9日の月曜日、午後から網走へ出かけてきました。
オープンしたばかりの「みなと観光交流センター」道の駅「流氷街道網走」へ行ってきました。
道の駅の看板が見あたらなかったのですが・・私が見落としたのでしょうか?「あれ?道の駅?なの?」と言う気持ちで駐車場へ入りました。
駐車場は・・・・一般乗用車の道線とバスの道線が交差して、しかも使いにくい印象を持ちました。あまり広くはないスペースですが、もう少し工夫が必要なのでは?と思いました。危ない・・状態でした。
さて、中に入って、何か食事はできるのかな?と探しましたら、2階に「キネマ館」とフードコートがあるね、と言うことで2階にあがって?あれ?
キネマ館とフードコートではなく、フードコートがキネマ館でした!

値段とおいしさが、こんな感じかな・・と言うバランスで、それなりのお蕎麦でした。けっこう人がいましたが、展示品がキネマ館でしたね。
夫は、網走に小さな映画館ができたのかと思っていた・・・・と。ずれてる私たちでしたが、このキネマ館からの眺めは素敵でした。
あいにく、流氷は沖合でしたが、流氷観光船のオーロラが入港してきました。

このオーロラは、夏には(4月末)ウトロにやってきて就航します。網走にとっては冬だけの観光船です。このターミナル施設は、夏にどのように活用されるのでしょうか?少し気になりました。
しかし、乗船客のことを考えた施設です。現在のウトロの状態とは違い、整備された施設は快適そうでした。
最近、利用される方からの声を耳にします。
ウトロの道の駅は・・・景色を無視した建物であると。確かにそうで、海のほうはまったく見えません。ウトロの代表的な景観であるオロンコ岩、ゴジラ岩などもまったく見えない作りです。
おそらく海に面していないことから、諦めたのかも知れませんが、でもたとえば、秋の頃には賑やかな港の風景も見えるでしょうし、観光船も見えるかも知れません。
もったいない・・と言うのが正直な感想です。
この道の駅の設計が、どのような場で、どのような意見を反映して設計されたものか・・入りやすい、たくさんの人が利用して欲しいとは思ったのでしょうが、利用する方にとってのサービスや、喜んで貰おうと言う気持ちが少なかったのかも知れません。
どこを見て、私たちは観光を考えるべきなのか・・改めて考えさせられました。
世界遺産の知床は確かにすばらしいけれど・・全体的に・・なんとなく「心がない」と思うよ、訪れた人に言われた言葉。
ひっかかっています。