙しいから!」元気なおばさん。

 

posted by あとむ at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年07月12日

斜里町と通信環境

NTTの危機管理に関しては、コメントもいただき、まったくその通りです。

NTTは、私がまだ、東京で働いていた頃は電電公社。そのころ、「別の電話会社を立ち上げる」という話が、三井物産、三菱、住友・・の大手関連から話が出ていました。
第二電電とか・・
ちょうど、三井造船に出向していたときに「第二電電を立ち上げる準備」でお手伝いを頼まれたことがありました。システムの開発を担っていた部署の人達でした。
それが、25年前。
まさか、これほど通信環境が変わるとは思っていませんでした。

 たとえば「ホエー豚丼」花畑牧場 で検索してみたら・・
 その情報の早さと浸透力に驚きます。

 ホエー豚
 ネット環境は単に通信だけではなく、流通、市場も変えて
 きました。
 それに対しての賛否なんて・・言ってる間もないほど。
           食べてきましたよ!美味しかった!



斜里町に越してきたときは、NECのPC98シリーズが発売になった頃。会社ではバックスの大型コンピューターからオフィスコンピューターに移行が進み、端末が使われはじめたときでした。フォートラン80・ベーシック・コボル・アッセンブラ・・の言語でくみ上げるプログラム。
8インチのフロッピー、やがて5インチになって・・

1994年にわが家では、それまでのNECのPCからインターネット環境対応のマッキントッシュに切り替えました。モデムを使い、PPPではじめてメールをしたこと。ユードラのダイヤルアップではじまりました。
ちょうどそのころ、NTTが、地方のインターネット環境に対し、助成事業を積極的に行いはじめ、文部省と連携して学校にインターネットの普及を呼びかけたことがありました。
地域に於ける通信回線の整備と、学校に端末機の設置などずいぶん大がかりな取り組みでした。ぜひ、ウトロ地域で声をあげたいと思い、仲間とずいぶん斜里町にお願いしました。が、実現せず・・
別海町などがその対象になりました。他にもいくつかの地域が声をあげていました。
関係者からは「声をあげておきなよ、今後の対応もかなり違うから・・」とアドバイスを受けましたが、町は動きませんでした。

これまでも、通信インフラに対する補助事業はいくつもありました。

なにが足りないのだろう?
なんで、うちの町では通信環境に対してこんなにも関心がないのだろう?

議会でなんとか・・って言われても、なかなか難しいです。
議会はアナログ。なかなか理解はしてもらえそうにもありません。
町も、ほとんどこの通信環境に関して事業的に計画を?なんて見たことがない。
せいぜい、ウトロにADSLを!なんて外れた要望を出したことぐらいかな。
きっと、その辺はNTTは見ていると思う。

今回の落雷事故で、少しは変わるかしら?
町も、住んでいる人たちも・・自分は使ってないから関係ないって人がまだ多いのか?

自己中で想像力がないのかな〜。
そんな問題じゃないことはよくわかってるけど。
posted by あとむ at 14:47| Comment(8) | TrackBack(0) | まちのこと

2009年07月10日

病院の問題と議会

先日も、情報について少し書きました。
書きながら自分でも確かめていることがたくさんあります。
「誰が、ああ言った」「いや、こう言ったらしい」そんな話が多いです。

国保病院の医院長が、野津医師が辞表を提出したことで町長と副町長のとった対応に「抗議文」を提出?(なんて言うのだろう・・抗議文を送りつけた?かな)したと言うこと。その抗議文がどのようなものなのかは、分かりません。
病院の職員はそれを配布されたとか・・病院に張り出されているとか(どこに?)そんな話も聞きます。
抗議文という選択を取らなければならないほど、町長、副町長との会話ができない状況になっていたのだろうか?
あるいは、抗議文を出されるほど、好戦的?理不尽な対応を町長、副町長はとったのだろうか?
このどちらも、「なんのために・・そんなことを?」したのだろうと考えます。それなりの立場の人が、状況やこれから先の対応を考えずに行動するなんてことが、あるでしょうか?

議会は、町の施策を確認しなければなりません。
知らんぷりはしませんが、逆に、うわさ話や、状況を煽ることなどもしません。
あくまでも、これが町にとって良いことなのか?私たちの生活にとってどうなのだろうか?と言うことで動きます。

あやふやだったり、かなり感情的な意思が加わる言い方だったり、私見が覆い被さった表現だったりと冷静な判断に値する確認ができません。

7月15日、午後から臨時議会が開催されます。議案は補正予算関係。そして病院問題についての全員協議会を開催する予定です。翌日16日の夜は「緊急町民集会」です。その前に、町からの説明も受けます。

町長は町のために一番よい方法を選択しなければなりませんし、同じように町にとってつまりは町民にとって一番よい方法かどうか、判断しなければなりません。
その、判断と方法がどうなのか・・住民の目線で判断するのが議会です。

その判断の材料である情報の正確さは、思うのですが、たくさんのいろんな立場の人の前で確認した方が良いかもしれないと思います。思惑うごめく少数の人のヒソヒソ話だけでは、やはり危険かも知れません。

お天気が安定しませんね。

 レタス
 レタスミックスのタネが・・食べごろ!
 レタスはタンポポに近い仲間ってこと知ってますか?
 味はタンポポそっくりです。キク科 
 だからでしょうか、あまり虫が付きません。
posted by あとむ at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | まちのこと

2009年07月07日

国保病院と諸々

国保病院の問題は、ここ2,3日はどこへ行っても「どうなってんの?」「どうしたの?」という質問からはじまり、少し話していくと「どうすべき?」「何ができるの?」という問いかけに代わり、「何ができるか考えてみる」「私のできることはまず、集会に参加する」という言葉が聞こえる。

みんな考えてるし、考えはじめたと思う。
私も含めて、みんな同じ。

昨日は議会の「産業厚生建設常任委員会」が開催されたそうで、委員会の違う私はどんな話がされたのか・・気になるところでした。
終了後に少し話を聞くことができました。
なにか具体的な動きや対応が?と思いましたが・・とりあえず、臨時議会が開かれるような・・これは、この病院問題だけで開催されるものではないと思いますが、議会で、なにを?と言う疑問。
てっきり、特別委員会の設置要求などが出されたと思いきや。
でも、本当に議会に何ができるのでしょう?と。

 アイノミドリ
 アイノミドリシジミ 何故かハウスのトマトの葉っぱに!

で、今日の新聞にチラシが入りました。緊急集会のチラシです。
参集団体のことで、数人から電話がありました。「どうして商工会は入っていないのか?」「どうして漁組は?農協は?」
正直、私も分かりません。打ち合わせには参加してくれていたのに。
一方で、ぜひ、参集したいとの団体もありました。

私は、16日の集会には役場の職員も積極的に参加すべきだと思っています。「役場」と特定して言うべきものではないかも知れませんが・・なんとなく「役場職員の積極的な参加」がもしかしたらけっこう重要なポイントになるかも知れないと思っています。町民の姿勢につながる役場職員の参加。
どうやって積極的な参加を呼びかけましょうか。

他にもできることはあります。でも、今、ここには書きません。なぜなら、動きに対しては止めろと言う声が出てくるからです。まだまだ、こんな状態。本当の危機感や問題意識の共有には遠いものを感じています。

今日、やっと「議会レポート10」ができあがり、仲間に手伝ってもらい発送準備ができました。だいぶ遅れたので気になっていましたが・・それ以上に大切な動きに時間を費やしました。もう、10号を発行しました。まだまだ、本当は伝えたいこと、呼びかけたいことがありますが、できるところからです。
2,3日後にはホームページにもアップできますから、読んでみてください。

やらなければならないこと、やるべきこと、やろうと思っていることたくさんです。自分のオリジンを常に確認しながら動きます。

追記・友人の新しいお店で議会レポートを封筒に入れてもらう作業をさせてもらいました。ステキなお店で嬉しいです。
開店したら行ってください。いいですよ〜
posted by あとむ at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年07月06日

私たちの町の病院

 コモン・セージ シソ科 別名「薬用サルビア」
 セージ

私の庭のセージの花です。この植物はとても栽培の歴史が古く「死から救う」と言う意味のラテン語が語源とのこと。他にもとてもたくさんの諺(ことわざ)や謂われがあり、その全てが「健康であること」「病気」に関係しています。
園芸ブームで最近はどこの庭でもこの花を見かけます。薬用としている方は少ないかも知れませんが、少し疲れたときなどお茶の中にこの葉っぱを入れると、ちょっと元気になる気分があります。
日本にもキハダのように薬用の植物があり、アイヌの方々は今もキハダの実を利用します。

私たちにとって、健康であることは最大の「幸せ」と思います。

その私たちの健康を、一番身近に、直接関わってくれるところが、今は病院です。熱が出たとき、動けなくなったとき、私たちは病院へ行き、自分の健康についての状態を診てもらい、治療のアドバイスを受け、薬ももらい、治療を施してもらいます。
それそれが、家庭医学や予防などには取り組んではいても、やはり「病院」へお世話になります。それほど、私たちにとっての「健康」=「幸せ」にとって身近な存在の病院です。

私が中学まで過ごしていた地域は、僻地と呼ばれる地域で、病院までは2時間ほど車を走らせる地域でした。道路状況もひどく、まして地元で車を持つ人などいない時代。父の自家用車は救急車代わり。免許証を持つ人が誰かしら運転をして病院に搬送していました。
ウトロ地区も同じだったと聞きます。時間がかかり、途中で息を引き取り戻った話も聞きました。

現在も、毎日のように救急車が走ります。

斜里まで30分。
喘息の発作を持つ人達も居ます。緊急に処置をしなくてはならない時、一刻も早い対応が求められるとき、そして、現在、入院されて治療を受けている人たち、どうすれば良いのか、どうなってしまうのか?考えてください。

現在の斜里町国保病院の経営はやはり大変です。
でも、もしも、このまま内科の診療ができなくなったら、おそらく病院の経営そのものの継続は無理でしょう。外科病棟だけでやっていけるでしょうか?

私たちは、もっともっと町の病院についての現状と問題を、そのへんの分かったような顔をしてうわさ話をしながら、「困ったモンだ」と言うことで終わってしまう問題意識ではない段階の意識を持つべきです。
具体的に私たち町民に対し、メッセージを出してくれる方もいらっしゃる中、やらなければならないことがあるはずです。(7月3日に掲載したブログに紹介してる非常勤の先生のブログです。見方について様々な意見もあるでしょうが、医療の現状、また私たちがやらなくてはならないことについては大変、現実的なメッセージがあります。)

そのきっかけとして、まずは、みんなでこの問題に向き合うために、一歩をはじめるために(もう遅い!)とか(そんなことやったって・・)ではなく、できることから動きましょう。

しつこいですが・・

16日は、どんな立場であろうと関係ない!町の病院を何とかしなきゃ!と思う町民の参加を求めます。
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posted by あとむ at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年07月03日

国保病院・情報の発信

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緊急集会を開くことに・・なっています。
でも、緊急じゃなくなってるかも知れない。そんな状態になってきました。

情報って形のないものです。でも、本当のことは一つしかない。情報を発信するってことはなかなか難しく、私は日頃から「自分で確かめ、自分で考え、自分で決めたこと」の結果だけを誰かに伝えようと思っています。
でも、時々「え〜〜〜?!本当?」と言う流れで、確かめもせずに、自分が確認したものでもないことを他人に話してしまうこともあり、そんなときは自戒の念にかられます。
とにかく、自分で確認すること。それ以外は噂(うわさ)になります。

今日、内科の先生が「辞表を出しました」と、ご自身のホームページで書かれていました。それは、本当のことです。なんとかならないものでしょうか。本当に困ったことになりました。
しかし、その辞表を出した先生に対してのやり取りを、もうひとかたの非常勤の先生がブログに書かれています。
斜里町の医療崩壊を実況する(号外)  「実況」と言うこれまでの内容には、本当に考えさせられるものが多くあり、恥ずかしながらこの町の病院のことを何も知らなかった・・と強く思っていた内容でした。しかし、今回の号外は・・そんなこと本当に言ったのだろうか?と私は疑問です。

自分で確認してから・・ですから、自分で見聞きしてみます。

しかし、いずれにしても大変な問題になりました。人の心の怒りとか悪意とか、すれ違い、どれも人として信頼を構築できないときに生ずる気持ちです。
根底の思いは同じはず。だれも、誰一人としてこの町の病院をなくしてしまえ!なんて思ってはいないはずです。

そんなに、ひどい嫌われる町なのだろうか。
posted by あとむ at 21:38| Comment(12) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年07月02日

斜里国保病院・住民集会!

斜里町の国保病院が危機的な状態になっているという、「おしらせ」を受けて、町民の有志が集まり、このままじゃいけない!なんとか、自分たちにできることはないのだろうか?と話し合い、住民集会を開催することになりました。

「そんなことしたって、もう遅い!」とか「できることなんて、自分たちにはないだろう」と言う声も聞こえましたし、一方で「なんとかしなさいよ〜」と言う声も聞こえます。
でも、きっと今までも何もせず、知ろうともせず、動きもせず、自分だけは物わかりが良いのだ・・と言う態度できた結果が、こうなってしまったとも思えるのです。ちょっと内部の事情に詳しい人が(詳しがっているだけかも知れないけど)「無理だよ、今に始まったことじゃない」とずーっと前から言い続けてきたからかも知れないし、見てみないふり、見ても何もしないと言う繰り返しを行ってきた結果かも知れません。そして、「だれかがやってくれるだろう」と言うお任せ、そしてなんだかやりにくいし、苦手だな、と言う「逃げ」と「先送り」。

つまり、お任せで何もしてこなかった。今に限らず・・ずっと。

そんな私も、「病院問題って議会関係で語るのは伏魔殿みたいだな〜」と、踏み込むことをためらい、他の議員さんたちの物わかりの良い「この問題はね〜」という言葉に一歩も二歩も後ずさりしていました。

でも、やっぱり動かずにはいられない。

この有志の集まりでは、議員さんたちに直接声をかけることは止めたそうです。住民が現状を知ること、問題意識を共有すること、決して政治的な動きや、批判に終始する姿勢はやめること、などを一番に確認して動き始めました。

でも、だったらなんで私が・・お手伝いをしているのか・・と言うと、極めて事務的な作業の担当であること、そして「あ〜あんたなら、どってことないね・・」と、この町で言うところの「政治的」とか「選挙的」、どっち派、こっち派もなんとなく薄いからでしょう。

そう言うことなので、しっかり事務的な雑用係に徹します。

斜里町の皆さん、私たちの町の病院がこんなにもギリギリの診療体制の中でここまでやってきたこと、そしてそのギリギリの状態すら立ちゆかなくなることを、今回のチラシで知りました。もっと、もっと、知らなければならないこと、そして問題を他人任せにしないで考えることが必要なときです。

ぜひ、集会には参加してください。

    7月7日に全戸に配布されるチラシです。

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   クリックすると大きな状態で読むことができます。

posted by あとむ at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

NTTの危機管理・追伸

お天気は良くなってきました。
長く、激しい雨でわが家の花たちはずいぶん傷みました。
それでも、咲こうとしています。

 アン・マリ
 すごく小さな花を咲かせるアンヌ・マリ・ド・モントラベル

あーだ、こーだと理屈ばかり言って何もしない人間とは違って、生き物はみんな前向きです。私も、そうありたいと思います。

危機管理の話をしましたが、追伸で・・

仮設電話が設置されました。昨日、復旧は午後5時頃になるかも・・と言われていました。復旧がその時間の予定なのに・・仮設電話が使えるようになったのは午後5時だそうで・・どうなっているのでしょう。

いまだに電話は使えません。
携帯電話の復旧が先だったのか・・それとも会社が違うのか・・どちらにしても、ウトロからはまだ、救急車、消防車、110番へは一般電話から通じないのです。

昨日、何度も家へ電話をくれた知り合いが「?」と思ってなんか変だから・・どうしたのかと「ウトロ 電話 不通」で検索したところ、斜里町役場のホームページで不通を伝えるお知らせが出ていたと言っていました。
そう!情報ってあらゆるソースに発信してこそ情報なのです。役場のホームページには私は不満が多いのですが、今回の素早い対応は嬉しいです。

ホームページ更新業務のためにかなりの予算をかけていました。充実できるようになりました!なんて言ってるだけで、その内容はさっぱりです。
もしかしたら・・アクセスに関しての分析すら行われていないかも知れない・・けど、今回のような発信は必要な対応です。
一度、我が町の住民になったつもりで・・開いてみてください。ほしい情報が何もないから・・。目線が違うのか・・な。

・・にしても、今回のNTTの対応には、担当している町の職員も大変だと思うし、これから夏の観光の始まり!という7月1日からの事故は、影響が大きそうです。
posted by あとむ at 14:33| Comment(2) | TrackBack(0) | まちづくり

知床でのNTTの危機管理って?

7月1日、昨日の早朝4:00に、わが家の犬(アトム)が怯えて吠えはじめた。「あ〜またね・・」と思い、彼を家の中に入れてあげた。
アトムはちょっと異常なほど雷が嫌い。
その時も、雷のゴロゴロも稲妻もなかったけれど、私たちの能力では計り知ることのできない聴力や検知機能を持つ彼らには、「ひぇ〜!!」と言う雷が分かったのだと思う。実際、それから30分後には思わず・・「ちょっとこの雷、違うかもね」と口に出したほど迫力の地響きが海の方向から響いてきた。

そのうち、ピカッ・ドッカーン!と明らかに「落ちたね・・」。

その、落ちたところが、NTTの基地局だった。

停電にもなったけれど、その停電は「あ・・切ったんだ」という程度のものですぐに復旧した。
それが、4時45分頃。

その落雷で、ウトロ地域は携帯電話も、インターネットも、電話もが全て止まってしまった。通信回線が全てストップ。
さて、それからが・・・

まさか、今の時代、落雷で基地局破損という緊急情報が、NTTに届かないことなどは考えられないから、5時には管理する所に情報は入っていたとして・・
それから、NTTの管理者が基盤局に入ったのは、10時近かったらしく・・その間の4時間近くは何をしていたのだろう?
落雷の影響で鍵が破損して、入るのにも時間がかかったらしい・・とは聞いたけれど。
そもそも、NTTの管理は北見市にある。以前は斜里町内にもNTTすなわち電電公社の施設はあったけれど、今は撤収されている。

今や、通信環境はなくてはならない社会整備基盤。
今回の事故では、ウトロのホテル、観光関係は大きな被害を受けただろうし、今もその混乱は続いている。
そう・・まだ、完全な復旧はできていない。

昨日、広報車がウトロの市街を歩いていたが、町の広報車は「ただいま、ウトロ地域では電話、通信回線が使えない状況になっている。復旧の見通しは立っていない。仮説電話を設けたので云々・・」

ところが、NTTの広報車は「ただいま、ウトロ地域の電話の一部が使えない状態になっている。云々・・・」

え〜〜〜〜!?一部使えないって?なに?一部が使えないってことだよね。一部って・・日本語の解釈では一部って?どんくらい?
そんな広報をしていたものだから・・「ね、どこが使えてどこが使えないの?」とみんなは混乱した。事実、斜里に行ったときは、「一部使えないだけでしょう?」と聞かれた。
確かに、一部、本当に一部で、しかもウトロの局番同士で(たぶんアナログ回線?)同士は通話ができたけれど、それはほんの一部だろう。外部にはかけられないし・・。
このような場合には、本当に正確な情報を伝えることが基本であるし、その対応については慎重に、かつ迅速にしなければならない。

今現在、7月2日の午前11時、携帯電話は使えるけれど、一般の電話とADSL回線のネットは使えない。
わが家はネット回線は従来の光ケーブルから無線の環境なので早朝に復旧しているけど・・
そうそう・・仮説電話を設置しているけれど・・インターネットの仮説環境も整えるべきではないかと思う。ナンでも、高速に対応できる衛生がないから・・できないらしいけれど・・光ケーブルは使えないの?

今回の落雷は、想定を超えた被害らしいけれど・・今回の復旧では、その想定を超えた被害を想定して、避雷針、アンテナ、基盤の整備を行ってほしい。

とはいえ・・早く元通りになってほしい。

そして、この原因の検証、さらには対応、処置について町も含めてしっかりとした認識を持つべき。「あ〜つながった〜よかったよかった」では、再発も防げない。

今も、雨が強く、天候は不安定。

 雨1

 雨2

 雨が降ると突如現れる川?わが家の前の道路です。
posted by あとむ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ふつうの・・気づき?