2009年02月22日

ガードレールの雪かき

今年も、ガードレールの雪かきを実施しました。

 観光協会のホームページでも紹介してくれました。

 2月19日2


昨年よりもたくさんの人が参加してくれました。40名です。
みんなで、オシンコシンと季風クラブの前をきれいにしました。雪かきが終わって移動しようとしたときに、観光客の方が、「ボランティアで?私たちのために?ありがとうございます」と言ってくれました。
きれいになった歩道から美しい流氷を見てくれました。

 2月19日4

参加してくれた方に、作業終了後にアンケートを行いました。
多分、参加者の中で一番の高齢の方がこう言ってくれました。
「こうして、地域のみんなで自分たちの自慢できる景色を、もっとよく見て貰いために作業するのは気持ちが良い。みんなと一緒にできることも楽しい。また、参加するから。元気でいる間はね。」と。

お天気も良く、気持ちよい作業でした。
皆さんありがとうございました。

追伸・しかし、21日は大嵐になり・・せっかくきれいにしたガードレールにはこんもりと雪が大量に積もりました。
また、2回目を実施します。日程は未定ですが・・作業の日の天気予報と同時に、その後の天気も充分考えて・・実施しなくてはなりません。・・反省です。



posted by あとむ at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

国の政治って

日曜日は、ワイドショー?的な番組が朝から放映されていて、お休みだからかな、国会議員の出演も多く、朝からけっこういろいろ考えることが多いです。

2月19日1
ウトロの海岸線の岩の上で


町政に党派や派閥は必要ないと私は思っています。

でも、最近は国政にもそんなもの、必要ないのではないかと思うのです。今の日本の状態の国政には・・です。

中川大臣が、辞任したけれど・・私は彼が酔ったこと、泥酔したこと、あるいは風邪薬?の服用ミスでも何でも良いと思う。あのような場で、そんな行為をしたことは許されないけれど・・だけど、あのような場に至る前に、誰かが「控えるべき」あるいは会見を辞退するように言うべきだったのでは?と思ったけれど。
それが、恐い。
こんな、常識もない、行政?ってなんだろう?

と、大嵐の去った知床の日曜日にテレビを見ながら思っていたこと。
きっと、大勢の人が同じ時間に・・同じこと思っているのだろうと。

景気対策だって、何もしてない。
給付金?妊娠検診?実施して、景気対策につながるだろうか?
高速道路の利用代金が1000円になったって、景気が良くなるだろうか?

なんだか、本当に大丈夫だろうか?この国。
posted by あとむ at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年02月17日

知床自然愛護少年団で網走へ

前日の大嵐が去った翌日、ウトロの子供たちと少年団活動で網走へ行き、流氷砕氷船オーロラに乗船する企画があり、早朝7:30に大急ぎで家を出て・・集合場所へ。この日はスキー大会があり参加できない子供が居たので6名のみんなと活動開始。

090215-1

最初は幌別で写真撮影。遺産センターの写真パネルの彼らはモデル!
沖のほうにある流氷の上にアザラシの姿も見つけました。
流氷が砕けて、波打ち際に丸い氷が石ころのように散らばっていました。この季節の海は毎日、変幻自在です。

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その後、網走に向かって移動しながら、途中でオオワシを観察したり、アトリ科のベニヒワを双眼鏡で観察しながら網走へ向かいました。
途中の白鳥公園ではオナガガモやホオジロガモを観察しました。白鳥の餌としてパンくずが売られていますが・・やはりこのような状況はあまり良いものではなく、自然の状態で観ることができる環境をなんとかしたほうが・・と思いましたが、野鳥と餌付けの問題は、わが家でも考えなくてはならないことだと・・複雑な思いでした。

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さて、網走の流氷砕氷船オーロラには大勢の観光客が乗船しました。
なかなか美しい風景が楽しめました。沖のほうの流氷帯まで走り、氷の中を航行します。迫力には欠ける氷でしたが、でも、ご覧のように美しい景色です。

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オーロラの作った航路です。遠くにはもう一台の砕氷船が見えます。

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冬の観光の最盛期。網走の観光客はこのオーロラが目的だそうです。
このあとは、流氷館・知床博物館を見学して帰ってきました。子どもたちとの会話が楽しく、久しぶりに「楽しい時間」を過ごすことができました。


posted by あとむ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年02月12日

オーロラターミナルで

9日の月曜日、午後から網走へ出かけてきました。
オープンしたばかりの「みなと観光交流センター」道の駅「流氷街道網走」へ行ってきました。
道の駅の看板が見あたらなかったのですが・・私が見落としたのでしょうか?「あれ?道の駅?なの?」と言う気持ちで駐車場へ入りました。

駐車場は・・・・一般乗用車の道線とバスの道線が交差して、しかも使いにくい印象を持ちました。あまり広くはないスペースですが、もう少し工夫が必要なのでは?と思いました。危ない・・状態でした。

さて、中に入って、何か食事はできるのかな?と探しましたら、2階に「キネマ館」とフードコートがあるね、と言うことで2階にあがって?あれ?
キネマ館とフードコートではなく、フードコートがキネマ館でした!

  網走1

値段とおいしさが、こんな感じかな・・と言うバランスで、それなりのお蕎麦でした。けっこう人がいましたが、展示品がキネマ館でしたね。
夫は、網走に小さな映画館ができたのかと思っていた・・・・と。ずれてる私たちでしたが、このキネマ館からの眺めは素敵でした。
あいにく、流氷は沖合でしたが、流氷観光船のオーロラが入港してきました。

  網走2
このオーロラは、夏には(4月末)ウトロにやってきて就航します。網走にとっては冬だけの観光船です。このターミナル施設は、夏にどのように活用されるのでしょうか?少し気になりました。
しかし、乗船客のことを考えた施設です。現在のウトロの状態とは違い、整備された施設は快適そうでした。

最近、利用される方からの声を耳にします。
ウトロの道の駅は・・・景色を無視した建物であると。確かにそうで、海のほうはまったく見えません。ウトロの代表的な景観であるオロンコ岩、ゴジラ岩などもまったく見えない作りです。
おそらく海に面していないことから、諦めたのかも知れませんが、でもたとえば、秋の頃には賑やかな港の風景も見えるでしょうし、観光船も見えるかも知れません。
もったいない・・と言うのが正直な感想です。
この道の駅の設計が、どのような場で、どのような意見を反映して設計されたものか・・入りやすい、たくさんの人が利用して欲しいとは思ったのでしょうが、利用する方にとってのサービスや、喜んで貰おうと言う気持ちが少なかったのかも知れません。
どこを見て、私たちは観光を考えるべきなのか・・改めて考えさせられました。

世界遺産の知床は確かにすばらしいけれど・・全体的に・・なんとなく「心がない」と思うよ、訪れた人に言われた言葉。
ひっかかっています。

posted by あとむ at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

斜里町女性大会

2月11日、ゆめホールで「斜里町女性大会」が開かれました。
昨年も参加して、「マイ箸」をみなさんにおすすめして来ました。今回も、「マイ箸」を販売させていただきました。

女性大会では「認知症」についての話を聞き、皆がサポーターという意識を持ちましょうという講演を聞きました。
その後、昼食でしたが。昨年とは違い、お弁当が再利用の容器だったこと、そして参加者に「箸を持参してください」と呼びかけたことが、とても嬉しかったです。

また、販売していたコーヒーも紙コップではなく陶器のカップで、女性のこうした行動力は本当にすごいものだと、実感しました。

午後からは、地域介護をテーマとした取り組みについての話を聞きました。
様々な福祉施設の状態、介護される自分たちはどのような環境を望むだろうか・・を考えさせられましたし、実際、この街でそのような施設がこれからはもっと必要になってくるはずです。そうしたときに、地域にの財政に、あるいは利用者にとってより良い状態になるために、私たちは知恵を絞り、動かなければならないと思いました。
  
  女性2 
  (有)たックルの橘さんと 岩手大学の倉原先生
  女性1

この講師のお二人には昨年、視察をさせていただいたときにご一緒させていただきました。私たちの町の規模にあった取り組みには、このような人達の発想やアドバイスが必要なのではないかと強く感じました。

どの方向を見据えて、これからの高齢化社会に対応する施設が良いのだろうか?と言うことから、もう一度考えてみる必要があることを実感しました。

良い、学びの時間でした。
posted by あとむ at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年02月07日

知床博物館で寄生虫

知床博物館の特別展の講演会で寄生虫の話を聞きました。東京目黒の寄生虫博物館の学芸員?研究員の方の話でした。
(巌城隆氏)

今日は寒い日で、気温は氷点下、講演会が終わり午後8時30分に帰るときはマイナス8度でした。
普段はなかなか聞くことのできない話で、とても楽しかったです。

アザミウマタマゴバエはアザミウマタマゴを生み付けるハエそのまんまの名前です。キリギリスに寄生するハリガネムシの話(昨年その姿を見ていたので)を聞いて驚きです。彼らは寄生したお宿であるキリギリスの行動をコントロールするらしく、水辺に誘い出すというか・・水辺に誘導すると言うのです。
夜に草にかじりつくように仕向ける寄生虫とか・・。すごいモンです。

  寄生虫
チャンスがありましたら、目黒の寄生虫博物館へどうぞ。
私は何度か行きましたが面白いですよ〜


ウトロではこの虫は結構一般的な「アニサキス」の話も興味深いもので、あの痛さはかまれた痛さではなく、アレルギー反応によるものらしいのです。ですから、一回目の罹患は反応なしで2回目以降が抗体反応で痛くなるらしいのです。

サナダムシや蛔虫の話・・そしてエキノコックス。

ウトロから博物館はやはり遠いけれど・・聞いて良かった講演会でした。


posted by あとむ at 22:42| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2009年02月06日

オーロラファンタジーのオープニング

2月5日・午後3時から第23回・オーロラファンタジーのオープニングセレモニーがありました。
このイベントのために作られた「流氷神社」の前で式典があり、参加しました。
神主さんによる祝詞のあと、玉串を捧げて、期間中の安全と繁栄をお祈り、そのご来賓による挨拶と、テープカット・・で30分以上外に立っていました。

この日は、子どもたちの「太鼓」の披露と、お祝いの「もちまき」があるので、たくさんの子どもたちとお母さん達も集まっていました。
みんなは、その間、この式典が終わるのをじっと待っていました。

きっと「早く終わらないかな〜」と思っていたと思います。というか、そう思っていたはず。だって、3年前までは私もじっとその式典を終わるのを待つ一人だったのですから。

太鼓

子どもたちの太鼓は素敵で、みんな真剣で上手でした。
その後の「もちまき」も、たくさんのお菓子まかれて、盛り上がっていました。

オーロラ

冬のイベントが北海道各地で始まります。
なかなか良い条件の見えてこない観光産業ですが、これからのイベントの成功と、流氷の安定した来氷を期待します。

オーロラファンタジーは素敵な演出です。是非、皆さんご覧下さいね。
posted by あとむ at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

流氷 2009

今年は、なかなかやってこないと言われていた流氷の先端が、知床半島に接岸しました。このような、流氷初日とか、接岸は公式には気象台のあるところからの発表だというので、公式には出てきませんが・・
ウトロには接岸しました。

流氷2009
プユニ岬から・・光る流氷とウトロ三角岩です。


この気象台の・・と言うところに、私は不可思議な感覚を持っています。
気象データーでは、そのような公式な定点観測は必要ですが・・こと、このような観光資源として捉えている地域にとって、発表、すなわち公表とすれば、なんだか不親切?と言う感覚を覚えるのです。

ま・・・とにかく今年もやってきました、白い流氷です。

写真は2月4日の撮影です。
まだまだ、はかなく、風に左右されますが、これからしばらくは朝起きてブラインドを上げて、海の表情を確認する日々が続きそうです。
posted by あとむ at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと