3月の議会が4日から始まります。
私は2回目の新年度予算の議会です。議会前の準備が大変です。
最近は、ノートに調べることを書きながら家事をします。掃除機をかけながら思い出したらノートに。ご飯の準備をしながら気がついたらノートに。
それらを、過去の資料やインターネット、あるいは関係する人に電話をしながら、調べていく作業です。
そんな作業の合間に、実家へ行く用事がありお雛様に会ってきました!
わが家のお雛様は、私の母のもので、昭和7年頃に購入したものだそうです。
母にはお姉さんがいますが、母が先に結婚し、私が生まれたのでそのまま貰ったようです。私が物心ついたときから、このお雛様。
結婚して娘が生まれるまで、実家にありましたが、1987年のお節句にわが家に来て娘が16歳になったときにはまた、実家へ、娘と一緒に行きました。
2009年の3月の議会は議案がたくさんあります。
まず、ずっと協議が続いていたゴミ処理場の問題。何度か予定地域の方達と話し合いを議会でも持ち、その後は町が。
建設に対し、安全面、施設整備の面、そして町にとって必要な施設であることへ、理解を示してくださった方々がいらっしゃる反面、どうしても反対の方もいらっしゃいます。
しかし、どこかで決めなくてはなりません。
議会の特別委員会では、今回の建設予定地の予算を「良し」としました。
が、良しとしたと言う結果はあるのですが、そこにはたくさんの意見があり、私はこれまでの町の取り組みの姿勢にたいしては責任を取るべきと考えています。
詳細はまたの機会にしますが・・反対している方々が今後、どうしていくのか?まだ分かりません。でも、議員の全員はこの用地に関しては「良しとする」判断を下しました。
このお雛様の三人官女・・小さな頃から、この人達が私は恐かったです。年に数日を共に寝起きしていましたが・・外から帰ったら私は彼女たちに一日の報告を欠かさなかったのです。正座して、お雛様に向かって報告する娘を、母は不思議に見ていたそうです。お内裏様は優しく、恐くはなかったのですが、この三人官女はごまかしは効かないようで。弟はそんな私の影響か・・「恐いよ〜」と夜は母の布団へ入っていました。「斜里町ポイ捨て禁止条例」も制定されます。でも、観光地である斜里町はまだまだ整理しなくてはならない問題がたくさんです。「ゴミは持ち帰りましょう」なんて非現実的な呼びかけをいつまでするつもりでしょうか。もう一方で、滞在型の観光に積極的に取り組んだり、体験型観光を勧めたり。そんな観光の方々に・・ゴミをいつまで持って歩けと言うのでしょうか?とりあえず、勧めるのでしょうが、とりあえずの後ろに置き去りにされる問題が貯まっていきます。まるで、持ち帰りのゴミのようです。
五人囃子はみんな優しい顔をしています。彼らはいつも穏やかで、楽しそうに音楽を奏でています。夜中に身動きせずに目を覚まして耳を澄ますのですが・・そんな気配にも気がつき、演奏を止めてしまいます。でも、何度か彼らの音楽を聴いた記憶があるのです。
古びてしまった人形達ですが、同じ時を母と私と娘の時間を共に過ごして来ています。今年も飾ってくれた母に感謝して、運良く出張で釧路へ来ることのできた娘も、また、このお雛様をなつかしそうに見ていましたし、やはり話しかけておりました。さて、まだまだたくさんの問題や課題のある斜里町です。
私は、今回は3項目について質問をしようと考えていますが、まだ、町政報告と町長の執行方針を聞いてからでなければ、はっきりは決まりません。
また、村田町長になって初めての行政改革が発表されますが・・その内容についてもたくさん確認したいことがあります。
3月4日から16日までの緊張した議会が始まります。
・・・っと、でも、一般質問の締め切り日の3月6日には2回目のガードレールの雪かきを予定しています。
なかなかハードな3月になりそうです。