1月10日から11日にかけて、降り続く大雪。
昨日、1月10日はウトロ自治会主催の「新年交流会」が開催されました。自治会の役員とウトロ地域の官公庁関係の方が集まっての交流会です。
私も昨年より参加させていただいています。
会費が2000円・
昨夜は27〜8名の方がいらっしゃいました。
一昨日が観光協会ウトロ部会の新年交流会。40名弱の方の参加でした。
1月にはこのほかにもたくさんの新年行事が続きます。
ちなみに、低気圧で荒れている吹雪模様の今日は成人式があります。
この大雪の中、斜里まで車で出かけます。
雪はいつ降るのか予測が立ちません。
今日も朝早くから家の外で雪かきを始めましたが、今回の雪は重く、道路に積み上げられた雪の量は大変多く、車が通れるようにはできません。
しばらく待つと、除雪車が来てくれました。
おおきな「ハイド板?」と言うのかな・が、雪をぐんぐん押してくれます。
何度も往復しながら、家の前の雪がきれいに奥の方へ押しやられます。
まったく、ありがたく除雪してくれる人に深くお辞儀をするのが精一杯です。

ウトロ地域の除雪費用は一シーズンでおおよそ1500万円弱。
これは、町道だけの費用です。また、この中には歩道部分の除雪費用も含まれています。このほかに、ロードヒーティングの維持管理料などを含めますと、冬の生活対策で2500万円の費用がかかることになります。
ウトロ地区の人口は約1400名・・・
一人あたりに換算しますと、17000円強の費用がかかることになります。
これを無駄と見るか?等という議論はナンセンスですが、私たちの日常生活にとって死活問題にもなりかねない除雪作業。
ありがたい・・・と心より感謝しています。
余談ですが・・もう30年以上も前に、京都の大学の友人が論文でこのようなことを書きました。
「北海道の非効率な生活と経済」で、除雪費用、暖房費用が多くかかる北海道は日本にとってお荷物!と言う内容でした。旅仲間でしたが・・私は非常に不愉快で、北海道の広い大地が今後の日本の食糧基地にあることを訴えました。
その友人には、一度もジャガイモなんて送ってやるものか!と思いました。
たしかに厄介な大雪ではありますが・・この季節、気候が日本にとっても地球にとっても必要なことなのだと・・おおきな視点で捉えることの大切さ、もっと訴えて行きたいと思いますよね。
これ以上・・ひどくならないで欲しいですね。雪。