知床は雪景色になったよ。
これは、11月1日

11月16日、夜7時から斜里町のゆめホール会議室で、自治会の会長さんと自治会連合会の役員のみなさんと、町議との「懇談会」がありました。
座席のレイアウトも、そこに漂う雰囲気も、そして妙に緊張した先輩議員。
中には体調を崩して入院中にもかかわらず、病院を抜け出してまで「今入院中だから」と欠席を告げて病院に戻っていった議員さんもいた。
「地域イベントや催しに議員の参加が少ない」との声があり、それぞれの議員が自分のスタンスや現状を話す。
「水道料金の値上げを承認したことについて民意ではない」とも言われ、さらには11月22日に議案として提案される職員給与についても質問が出た。
このような会や集まりは、もっと自由に、フランクにそして批判ありきで始めたりしなければ、もっと開催されても良いんじゃないかと思う。
というか、開催した方が良いんじゃないか〜と思うほど、皆さんには自分たちの意志が、どうも議会に伝わらない・・というジレンマを感じた。
同時に、議員の考えについてもオープンじゃない、と思った。
11月22日は第8回臨時議会が開催され、先に書いた「職員給与」に関する議案が提案された。人事院勧告に従い、給与アップ。
私はこの議案にたいして「反対」を決断しました。
この勧告は8月にあったものです。
町長は行政改革に積極的に取り組む・・ことで当選したのだと思っています。
*ここでポイントですが・・
私は人事院勧告を否定はしませんし、また、行財政改革は職員の給与削減を中心に行うべきではないと考えています。
また、今回の勧告は若年職員の給与是正が主な目的です。また、民間と比べて・・と言う意見にたいしてもどこの民間と比較?と言う点では曖昧な意見だと思っています。
ですから、賛成でもと思いましたが・・・
私がせっかちでしょうか?もっと急いで改革に取り組むべきだと思いますが、今のところなにも見えてきません。
職員と町長が一丸となるような雰囲気も感じられません。
ましてや、職員も「早くなんとか改革が必要」と思っています。
にもかかわらず・・。
結局、賛成反対の議論がされましたが(私はこの議会で初めて、反対討論に対する賛成討論を聞きました!)採決では、皆さんが賛成されて可決されました。
私の反対は・・
危機感を持って欲しいから、
現実を見据えて前倒しで行革を進める意志が見えなかったから、
との意志を示したものです。
町長は「21年度の改革で職員の給与はガッパリ削減せざるを得ないから・・」との言葉もありましたが、だから、今回は?とも聞こえ、なおさら危機感を感じました。
だったら、ここで厳しい中で職員と一緒に知恵を・・と思うのです。
それにしても・・議員の「会派」って、自分で何も考えなくても大勢に従えば良い、と言うスタンスでなんだか情けないです。「会派」内でチロチロ様子をうかがいながら・・どうするか決める、なんて、ね〜。
ほらね、真っ白でしょう?
11月16日です。