2009年05月26日

5月の臨時議会

今日、5月26日は臨時議会が開催されました。
町政報告に始まり、いくつかの専決処分と、条例改正、そして補正予算。って言っても何のことやら・・ですね。

公務員の夏のボーナスが減額になること。これは、特別職も、議員も対象です。
斜里町の新しいゴミ処理場の事業が、いよいよ始まるための予算がついたこと。

特にゴミ処理場の問題については、用地の取得問題で大変な思いをしてきましたから、やっと計画が進み始めたという感じがしました。
でも、課題はたくさんあります。
斜里町が選択した、ゴミ処理方法は「高温高圧」処理方法で、白老町で今年の4月から本格稼働している方法です。まだまだ、新しい方法なのでメーカーも町も試行錯誤です。
新しい方法ゆえに、不安も大きいのは当たり前ですが、私は今回の方式がこれからのゴミ処理方法を変えていくかも知れないと、ワクワクしています。

失敗を容認するつもりはありません。しかし、新しいことに対してはいくつかの試行錯誤があり、それをクリアしていくことも必要です。
こうして進み出した計画が、その実現のために最高の技術を駆使しながら、構築されていくことを期待します。
そのために、私たちに何ができるのか、今回の臨時議会で改めて考えました。

決して、「だから、言わんこっちゃない」なんて言う「後出しじゃんけん」みたいなスタンスは取るべきではない・・と。
なんで、そんなこと思ったのかは・・不思議ですが。

24年4月からの稼働を目指して、斜里町はがんばってほしいです。

それにしても、土曜日(23日)から続いている低温とジトジトした雨模様の天気。明日からはお天気が回復するだろうか・・・

 夏毛と冬毛の中途半端なエゾリス
 リス
 裏の庭・実生から育ったクリスマスローズの近くで



posted by あとむ at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年05月23日

知床五湖の利用

今年、5月の連休には知床五湖の延長された高架木道が使えるようになりました。
来年には、この高架木道がさらに延長されます。

5月8日、久しぶりにわが家を訪れてくれた母と一緒に行ってきました。

 五湖1

お天気が良く、とても山がすばらしく見えて最高でした。
木製ですから、あまり仰々しくはなく良いと思いました。

今まで見たことのない景色が広がり、新しい価値が生まれたと思いました。

 五湖2

来年にはこの、大きな木のところを通って、一湖まで木道が延びる予定です。
そして、地上歩道の利用ルールが適用されます。
ヒグマ活動期、植生保護期、自由利用期と使い方が分かれます。

そのシステム作りを今、知床では環境省、斜里町、観光関係の各々で模索中。
景気低迷の中で心配される観光の落ち込みと、今回の知床五湖の利用に関するルールの実施。
大切な地域の経済活動にどのような変化が出るのか、だれもがそのことを真剣に考えているはずです。

知床にとっては、保護と利用のバランスを作り上げる第一歩かも知れません。


posted by あとむ at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年05月19日

なんなの?インフルエンザ

毎朝、毎朝、ニュースを見ると、インフルエンザに関する何とも不思議な報道が始まる。そんな不思議な報道で始まる毎日に、やはり、みなさんもそうだと思うけれども、「?」マークが果てしなく続き始める。

「なにか」を仕掛けた時の「予行練習じゃないか?」
「シュミレーションかもね・・・」
それにしても、我が国のお粗末な対応。
・・・今までのインフルエンザと・・何が違うの?
もっと、驚異的な恐怖をあおるほどのものだったのかも知れない。仕掛けた人の思惑がずれた?
いやいや、やっぱりシュミレーション。社会実験?

そんな会話を朝食時間に繰り返す。
やがて、なんだかてんやわんやの騒々しい展開の朝の連続ドラマに話題は移る。

今年は桜が早かった。
わが家の桜は5月8日はもう満開。

 2009さくら

樹齢70年を超えるエゾヤマザクラです。

この満開の桜のあとに、雪が降りました。
めまぐるしい気候の変化。こんないつもと違う?ことがあると、今回のインフルエンザのような大騒ぎが・・なんだか、大きな変化の始まりなのかも知れないと思ってしまう。

5月10日「母の日」に娘から花が届いた。
その、娘の住む神戸が今は大騒ぎ。「マスクは手に入ったから〜」の電話に、やれやれと思う。
なにかが、やはり動きつつあるのかしら?

 母の日


posted by あとむ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 会話から

2009年05月01日

なんだか、ひどい話だ!

新型インフルエンザの感染について、世界中が大騒ぎとなっています。
我が国も、様々な対策を取り始めています。

今回、感染の疑いのある「横浜市の高校生」の件で、私は、その報道の取り扱いに大きな怒りを感じています。
こんなに大騒ぎをされ、日本中に「感染疑いのある高校生」と報じられ、どれほど高校生が大変な思いをしているか、あるいは家族はどんな気持ちなのか・・しかも、まだ感染していない時に。
結果的には感染はしていなかった・・と夕方のニュースで報じていましたが、果たして、この国は危機の状況から、本当に国民を守ろうとしているのだろうか?

まして、横浜市長の話では、今回の感染疑いの高校生について報道したほうが良いのかどうするのかについて打ち合わせしていたときに、テレビでテロップが流れたという・・報道、広報管理の稚拙な国のシステムに、私は本当に危機感を感じます。

まだ、検査中にもかかわらず、報道してしまうなんて!

当事者意識があまりにも欠落して情けない。

かつて、水疱瘡がウトロの保育所で流行したときに、最初にかかった子供と親を「管理が甘すぎる・・だらしがない」と指摘した保護者がいました。
すでに、何名もの園児が水疱瘡になっていたときに・・犯人捜しのようなことをやってのけたのです。
泣き出しそうな保護者に「なに言ってるの?大きくなってかかったら大変!いま、みんなと一緒にかかった方が良かったんだよ!」と言う先輩母さんの声に、皆が救われました。

大型連休が始まります。
ウトロにも大勢の観光客が来てくれると良いのですが・・・
お天気は良いし、知床峠も明日開通!

 27日の雪もこんなでしたが、もう、とけました!
 4/27
 4/27水仙


posted by あとむ at 21:01| Comment(5) | TrackBack(0) | ふつうの・・気づき?