2009年01月31日

話を聞かない・・

話を聞いていないのか、聞かないのか、いや・・・それ以前に、内容を理解できないのか、最近そう感じることが多くあり、すこし、これはおかしいかも?と不安になる。
個人の利害ばかりが目につくように思える、現在の国政もそう。

鶴
美しいタンチョウですが、ずいぶんごちゃごちゃたくさんいて驚きました。


評論家も多いと思う。「〜だから、そう言ったのに」とか「こうなると思っていた」とか、なかなか「だからそのために、こうしよう」とか「こうしたら」と言う話が出てこない。

かみ合わない議論、ずれている論議、いつのまにか同じ話を繰り返し。

思うのは・・議論に慣れていない人達が多く、だから協議して進めることや、議論して確認し合うことができないのだと思う。

ご存じですか?おおかたの議会はなぜか、議員間で議論する場がないのです。
どうしてでしょう?
的外れな意見を述べても、他に議員が「それちょっと、違いません?」という場面は今の斜里町議会にはないわけで、そこんとこが「不思議」。
議論や協議は他の意見を聞かなければ成立しない。
他の意見を聞かない理解しない人が集まっても・・それは、協議や議論にはならない。
なんだか、それっておかしくない?
posted by あとむ at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ふつうの・・気づき?

2009年01月29日

消費者協会の企画

1月25日は朝から吹雪で前が見えないような状態でした。
そんな天気の中、ウトロの方と一緒に、ゆめホールで開かれる「消費者協会」のフリーマーケット・ワークショップに参加してきました。

不要品持ちよりのフリーマーケット・新しい種類のジャガイモの試食・斜里産の農産物利用の食品紹介・マクロビオテックのおかずの実践紹介と試食・自家製のハム、手作りソーセージなど、本当に色々な毎日の私たちの生活に関わりのある「きづき」がたくさんありました。

    消費者1

名前も始めて聞くようなジャガイモの試食ができました。ジャガイモ・・と一口で言いますが、その味の違いに驚きました。奥が深い。

    消費者2

斜里産のうどんの試食や、テーブルにはどなたの作品か、美味しい漬け物が並んでいました。お汁粉の試食も小さな子どもたちに人気でした。

    消費者3

フリーマーケットで入手した「オケクラフトのサラダセット」です。思いがけずに、「ひゃ〜!いいの?この値段?で。」と念を押して買いました。1000円です!
毎朝のパン皿と何にでも使える大きさのボールに私は満足しています。

昨年も楽しませていただきました。

この会場でも先日行われた「まちコン」での話、「ゴミ処理場」の問題が合う人合う人から「なんとかゴミを減らそうよ」と声をかけられました。
毎日の生活に直接関係するゴミ問題。
街の人達の感心が高いことを改めて実感しました。
posted by あとむ at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年01月23日

まち懇「マチコン」がありました

斜里町は2009年1月9日から町内各所で「まちづくり懇談会」を開催しています。

昨夜はウトロ地域で開催されました。
参加者は9名という少ないもので・・ちょっとがっかりしましたが、あとで「すっかり忘れていた」人が5名もいました。
確かに、連絡が入ったのは少し前。せめて自治会関係者だけでももう少し連絡を・・と思いましたが、仕方ないです。

おぶじぇ
 記事とは関係ありませんが、昨年のサミットが開催された
洞爺湖の施設を子どもたちと訪問したときの段ボール製の
オブジェです。素敵な展示の数々でした。


ゴミ処理場の話、ぼい捨て禁止条例の話などがありました。

考えさせられたこと・・ありました。

住民は、斜里町民は行政のやることに不満や文句を言いたいのではないし、批判もするつもりはなく、「期待している」のだと思うのです。
新しい事業を行おうとしていることに対し、期待するのです。
もっと、自分たちの町が良くなるように、誇りを持てるような取り組みを期待するのです。
期待するから「こんなことも」とか「こうしたら?」と言うのであり、それは、今、できること、やらなければならないこと、として捉えているから発言します。

きっと、行政担当者は「そんなつもりはないけれど・・実際問題としては・・」と言うのでしょうが、(実際そう言うのですが)何のための懇談会なのか、すこし視点を変えるべきではないかと思いました。

「結局、決めてしまったものを住民に説明している・・だけなのですか。

発言したことを全て実行したり、取り入れることは無理なことは十分承知です。
住民との協働がまちづくりの根底であると言葉では、文章では言いますが、実際、昨夜の懇談会でのこれまでと何ら変わらない、キュウキュウとしたイメージの対応を見て、残念でした。

「どこが、まずいの?」と言われるかも知れませんが・・姿勢と懇談の意味をもっと理解するべきではないかと、そして一番は町民はそれでもなお、「期待」を持っているのだという点を理解するべきと思いました。

でも、きっとこう言うのです。
「期待されても・・それは分かるけど・・今回は・・・これで・・」と。
posted by あとむ at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年01月22日

こじれた気持ちの修復って

友人や、家族や、恋人とのケンカや気持ちのずれと同じかも知れない。
多分、多くの「こじれた」問題はそうだと思うけど、これに「利害」や「立場」が加わると、なかなか厄介なことになる。

2008/3/25
直島のベネッセハウス

昨日から、アメリカ大統領の話題でいっぱいなマスコミ。
でも、彼の言っていることには、大きく頷ける。
でも、こんなことを言うと「前途は多難で、だれがなっても同じだよ」と多くの人は言うかも知れない。きっとそうなのだと思う。
でも、私が魅力的にうらやましく感じたことは、基本的な考え方。

「責任をとる」って言葉、日本人は好きだよね。特に最近は議会関係でも行政でも、すぐに「責任問題」とか「責任をとって」と言うけれど、本当の責任ってなに?と言いたくなる。

今回の斜里町のゴミ処理場の問題だって、もう、10年以上も前から分かっていた事業だし、計画が立てられてきたこと。2007年5月に新しい町長になり、議員の人数も6名も減って14名に。
そもそも、現在の処理場のリミットが2011年だと言うのに、それまでの行政は何をやっていたの?
当然、今回の問題が突然現れた問題ではなかったはず。誰かが、どこかで、楽で安易な選択をしてきた結果ではないだろうか?

こんがらがった糸口は、手を出して探さなければ見つからない。

今回のゴミ処理場の問題では、私はつくづく思う。
責任は結果を問うことではなくて、今、私たちが、あるいはその立場の人が、あるいはその職務の人が、考えて行動することなのだと。
後からついてくる「責任」をどうこうすることではないんだと。

それを、言葉で表現したアメリカの新大統領。
「そのとおり」と私は思った。
(でも、アメリカって国はあまり好きじゃないし、気をつけなきゃいけない国だとは思うけど)・・(それ以上に我が国の首相のコメントには、開いた口がふさがらなかったけどね・・)
posted by あとむ at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年01月18日

斜里町のゴミ処理場建設用地のこと

明日は、新廃棄物施設建設用地取得に関する特別委員会があります。

去る、1月12日には建設予定地の方の話を聞く機会がありましたことは、このブログでも報告しましたが、今後、その結果や、その後の動きをふまえて議会特別委員会ではどうしていくのかを話し合うのだと思います。

視察1

現在のゴミ埋め立て場は、使えなくなります。
この処理場は、本当に環境が悪く(25年ほど前の計画)、地域の人達にとっても本当に不快な施設でした。生ゴミの処理についても旧式の方法でした。

しかし、現在は施設の進歩はすばらしく、環境に対しても問題にない状態を実施できることが明確に打ち出されています。

これは、町内で医療系廃棄物を処理している、今回、斜里町が採用する方法と同じシステムで稼働している施設です。
視察2

もちろん、規模的にも、また、一般廃棄物意外に生ゴミの高速堆肥化施設、さらに搬入のためのヤード、最終処分施設など規模は比べものにはなりませんが、こうした施設を予定しています。
視察3

今回、地域の方々の話を伺い、私は、いくつかの問題点が整理されたと思っています。
予定地と地域の中心地までは6km以上あり、一番近い人家まで4km。
用地そのものを取り囲む林が緩衝帯として利用できます。

この緩衝帯を「隠すような場所」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、それは施設に対する意識の問題だと思います。もう、この時代に「臭いものに蓋」は通用しません。町のとってきた対応に問題がある・・と言う意見もありましたが、現在、地域と微妙なやりとりがあるために明記することはできませんが、対応の方法が不十分であることはもっともで、町はこれに対し責任をとらなくてはなりませんが、それ以前の「疑問」は、私の中に大きくあります。
いつか、聞いてみたい、調べたい問題です。

先にも書きましたが、地域とは何をもってしての地域でしょう。
地域以前に、私たちは斜里町民としての立ち位置を忘れてはならないのだと思うのですが。

明日は、どんな委員会になるのでしょう。


posted by あとむ at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり

2009年01月13日

特別委員会

「新一般廃棄物処理施設建設用地予算審査特別委員会」長い名前の特別委員会です。
その特別委員会で、建設予定地(希望地)の地域の方々の意見を聞く機会がありました。

 地平線
ウトロ高原から

私たちの生活から出てくるゴミ、その処理場は必要です。
この街の人、全てがそう思うでしょう。
どこかに建設しなければなりません。
その場所が「どうしてこの地域なんだ?」と言う疑問、不満。
できれば、だれも自分たちの地域にこんなものは「ほしくない」と、言うでしょう。

でも、自分たちの地域?ってなんでしょう。

当事者になって始めて関心を持つことも事実です。自分たちの街のことであっても。

今、斜里町はゴミ処理建設の計画が大きく遅れています。
すでに、一年分のゴミを処理できなくなります。
このままでは、さらに延びるかも知れません。

みんなで考えることも必要です。
でも、同時に、誰かが、どこかが計画を作らなくては進まないことも事実です。

地平線、こんなに近くても地平線です。

もう一度考えたい。「自分たちの地域」ってなに?
posted by あとむ at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年01月11日

除雪と新年

1月10日から11日にかけて、降り続く大雪。

昨日、1月10日はウトロ自治会主催の「新年交流会」が開催されました。自治会の役員とウトロ地域の官公庁関係の方が集まっての交流会です。
私も昨年より参加させていただいています。
会費が2000円・
昨夜は27〜8名の方がいらっしゃいました。

一昨日が観光協会ウトロ部会の新年交流会。40名弱の方の参加でした。

1月にはこのほかにもたくさんの新年行事が続きます。
ちなみに、低気圧で荒れている吹雪模様の今日は成人式があります。
この大雪の中、斜里まで車で出かけます。

雪はいつ降るのか予測が立ちません。
今日も朝早くから家の外で雪かきを始めましたが、今回の雪は重く、道路に積み上げられた雪の量は大変多く、車が通れるようにはできません。
しばらく待つと、除雪車が来てくれました。
おおきな「ハイド板?」と言うのかな・が、雪をぐんぐん押してくれます。
何度も往復しながら、家の前の雪がきれいに奥の方へ押しやられます。
まったく、ありがたく除雪してくれる人に深くお辞儀をするのが精一杯です。

  除雪1

ウトロ地域の除雪費用は一シーズンでおおよそ1500万円弱。
これは、町道だけの費用です。また、この中には歩道部分の除雪費用も含まれています。このほかに、ロードヒーティングの維持管理料などを含めますと、冬の生活対策で2500万円の費用がかかることになります。
ウトロ地区の人口は約1400名・・・
一人あたりに換算しますと、17000円強の費用がかかることになります。

これを無駄と見るか?等という議論はナンセンスですが、私たちの日常生活にとって死活問題にもなりかねない除雪作業。
ありがたい・・・と心より感謝しています。

余談ですが・・もう30年以上も前に、京都の大学の友人が論文でこのようなことを書きました。
「北海道の非効率な生活と経済」で、除雪費用、暖房費用が多くかかる北海道は日本にとってお荷物!と言う内容でした。旅仲間でしたが・・私は非常に不愉快で、北海道の広い大地が今後の日本の食糧基地にあることを訴えました。
その友人には、一度もジャガイモなんて送ってやるものか!と思いました。

たしかに厄介な大雪ではありますが・・この季節、気候が日本にとっても地球にとっても必要なことなのだと・・おおきな視点で捉えることの大切さ、もっと訴えて行きたいと思いますよね。

これ以上・・ひどくならないで欲しいですね。雪。
posted by あとむ at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと

2009年01月10日

消防の出初め式

1月6日 斜里町の消防団、出初め式に昨年に続き参加しました。

 消防1

町の中を分列行進します。
以前は、この「行進」を目にする機会は多かったように思えます。私は小さな集落で育った経験しかないのですが、それでも「行進」を目にした記憶は多いのですが、最近は?と言えば、なかなか「行進」は少ないように思えます。
「パレード」は時々ありますが、なんとなくイメージは「行進」とは違います。

「行進」の情景を嫌う人も居るとは思いますが、でも、消防の行進はとてもきれいで、それ以上に「規律」とか「連携」という動きが浮かびました。
地域の安全、安心を守るために存在する消防団。
それぞれ使命を受けて動く隊員の行う「行進」を見ながら、規則、決まり、礼節、指揮、統制という言葉がつながりました。

礼を重んじる、その後の式典での行動も、美しかった。

そんなことを思いながら、そう言えば昨年、議会でネクタイをするしないで議論をしていたことを思い出しました。
どのような姿勢で向かうのか。
きっとそれがポイントになるのでしょう。

 消防2

ゆめホールに移動して、「まとい」の披露がありましたが、これもまた、すばらしく新年の始めにこの姿を見ることができ、嬉しかったです。

消防団の方々の活動に敬意。

欲を言えば・・もう少し、こうして活動される方々と町民の方々の交流が図られると良いのに、と思いました。

posted by あとむ at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 議員活動

2009年01月05日

2009年・始まりました

2009年、今年もよろしくお願いします。

 湿原1
 釧路湿原・ハンノキ


年末から年明けまで、実家の方で過ごしました。
もう、何年も続いています。
東京で結婚し、その翌年に北海道へ来てから24年間、実家の家族と過ごしています。でも、その間に何度かは東京で過ごすこともありました。

父が亡くなるまで、亡くなってからもですが・・大晦日の行事、新年の行事があります。31日はみんな揃って「年取りの晩」。テーブルを囲んで一年間の労をねぎらいます。
翌日の元旦は、それぞれが初詣に出かけたり、寝ていたりしますが・・居間に朝陽が降り注ぎ暖かく、明るい中で、皆で揃って「お雑煮」をいただきます。子どもたちはお年玉をもらい、それぞれが一年の初めの挨拶をします。

少しまでまで、お正月はやはり特別でした。

いつからでしょう、元旦にスーパーマーケットやショッピングセンターが開いているようになったのは。何もすることのない、静かでもったりとした時間の元旦が懐かしい気がします。

さて、そんな中で、わが家がここ数年行う「初日の出」を見に行く行事。今年は元旦の朝は雲が立ち込み期待できないので、犬の散歩に出かけましたら、途中でまぶしい日差しに会いました。
気温も氷点下2度。それでも涙をぬぐいながら、今年一年の平和を祈りました。

 湿原2
 釧路湿原・朝陽


翌日、釧路湿原へ出かけました。
昨年と同じ場所へ行き、日の出を待ちましたが・・あいにく地平線から昇る朝陽にはなりませんでした。が、やはり気持ちが良く、茜に染まった空からやがて太陽が光りました。

様々な問題があります。
昨年末に「議会レポート 8」を発行することができましたが、斜里町のおおきな問題のゴミ処理場。「議会レポート」をご覧下さいね。
これからの斜里町の方向が示される「行財政改革」など、早急に取り組まなければならない問題がたくさんあります。

 湿原3
 釧路湿原・茜に

「大変だ〜。困った。まずいぞこれは。」と言う言葉が飛び交うことが多いのですが、なんとか良い方向へ向かうように皆が力を出し合い、つまらないしがらみや、欲、顕示欲、マイナス思考を持たずに、前向きに「できること」を探すために知恵を出しながら進めば、私は前に進むことができるのではないかと思っています。
「失敗」なんかありません。失敗するのは、起きてしまった問題の責任転嫁をするからです。
「大丈夫」皆の力を信じて、私たちが「良い」と思う方向へ進めるはず。

なんてことを考えながら・・昨年からの続き・・冷蔵庫の整理をする私です。

            今年もよろしくお願いします。


posted by あとむ at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと